ロックマン11 運命の歯車!! 15日目

+3時間10分(17時間20分)

エキスパートモードを最初からやり直す。ノーコンテニュークリアと同時に称号を取ろうと考えた。だがそれが失敗だった。E缶を使ってさっさと倒したブロックマンは、E缶なしでは地獄だった。道中も何故か昨日より難しく感じる。敵がネジしか落とさない事が今更わかった。ボスまでたどり着いても昨日より苦戦する。降って来るブロックさえ避けられない。体力を7割くらい減らすと巨大化してゲージが回復する。意味がわからない。ボスがE缶を使うな。更に巨大化したボスの攻撃は一切避けられず、ダメージもでかい。勝てるわけがない。

1時間以上同じ事を繰り返しさせられた。戦闘力が高ければ地球の1/10を吹っ飛ばすほどの怒りを覚えた。残念ながら低いから菓子の袋が吹っ飛ぶくらいだ。全くらちが明かず、ボスラッシュモードで練習する。体当たりもブロックも何一つ避けられなかったが、敵の攻撃パターンがわかり、巨大化するまではダメージを受けなくなった。ブロックマンは小走り状態の時、こちらが攻撃を仕掛けるまでは何もしない。延々と走り続ける。完全に待ち一辺倒の迎撃型(カウンタータイプ)……!!バスターを撃つと、ロックマンめがけてジャンプする。これは普通に歩いて回避できる。至近距離で撃てばブロックマンがバスターを避ける事はない。その後ブロックを大量に降らす。ブロックマンの着地点は画面端に近くなるようにして、降らす寸前まではブロックマンの近くで待機する。降り始める頃からスライディングで逆方向に逃げれば、ブロックに当たる事はない。ブロックの隙間でやり過ごすより確実に回避が可能である。

巨大化までダメージを受ける事がなくなれば、さすがに勝てるだろうと考えた。だがこれも間違いだった。このゲームが予想している以上にうんこだった。このゲームというより、ブロックマンだけおかしいのである。体力が回復するし、異常に強い。ワイリーステージのボスでも全く違和感なく溶け込むだろう。巨大化ブロックマンの攻撃を受けると、ライフ満タンでも2発で死ぬ。いくらそれまで完璧に戦ってもそれで終わりだ。何度やっても同じだった。クイズ番組の最終問題みたいなクソ展開を何回も見せられたら、そりゃ明日食う予定の菓子も今食うわ。急いで菓子を食わないと怒りで何かがアレしそうだった。近所中に聞こえるかも知れない声で喚き散らした。通報したければするがいい。ブロックマンが如何に強いかを警察に訴えてやる。

2時間近くプレイして、結局諦めるという辛酸をなめる事になった。どう考えても100%絶対無理。勝てない。不可能。ノーコンテニューと一緒に達成しようとするから、しなくていい苦労をする事になる。ただこの苦労も最初だけである。だから意地になってやり続けた。最初のステージさえクリアすれば、ネジで残機を買い足せる。ネジが足りなければ集めればいい。

最初の標的をツンドラに変える。ロックバスターで勝てそうなボスもいないから、戦い慣れたブロックマンで良いと考えたのも誤りだったのだろう。多少苦労はしつつも、ブロックマンの比ではない楽さでクリア。その後残機を増やしE缶も購入した上でブロックマンに報復する。E缶を使いはしたが、結局ライフ満タンで買った。つまりE缶なしでも勝てていたわけだ。精神的な余裕という要素は大きいとはいえ、腑に落ちないものがある。あとはもう常時残機が多い状態でゆるゆるプレイすれば終わりだ。終わりだよな。まさか9機とE缶9個費やしても勝てないボスがいるとは思えない。

更に1時間。ボンバーマン(仮称)以外のステージをクリア。恐ろしい事実に気付く。ノーコンテニューという条件を達成するためには、最初のステージはアイテムなしでクリアしなければならないと思っていた。ゲームオーバーにならない限りアイテムを買えないからだ。というのが長年ロックマンをプレイしてきた上での思い込みだった。今作はゲームオーバーにならずとも、ステージを一旦抜けてアイテムを購入する事が可能である。つまり適度にネジを集めてステージを抜け、アイテムを買えばそれで良く、2時間もかけてブロックマンと戦う必要など全くなかった。もういやだ。ロアンヌで口切るし。厄日だ。海に行きたい。