Bloodstained:Ritual of the Night 7日目

+3時間5分

気まぐれでモンスターを狩りつつ、基本的にはストーリーを進めた。新しいエリアや新しい敵が出て来ても、苦戦する事はない。ドラキュラシリーズはもう少し緊張感があったはずだ。魔法が強すぎるのか。1周目からハードモードにしておけば良かったのかも知れない。

月下でもおなじみの使い魔の召喚もできるようになった。画面を常に味方の使い魔がウロウロしている。そのせいかゲームの挙動がおかしい場面が増えたように思う。フリーズするのではないかと思うと気が気ではない。何故今更ファミコンのようにビクビクしながらゲームをしなければならないのか。

塔で巨大なドラゴンのボスが登場した。戦闘の最中にボスがいる場所から落ちてしまう。バグだったのか何だったのかよくわからない。ボスがいる場所に戻ろうにも、巨大な体が邪魔で顔の場所には戻れない。体そのものにも当たり判定があり、こちらの攻撃でダメージを与える事ができる。向こうからの攻撃は届かない。主人公が最初にいた場所を延々と攻撃しているだけである。シッポと思しき場所をチマチマ攻撃していると倒せた。こんな間抜けなボス戦があるとは思えない。バグなのか。

1時間ほど停滞した。どこへ進めばいいのか全くわからない。この手のゲームに行き詰った場合の解決方法は、移動手段を増やすか、重要アイテムを手に入れるかのどちらかで、今までの経験上、隠し扉の発見や雑魚のドロップアイテムが進行上必要になる事はない。ボスを倒した時に手に入ったのは臭化なんたらかんたらで、それを持った状態でショップに行くと自分の写真が手に入った。写真を提示するような場面に全く心当たりがない。本人が自分の写真を出す意味がない。今時のゲームの割にはマップは意外と不親切で、どこに何があるのか全くわからない。

今まで美容師やアルカードのような吸血鬼と出会ってきたが、広大な城のどこにいたのか覚えてなどいない。ほぼ総当たりで今まで行った箇所を周り、美容師を発見する。しかし全く関係なかった。主人公の見た目をカスタマイズするために用意された人物であり、進行とは関係なさそうだ。吸血鬼の方は画面を保存して場所はすぐわかった。こちらも強化アイテムを借りるための人物でしかないと思いきや、列車に乘る方法を教えられるイベントが発生し、列車に乗るには写真が必要という、若干釈然としない展開になった。吸血鬼が列車について知っているという情報などあったか?RPGのように行き詰る度話を聞きに行けという事なのか。

その後は順調に進展した。一時斬月という悪魔全憎みマンと行動を共にした。主人公が敵に30程度のダメージを与えている中、斬月は300以上のダメージを与えていた。ボス戦でも共闘し、敵の攻撃を全てガードしていた。これは設定上もそれくらい強いという事か。主人公では進めないような場所も身体能力で進んでいるような描写があったから、恐らくそういう事なのだろう。このキャラでプレイできるモードは間違いなくあるだろうが、さすがに攻撃力は弱体化しているはずだ。そこそこ進んだ今300ダメージでは、最終ボスも楽勝だろう。

スピードを誇るボスと戦った。ドラキュラシリーズで、あからさまにジョジョのディオが元ネタのボスがいた事を思い出した。今回のボスもジョジョシリーズかどうかは知らないが、何らかの元ネタはありそうだ。バトル漫画などにおいてスピードを誇る敵はだいたい扱いが悪い。本来スピードは何にも勝る武器なのだが、非力とかスタミナがないとか、いろいろな理由を付けられて弱くなる。相手が避ける暇もなく攻撃できるという強みも、強者は何故かそれ以上の早さで反応して対処している。ジョジョ第6部の場合は本当に強く、主人公一味をほぼ全滅させた。ただあれは作品をぶっ壊す覚悟がなければできない。