今週もひどいドラゴンボールGT #33

何故悟空のしっぽを再生させるという話になっているのかわからない。ちゃんと見てないのに感想もクソもねえやな。小銭を稼ぎながら片手間に見ているから仕方ない。

ベビーは悟空の事を「悟空」と呼ぶ。以前の感想でも触れたが、敵は極力馴れ馴れしい印象を持たせないように呼び方を考えるものである。憎きサイヤ人なのだから、この場合せめて「孫悟空」と呼ぶのが正しいように思う。大方のキャラクターは名前しかないから名前を呼ぶしかないが、名字があるなら有効に使って欲しい。

ブウというキャラクターを消滅させてまでパワーアップしたウーブだが、菓子化光線を多用するも押し合いに負けてあっさりチョコにされた。「チョコレートのように甘い奴だったな」とわけのわからない事を言いながら、そのチョコを食べるベビー。この辺のセリフからセンスが感じられないのである。面白いセリフだが、この場合の面白いはストーリーが面白いといった意味とは違う。笑わせる意図があったようには感じられない。「どうした悟空、死んじゃったのか?」に通じるものがある。

ウーブがやられた直後に悟空が駆け付け、ベビーはチョコレートをクチャクチャ食いながら対応していた。ツフル人の王の血だか遺伝子だかデータだかが入っていても、食いながら喋る。しつけって大事だね。ベビーはチョコレートを食べても特にパワーアップした様子はない。菓子を食べてパワーアップするのは分裂したブウの時だけという事なのだろう。それにしても未来を担うはずの弟子がやられても、悟空はあっさりしたものだった。

しっぽを再生させると潜在的な力が現れるらしい。だが実際には全く強くなっておらず、すぐにやられる。ウーブとの戦いと比較する限り、ウーブは超サイヤ人3の悟空よりも強そうではある。

負けた悟空は地球を見て大猿に変身。サイヤ人は月を見て大猿に変身する。何故か知らないが、月の光にのみブルーツ波が含まれるからである。この場合の月とは太陽系の地球の月の事ではなく、惑星について回る衛星の事を指している。地球の光にブルーツ波は含まれているのだろうか。ベジータの言う月が固有の月の事で、近い天体ならば何でも良いと解釈するのは無理があるだろう。異星人のサイヤ人が月と言った場合は衛星と考えるのが妥当だ。だから地球がプラント星の衛星になっていたと解釈すべきではなかろうか。このくらい無茶苦茶な事を言わないと解決できない。