SARS2発生から120週目

陽性者数は過去15番目(+2)に多い。先週比は全国85%、東京78%。最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が過去75番目(+6)、東京が84番目(+5)の多さとなった。冬のピークから38%。116週目から2週増加したが再び減少し、拡大期以降の最小値となった。

全国の一日の増加比は、祝日を除いて70~102%、東京は64~90%。連休の狭間という事もあり、実際の感染状況はよくわからない。実際には微減くらいか。来週は更に祝日の数が増え、もっと実態から遠ざかる。

日本の抗体保有率は5%前後だという。陽性確認者数よりも少ない。検査できていない感染者がいる以上、重複などがいくらあろうと、実際の感染者数は陽性確認者数よりずっと多いと思っていた。何故こんな事が起こるのかわからない。

4月中に再拡大し、連休中には最低でもまん防が実施されると思っていた。再拡大もせず、かといって激減もせず、ゆるやかな減少のまま、まん防も実施されなかった。陽性者数だけを見ると何一つ状況は変わっていない中、少しずつ雪解けムードになって来ているらしい。放送協会も、一時は都の陽性者発表後1分以内に速報を出していたのが、最近は5分経過しても記事を出していない事が多い。自分自身は緊急事態宣言中にイベントを見に行く程度には何も警戒していなかったのだが、マスコミ的にはずっと恐ろしい感染症ではなかったのか。いつどのタイミングで「もういいか」というムードになった?わからん。

重症者数は平均175人(-28)、死亡者数は293人(+8)。

121週目月曜は全国78%、東京77%。一応は平日とはいえ連休の最中であり、何とも評価できない。