零 〜月蝕の仮面〜 15日目

+1時間30分

灯台からやり直し。幸いセーブポイントと親父出現ポイントの間に扉はない。つまり出入口を塞がれる可能性はない。いくらなんでも通れた道を通れなくはしないだろう。親父は空間をねじ曲げる能力者だから、100%とは言えない。第1親父を倒してからセーブポイントに戻る。さすがに問題なかった。セーブ後リセットし、もう一度上る。第1親父は出現しない。リセットすると復活しているという不安もあったが、それもないようだ。警戒しすぎだが、それだけ昨日の展開が堪えた。

第2親父、第3親父も撃破する。やはり空間をねじ曲げていたようだ。明らかに前回よりも移動距離が短い。随分凝った事をするものだ。そのために灯台を造ったのか、灯台を造った後で「ループさせたらいいんじゃね?」と誰かが提案したのか。

親父3連を倒した後も当然セーブポイントに戻れた。これなら随分違った評価になる。他のシリーズは最終ボス前の前哨戦後にセーブできなかった作品もあった気がする。それでも全く同じ怨霊と3回連続、少し前のも含めれば4回連続という点は一切評価できないが、最終ボスとピアノだけなら「最悪」から「かなり嫌」程度にはなる。最終ボスを倒した後にも戻れるなら「かなり嫌」から「相当嫌」に下がる。上がってんの下がってんの?しかし移動距離はひたすら長い。流歌が息を切らせるのも頷ける。怨霊に掴みかかられるより体力を消耗しそうだ。

灯台から最終ボスの場所まで移動するのに5分以上かかった。普通にリアルな移動時間だ。一番上まで上がると戻る手段はない。ボスを倒してから戻るという事はさすがに不可能らしい。

ボスは問題なく倒す。最大の難関はピアノだ。わずかなズレも許されない。1回目は失敗。ここで練習させろとは言わないが、せめて他の場所にあるピアノで練習くらいさせてくれたっていいんじゃないか?常に本番なのはどうなのか。2回目で何とか成功し、晴れてエンディングとなった。今まで流歌が言及したことさえない刑事が突然現れて、朔夜に仮面を被せた。そして島民達の魂が海に沈んでいき終了。………麻生氏は………?あと母親は結局生きているのか死んでいるのか曖昧だった。色々と凝りの残るエンディングだ。謎が多すぎる。バッドエンドともいえず、グッドでもない。もう1種類エンディングはあるのだろうが、それでも何も解決しない気もする。麻生はどこからともなく現れて助かってましたという落ちになりそうではある。

クリアタイムのランクはDだった。全てのシリーズで初回はEだったはずだ。経験の勝利か、単純にこのゲームが簡単だっただけか。時間がかかるお使いイベントがなかったから、余程のことがない限りD以上になりそうだ。むしろ遅いくらいかも知れない。

コスチュームが山のように追加され、アイテムやミッションモードも追加された。ここからは、ほとんどただのアクションゲームと化す。問題はミッションモードで稼げるかどうかだ。相変わらずミッションモードは絶望感を与えられる。培ってきた経験を生かしてクリアしてもランクがCやDだ。クリア後にカメラをパワーアップさせる石は手に入るものの、点数は増えなかった。これはもう最悪と言っていいだろう。ミッションモードで点数を稼ぎ、フィルムやアイテムを増やすという事ができない。コスチュームや強化レンズなどにも点数が必要だ。ストーリーモード時に稼げというのだろうか?だいたい石はカメラを鍛えきったら全くの用無しになる。点数はゲームをプレイする限り永続的に必要になる。やはり分けない方が便利だった。

ミッション1−1

円香を倒す。今までのやり方ではほとんどダメージを与えられず、かなり時間がかかった。結局フェイタルフレーム3連コンボ+強化レンズで止めが基本ということなのだろう。ストーリーの難易度下げといてミッション据え置きかい。しかもカメラの強化は明らかにこちらの方が難しい。

ミッション1−2

芸術家を倒す。懐中電灯での戦い方がよくわかっていない。クリア特典の「爆」は多少効くものの、これも制限時間ギリギリだった。今はランクはどうでもいい。結局カメラを最大限鍛えて強化レンズも全部手に入らないと話にならない。

ミッション2−1

車椅子コンビ。「数少ない14式で」と説明文には書かれていたが、60式フィルムと14式フィルムが50枚ずつ用意されていた。これはどういうことだ?高いランクを目指すには14式だけを使うということなのか?詳細希望。

あまり想像したくないことではあるが、ミッションは種類によって説明文が同じで、このミッションと同じ説明文のものがこの先いくつかあり、後になるほどフィルムの数が少なくなっていくという事も有りうる。

ミッション2−2

麻生vs助手。カメラを鍛えないとベストを尽くせない以上、今はとにかくクリアを目指すだけだが、クリアも貧弱なカメラでは難しい。心理的にはイージーでひたすらプレイして稼いだ方が楽だが、実際には相当な時間がかかるだろう。ハードモードをクリアすれば恐らく「滅」あたりが手に入る。ただハードモードのクリアは楽ではないはずだ。クリアするにもカメラを鍛えなければならない。雁字搦めだ。

ミッション3−1

「女性患者30体を倒す」という説明文からして嫌な匂いがプンプンしているミッションだった。しかも操作キャラが円香。流歌とカメラを共有しているのではないかという期待も虚しく、強化レンズは何も持っていない。カメラも半端な状態だった。流歌と共用かどうかはよくわからない。序章だけで何段階も強化できるはずがない。カメラそのものは共用か?

刺青の時は倒した霊の数が表示されていたはずだ。今回は何の表示もない。いつ終わるとも知れず、延々と戦い続けた。不親切だ。強力なフィルムは序盤で使い切り、7式で長時間頑張った。後になるほど怨霊の体力が上がるのかどうかよくわからないが、恐らくそうなのだろう。強化レンズがないというのは意地が悪すぎる。何故よりによって、こういったミッションを円香でやらせるのだろう。

20分もかかってクリアする。ゲームオーバーになっているとかなりテンションが落ちていただろう。とにかく今はクリアが全てだ。これだけ頑張った割に得られた石は5個ずつだった。全て強化するには3,400個ずつは必要だろう。今までの零なら比較的カメラを鍛えるのはそう難しいことではなかった。あまり無駄なやり込み要素を作らないで欲しい。