ウィザードリィエンパイア 〜古の女王〜 15日目

+1時間30分

新しい種族が作成できるようになる度、一応一人は作成していたが、そのまま放置していた。そのキャラクターを少し鍛えてみると、すぐに別の職業に転職できるようになった。初期登録のキャラクターはレベル10以上になってやっと転職できるようになったはずだ。ボーナスポイントが高いせいか、種族の力なのか。転職を繰り返す以前に、まずデフォルトキャラを使っている時点で自殺行為なのだろうか。いや知らんしそんなん。

貧弱な盗賊を連れて歩いても希望はない。忍者を作るつもりで新たなキャラクターを作る。ボーナスポイントはランダムで決まるが、何度もキャンセルして納得のいくポイントが出るまで繰り返すことができる。高いボーナスポイントは滅多に出ないから、基本的にはボーナスポイントが表示されるとすぐキャンセルボタンを押すことになる。その結果何が起こるかといえば、高いボーナスポイントが出てもキャンセルを押してしまうという事だ。

FF8でもセルフィの必殺技がこの仕様で、ジエンドという一発で敵を倒す魔法が出ていても、スキップしてしまうことが多かった。ボーナスポイント20を幾度となくスキップし、嫌になりながら作業を続けていると、ボーナスポイント38という数値が出た。最大でも25くらいだと思っていたから、38は驚きだ。忍者は非常に高いパラメータが求められるが、38もボーナスがあると、少し鍛えただけでも忍者に転職できそうだった。やはり初期登録キャラは罠か。酷い話だ。

パラメータはレベルアップで下がることもあるのが怖かったが、普通にレベルを少し上げただけで忍者に転職できた。レベル14の盗賊とレベル1の忍者は大してステータスが変わらない。HPさえ。盗賊として今まで24時間近くサポートしてきたバディック、通称バディは晴れてクビ1号になった。何だったんだこの24時間。

ワービーストは戦士系にするつもりだったが、サモナーに転職させる。ダンジョンを回り、何種かのモンスターと契約を済ませた。使えるのか使えないのかよくわからない。レベル3のモンスターになると一体召喚に6000Gも要求される。さすがに痛い。これで現状のキャラクターより強いならともかく、一緒くらいか弱ければ全く意味がない。

今まで大して気にも留めなかったが、パラメータには10(20)という風に2つ表示されている。最初の数値が現状のもので、括弧内は相性を除外した本来の数値だという。つまり10(20)なら能力が半減しているということだ。そこまで極端なキャラクターはいないものの、かなり性能が落ちているキャラクターもいた。ワービーストやホビットが特に弱くなっている。そんなに仲が悪いとは思わなかった。ハーフエルフを入れると相性を無視するようになるらしい。ハーフエルフもまた実験がてらヴァルキリーにしてしまっている。ワービーストと忍者を同居させるためにはハーフエルフは必須だが、そのためにはプリーストをクビにする必要がありそうだ。何かと面倒臭い。最初から全てを計算してパーティを組むのは無理だろう。知らねーもん。