今週もひどいドラゴンボールGT #58(2周目)

GTの悪役のセリフは本当に冴えない。威厳や風格という概念がない。一星龍は威厳のある王道のボスにする狙いがあったのだと思うが、「グッバイ」「死んじゃったのか?」といったどうしようもないセリフを吐かせる。

雑魚集団と共にビーデルやチチまで現れる。なんで、敵前でごにょごにょ話してるの?困った時のサイヤパワー分配。もはや雑魚は戦力ですらなく、ただのあれだ。ロボビタン要員だ。野菜を食べていないウーブは時間稼ぎ要員だった。戦う出番があるだけまだ他よりはマシなのだろう。次を託された割に扱いは小さいが、サイヤ人よりはまだいい。多分楽屋に置いてる弁当もサイヤ人より1ランク上だ。なんとか御膳みたいなやつだ。サイヤ人は多分ランチパック。1ランクどころではなかった。

必要以上にパワーを貰ったらしい悟空。まだ目が見えていないようだった。目を開いている事もあったと思うが、ずっと一貫して見えていなかったのか。この見えていない展開に何の意味があるのかわからない。北斗の拳でも似たような展開があった。ケンシロウラオウとの戦いを天才軍師リハクに邪魔されて視力を一時的に失い、それが何か重大な展開になるのかと思えば、その後なんか普通に回復した。

味方を不利な状況にするのは、それを解消した時に逆転するためのフリであると言える。不利だけに。そしてパワーをくれ方式で形勢逆転となった。簡単やね。