SARS2発生から116週目

陽性者数は過去9番目(-1)に多い。減少は7週で終わり、増加に転じた。先週比は全国117%、東京118%。最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が過去47番目(-6)、東京が45番目(-4)の多さとなった。

全国の一日の増加比は、祝日の翌日を除いて103~131%、東京は93~148%。増加に転じたばかりであり、まだ緩やかな増加である。祝日の影響を考えれば、実際には10%未満の微増と言って良い。拡大期に入った事は間違いないだろう。もっとも今回ばかりはろくに減少していない本当の高止まりであり、そもそも収束期があったのかも疑問だ。元の数が大きすぎるだけに、1月のような急増はない。今から1000倍増えると週3億人が感染する事になる。今から子づくりしても間に合わない。その前に検査が追い付かないから、どのみち数値上は劇的には増えないだろう。この際日本が出せる限界の陽性確認数を出してみてはどうか。そうすれば金輪際マスコミは最多と騒げなくなる。今後更に検査数を拡大する事もないだろう。検査で感染を抑え込めるわけでもない。

117週目の月曜は全国101%、東京96%。先週より増加比が下がっている。実に煮え切らない。うじうじしている。

重症者数は平均574人(-221)、死亡者数は519人(-129)。陽性者数が増加に転じたとなると、3週前後で重症者数なども増加に転じる事になる。死亡者は依然去年夏より多い水準となっている。ワクチンに効果があるのならば、今後陽性者数の増加とは違う流れにならねばおかしい。

接種59週目。1回目の接種人数が25万人増加した。