ウィザードリィエンパイア 〜古の女王〜 6日目

+4時間15分

鍵のかかった扉は盗賊が開けられることが判明。聞いてねーよ、という事が多い。説明書には書いているが、一度読んだだけで全て把握できるはずもない。地下二階にあった鍵の扉を開くとスイッチが見つかり、地下二階は大部分が埋まる。2つの動力盤のスイッチを押す。井戸に変化が起こったのだろうという推測が的中。いきなり地下6階にまで落とされ、地上に戻れなくなった。順番に降りていくもんじゃないのかよ。

見たこともない敵が多数出現し、「ドラゴンの巣」といった物騒な案内板まで立っている。敵は勝てなくはないが、運が悪ければ殺される程度に強い。呪文もアイテムも極端に限られているから、毎回戦うわけにもいかない。しかしこのゲームは逃走確率が非常に低い。結局戦った方が得というバランスなのだろうか。真女神転生も逃げられない戦いはとことん逃げられない。戦闘を楽に回避できては意味がないとはいえ、これでは逃走を選択するメリットがほとんどない。戦えば2ターンで倒せる敵も、逃げようとすると死者さえ出かねない。

戻れるかどうかもわからない状況でセーブするのは危険が大きすぎる。何度もやり直せるとはいえ、戻れる手段がなければパーティの全滅が確定してしまう。かといって経験値やアイテムをかなり手に入れた状況で死ぬのも惜しい。そこで禁断の秘技、別のメモリカードへのセーブを決行した。これで全く進めなくなるまで試行錯誤が可能になるし、最悪前のセーブデータから再開すれば損害はない。セイントのアテナエクスクラメーションに匹敵するレベルの卑怯な行為で、汚名は免れないだろうが仕方ない。初めてだしー。

死者が一人出たものの、親切なフクロウが地上へ帰してくれた。やり直したのは一度だけで、比較的短い探索で地上に脱出できた。敵の強さから考えると探索は不可能ではないが、地下3階から進むのが順当か。

地下3階の訓練所を全て回る。上級の敵も大した強さではなかった。特に苦戦したわけでもないのに、訓練所を一通り回っただけで1時間近く経っていた。このゲームは時間の流れが早い。アイテム整理に時間がかかるせいもあるだろう。一人10個までしか持てず、他人の持つアイテムを識別することもできない。いちいちアイテムを何度も渡さなければならない。それが楽しいという考え方もあるだろうが、自分には楽しめない。めんどい。10個制限はともかく、他人のアイテムも識別させてくれ。

地下3階を進める。ある地点からエンカウント率が異常に上がった。これまで程々の確率だったのが、急にファミコンRPGのような頻度になった。結局このゲームもこういう感じなのか。やたらに敵が出てきて移動さえままならないのは好きではない。同じ難易度でも、エンカウント率を半分にしてダンジョンを2倍の広さにしてくれた方がいい。

そしてやはり逃走のメリットが小さい。ようやく成功しても同じ場所に結局敵が出る。どういうシステムなのかよくわからないが、敵が出現した場所は倒さない限りずっと出るということだろうか。広い場所ならともかく、狭い場所では迂回もできない。煙玉で逃走しても一歩下がる。女神転生なら、煙玉などの場合は下がらないから便利だった。

地下4階もエンカウント率は据え置きの上、ダークゾーンだらけでほとんど進めないまま退却を余儀なくされる。MPはすぐなくなり、アイテムはすぐいっぱいになる。何ともどかしいシステムか。アイテムを持ちたければ装備の数も減らせという事か?確かに今はやたらに装備してはいるが、そりゃ戦闘が辛いのだから付けたくなるだろう。

アイテムの所持制限が本当にきつい。装備していないものは全部売るしかない。売っていて気付いたが、売却したものは買い戻せるのか。この異常な所持制限の厳しさを考えると当然と言えば当然か。説明書にそういう記載はない。5個売れば5個買えるのだろうか?