FINAL FANTASY TACTICS 11日目

+35分
敵前逃亡してうまい飯が食えるか。屈辱だ。俺は馬鹿じゃねえ。将来が約束されている。いつか鉄道会社のダイヤを狂わせるという大切な任務が待っている。あるいはタンスでも作るか。
イグーロス城にショップがある事を発見し、最強試着を試す。その店に売っている品物の中で、最も強くなれる装備の組み合わせを教えてくれるコマンドである。安い剣を携え、靴だけを履いていた変態ナイト達が、安価で立派な騎士に変身した。はー……やってらんねー。ひのきのぼうとぬののふくで冒険に出てた感じなのかよ。なんなんだよ。Q.どうしてこのゲームはこれほど難しいのか? A.装備が整っていないから。あーそうですか。
ナイトの装備を整えたくらいでどうにかなるとは限らない。限らない事もなかった。まー順当に普通に勝った。楽勝ではない。ただ敵とのレベル差を考えれば、想定できる程度の苦戦だ。これでは絶望などするはずがない。何だったのだろう昨日の苦しみは。何度やっても勝てず、どうすればよいかもわからない。昨日今日ゲームを始めたばかりでもあるまいに、メジャーなゲームの序盤で進めなくなるほど、自分には能力がなかったのかと嘆いた。ショップがガリランドにしかないと思い込んでいたのはミスだが、しかしこの点はシミュレーションRPGに慣れていないという言い訳で十分だ。結局このまま続けるしかない。このゲームが難しい事に変わりはない。詰まるのが少し伸びただけかも知れない。