ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 43日目

+3時間(63時間50分)

寒い。こたつから出られない。何もする気力が沸かない。それで気が付いたら3時間である。普通の据え置きゲーム機ではこうはいかない。疲れて3時間もプレイできない。Switchは実に良くない。ドラクエも本編プレイ中と違って、これといった新鮮な出来事がなく長時間プレイしても疲れにくくなる。新しい街で情報収集してダンジョンを探索してボスを倒すという一連の流れは1時間でも疲れるが、使い回しダンジョンを探索するだけではあまり疲れない。面白いかと言われると微妙だ。中毒性はあるのだろう。すごい時間の無駄だと感じる。だがゲームをしなければ有意義に時間を使えるのか?と言えばNOである。

ネルセンの迷宮を全てクリアする。最後の試練の敵も半端な強さだった。魔王ルートならともかく、邪神ルートのボスより弱いのが解せない。試練にクリアする度、願い事が一つ叶うという褒美が与えられた。幸せになりたいという願い事を選ぶと、相手の一覧が表示される。意味がわからないままエマを選択すると、結婚した事になっていた。しかし願い事のリストからは消えていない。仮想結婚という事か?意味がよくわからない。

迷宮で最後の冒険の書を入手する。最後にふさわしく、ロンダルキアの洞窟が舞台だった。だがクエストそのものは特に難しいものでもなく、ボスも強くはなかった。全ての冒険の書を元に戻すと、新たな冒険の書が出現。そこには頑張って歴代魔王に姿を似せた、色違いのモンスターが待ち構えていた。何故ご本人ではないのか?魔王の間に序列を作りたくないという事なのかも知れない。しかし半端なモノマネモンスターとの戦いでは、気分は高揚しない。

1層は1~3の魔王もどき、2層は4~6の魔王もどきとの戦いだった。1層は簡単に倒せたが、2層は何度も全滅した。先が気になるからレベル上げや強化などはしたくない。ベロニカとセーニャを事前にゾーン状態にしておき、初っ端からクロスマダンテを浴びせるという作戦に出る。それでも敵の攻撃が強力過ぎて思うように勝てない。何度か繰り返してようやく勝った。

3層は7と8の魔王もどき2体のみだった。ここも同じようにマダンテ作戦で戦う。これで一旦終わりかと思えば、続けて9と10の魔王もどきが現れて連戦となった。10の魔王もどきは、有無を言わさず即死させる技を使う。メッセージスピードが早く、何が何だかわからないうちにあっという間に一人殺されるのだから、腹が立つのは当たり前だ。何とか一体撃破して勝利が見えたかと思ったが、仲間のMPがほぼ尽きた上、敵は頻繁に瞑想でHPを回復する。MPが尽きるとこちらの与えるダメージは極端に少なくなる。最終的にはほぼ通常攻撃のみとなった。それで瞑想の回復量を上回っているとは思えず、勝ち目は全くないと思われた。いっそ早く全滅しろと思っても、なかなか全滅しない。グダグダと戦いが続く中、MPが尽きていよいよ後は殺されるだけだと思っている矢先に、敵の方が先に倒れた。1ターンに与えるダメージは200程度だったはずだ。瞑想の回復量はそれほどでもなかったのか。勝てるとは思っていなかったものの、戦いが長引き過ぎた事によるイライラと疲れで、喜びは薄かった。

いよいよ歴史修正主義者の黒幕との対面となった。邪神の色違いだった。どういう期待をしていたという事もないが、何かがっかりした。元々邪神の見た目が好きではない。気持ち悪い。これがこのゲームにおける最後の敵という事なのだろう。おまけのボスが最終ボスの色違いというのもがっかりの要因である。最終ボスはあくまでウルノーガで、おまけのボスこそが邪神であり、これはおまけの更におまけという事なのかも知れない。色違いでありながら、一方は邪神ニズゼルファで、一方は時の破壊者というのも統一感がない。時の破壊者のどなたですか?名前は?おうちは?全く新しいグラフィックにしろという事ではなく、雑魚の色違いでも良かった。

とりあえず戦う。また状態異常パターンだった。毎回数人が行動不能になる。面白くない。本当にドラクエ11はハメ殺しばかりだ。魔王もどきもそういう行動を多用してきた。強力な呪文や特技を増やした結果、それを使わせないという手段で帳尻を合わせたという感じがする。状態異常を100%防ぐ術がないのなら、対策用の装備を揃えてさえ運任せの要素が強いという事だ。さすがにこの敵も倒してしまうと、ゲームを続ける気力が沸かなくなるだろう。次に挑むのは他の事を十分してからにする。