SARS2発生から119週目

陽性者数は過去13番目(+4)に多い。先週比は全国86%、東京81%。最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が過去69番目(+27)、東京が79番目(+24)の多さとなった。増加に転じてから103%。

全国の一日の増加比は、73~98%、東京は76~95%。全国、東京共に10%以上減少し、オミクロンの感染爆発以降最も少ない水準となった。それでも去年夏の2倍近い。来週以降は祝日が増えるため、実際よりも陽性者数が少なくなる。微減くらいなら実際は横ばいだと考えた方が良いだろう。

感染状況が目立って改善しない中、また身近で中止されていた行事が復活しそうな気配がある。頑なに自粛してきた人々にどういう心境の変化があったのか。元からあまり意識が変わっていない自分にとっては、よくわからない。

120週目の月曜は全国102%、東京90%。かつては一日でも増加比が上回れば拡大期に転じ、下回れば収束期だと断言できたが、もはやそうとも言い切れなくなった。月曜の増加比が他より高い事も低い事もある。ただ何となく、全国は微増くらいになるように思われる。

重症者数は平均203人(-124)、死亡者数は285人(-54)。

接種62週目。新規接種者は15万人程度で、接種率は81.4%程度。接種開始から62週も経過していれば、単純に考えても接種者のうち数十万人は死亡していると思われる。現在の人口と接種人数から接種率を算出しているとすれば、実際には数%低いのではないか。統計から死亡者を除外するような処理をしているとは思えない。

非接種者へのバッシングが強化されている。供給や接種体制が叩けないから、人の意識を非難するという事か。接種券すら届いていない人間がどうやって接種しろというのか。

今まで公式的には謳われていなかった感染予防効果についても、政府のパンフレットなどに記載されるようになっていた。ただいきなり「時間が経つと感染予防効果が低下する」と書かれているだけで、肝心の効果そのものがどの程度あるのかについては触れていない。