ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 39日目

+2時間20分(53時間50分)

ひたすらクエストを消化する。面倒臭そうなもの2つを除き、受注したものは全てクリアした。報酬がキャラクターのパワーアップになっているクエストが何個かあり、魔力が100増えるといった雑なパワーアップだった。ある程度やり込まないと邪神には勝てないという事なのだろう。そういう場合はまず戦ってみて絶望感を覚えてから、修行して勝てるようになった方が心地良いはずだ。クエストを一通りクリアしたくらいではまだ勝てないだろう。まだ竜にも勝てる気がしない。

紛らわしいのは、クエスト以外にも実質的なクエストが何個もある事だ。そういうクエストはクエストリストにも載らず、進捗度もわからず、次の目的もわからない。ヤヤクに何か依頼したが、何を依頼されたのかもう覚えていない。今はメモなど取らずともスクリーンショット機能があるものの、あまり活用できていない。

デルカダール城ではホメロスの亡霊が出現した。ここ以外でも、時々魔王出現後の映像が現れるし、「会った事がある気がする」などと仲間が語る事がある。時間は巻き戻されたが、一切なかった事にはなっていないという事なのだろう。結局主人公という個人が過去の世界に移動したのではなく、世界の時間そのものが巻き戻ったという事か?ドラゴンボールのトランクスの場合は、過去に移動しても未来の世界は並行世界として存在し続けた。この作品での未来の世界は、あり得た現実として微かに記憶されているだけで、どこにも存在しないという事だ。

ストーリーを進める。どこに行って仲間と会話しても、カミュは壊れたテープレコーダーのように苗木がどうとかと同じ事を喋る。一人は必ず次の目的を話す役目になるのだろうが、色んな寄り道要素がある時はなかなかストーリーを進めないから、より壊れたラジカセ感が強くなる。何故急にラジオ機能が付いたのか?テプレコとは略さないしテープレコーダーじゃ長いからだ。

ローシュは邪神にとどめを刺す寸前に仲間のウラノスに殺され、セニカはヨッチ族のでかいやつに変身し、ウラノスは実はウルノーガになり、ウルノーガの善の部分が神様じゃなくて預言者だったという情報過多の事実が明らかになる。勇者のHPは500や600くらいはあり、魔法使い(多分)の一撃ではせいぜい100ダメージくらいしか受けないだろうが、所詮それはゲーム上の数値であり、実際には魔法使いの一撃でも死ぬわけね?そしてザオリクでは蘇らないわけね?ザオラルザオリクはゲーム上にしか存在しない呪文なのか。話の上でも存在すると、どういう効果なのかわからない。漫画などでも基本的には存在しないか、使い手がいない事になっている。人を生き返らせる技が存在しても、必ずしも緊張感は損なわれない。時間制限がある、肉体の損傷度合いによっては不可能といった制限を付ければいい。ただ最終的にそういう制約が崩れる事は多い。ドラゴンボールは回数制限が撤廃され、肉体の損傷云々の制約があったシャーマンキングも、最終的にはあまり関係なくなった。ザオラルザオリクの場合は時間制限が妥当か。数分以内なら蘇生可能というくらいなら、緊張感は損なわれない。もっとも漫画などで、ザオラルで蘇った次の瞬間また殺されるという事を繰り返せばギャグになる。

邪神を倒した一角が、邪神からパワーを貰ってウルノーガ程度の強さになるのでは効率が悪くないか。設定上のウルノーガはもっと強いのか、ウラノスが元々足手まといで全然役に立っていなかったのか。ストーリー上では、魔王の剣がなければ勇者は力を貰ったホメロスにさえ歯が立たなかったわけだから、十分強くなっていると解釈できるか。ウラノスの裏切りは衝撃的な展開ではない。だって良く知らんし。どなたですか?ローシュと共に邪神を討伐した魔法使いのウラノスです。お入りください、ありがとう。