今週も間延びしているドラゴンボールZ #163

「まだ気が入ってないのに恐ろしい気だ」の意味がよくわからない。まず「気が入る/入らない」という概念がわからない。「まだ意識がはっきりしていない状態なのに」という意味であろうとは思う。
ベジータを救出するクリリンが、突然ベジータを非難し始める。プライドのせいで完全体が生まれた、その結果がこのざまだ。お前なんかよりずっと強くなったトランクスの戦いを見れないのも下らないプライドのせいだ。俺にとってはどうでもいい奴だが、トランクスにとってはそうではないらしい、云々。
セルが完全体になったのは、ベジータクリリンの共同作業のせいではないか。これではクリリンは「さっきまで自分が悪いと言っていたのが、突然ベジータのせいにすることを思いついた外道」になる。情緒が不安定だ。そういえば先週は自分への怒りをセルへの怒りに変えていた。しかも公然と非難するならまだしも、相手が気絶しているのを良い事にこそこそ非難している。後々クリリンは、息子のために怒るベジータに「ドラゴンボールで生き返ったんだから余計な事をするな」というような事を言う。この性格じゃ、悟空に親友だとは言わせられないと思う。トランクスの死にベジータが怒り狂った事を、トランクス本人に伝えたのはヤムチャだった。ではクリリンは何をした。セル戦終盤から18号に夢中か。ナウゲッタチャンスだもんな。しょうがない。