今週も間延びしているドラゴンボールZ #160

完全体になるまで非常にたっぷり時間が取られている。さあいよいよ変身完了かというところで、何の関係もないカメハウスに場面が転換。セルの放つ気の影響で水没しかかっていた。無駄なシーンを経由して変身が完了。その時間7分。そしてまたカメハウスに場面転換。美しくねえなあ。脚本家は血反吐吐いてるよね?こんな作品を生み出さなければならないストレスで、胃が鼻から出て来ているべきだ。
完全体になったセルを置き去りにして、今度は時の部屋の修行シーンになった。原作では描かれなかった、悟飯が超サイヤ人になる経緯が描かれる。よく見ていないが(見ろよ)、自分への怒りで目覚めたという事だろうか。
セルにクリリンだけでなくトランクスも攻撃していた。しかしトランクスは攻撃を途中でやめ、クリリンだけが攻撃を続ける。完全体に変身する時は「オレが18号を破壊しておけば」と後悔しておきながら、変身が完了すると突然「よくも18号を」と怒る。時間稼ぎのためにクリリンの情緒がおかしくなった。責任転嫁する矛先を思いついたと言えなくもない。
クリリン気円斬を繰り出すも、セルの首は切れず掻き消える。「フリーザの体は切り裂いたのに」と言っている事から、格上に通じる技であると脚本家も知った上の事らしい。それだけセルがすごいと言いたいのだろう。確かに今更気円斬が効かないと考えても不思議ではない。昔はこういうシーンがあると知った時は、ふざけんじゃねえぞてめえコノヤロウと思った気がするが、今見ると特に何も感じなかった。そりゃあまあ、効かないだろう。セルに限らず。ただ原作では気円斬の限界が提示されていなかったから、アニメがそれを決めて良いのかという問題はある。