SARS2発生から168週目

陽性者数

  • 減少12週目
  • 5類まで残り6週
  • 過去71番目(+1)の多さ
  • 先週比…全国99%、東京123%
  • 一日の増加比(祝日除く)…全国78~104%、東京96~131%
  • 最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が470番目(+5)、東京が496番目(-19)の多さ。
  • 減少に転じてから4.0%。

増加に転じたかと思われたが、全国は先週比を下回る日もあり、横ばいとなった。一方東京は微増傾向にある。全国と東京の増加比の差が大きく、東京の割合が13%まで増加した。13%を超えたのは去年の夏以来である。

去年は同時期に2週増えて再び減少に転じた。今年もそうなるかどうかは、この1、2週でわかるだろう。いずれにせよ急速に拡大するとは考えにくく、分類変更が中止されるという最悪の展開にはならないはずである。問題は横ばいや微増程度で移行した場合、全数把握停止が逆に自粛ムードを引き起こす可能性がある事だ。「ウイルスが消えたわけではない」というわかりきった事を言い出す専門家や知事も出て来るだろう。撲滅宣言などしていない。ウイルスが消えない事を前提に、適した分類に変更するという事である。

日本国民に社会正常化をする気があるのかどうか、5月に試される。段階的に移行などと片腹痛い事を言っていてはいけない。日本人には段階などない。マスク緩和から一ヶ月経っても、目に見えた変化がほとんどない。段階など作れないからだ。

169週目月曜は全国111%、東京118%。

重症、死亡

  • 重症者数…平均64(-5)
  • 死亡者数…206人(-30)