THE LAST STORY 2日目

+50分

新規ゲームの疲労度は半端じゃない。もっと長くプレイして焦らず急いで早くゆっくりクリアしたいのに、こんなペースじゃ終わらない。散々やった真女神転生ifの1時間とこのゲームの10分が同じくらいだ。何をやったわけでもないのに、すごく疲れた。

今回は戦闘は最初の1回だけで、残りはほぼイベントだった。コントローラーを動かさない時間も長い。脱走してきた姫だかなんだかを連れて兵士から逃げるというイベントで苦戦する。どこを走っても兵士が現れるし、街が広い割に行き止まりが多く、すぐに捕まってしまう。

ゲームオーバーになると「難易度を下げて再挑戦」という項目が出てきた。ものすごい初心者向けのゲームなのだろうか。目の前にいるのに「近くにいるはずだ!探せ!」と兵士が言っているのはどうかと思う。兵士と距離が空いた時点で動かずにいると、ミッションクリアになった。「振り切れ」という内容だったように思うが、「撒け」ということか?振り切ると言われると特定地点まで逃げることだと思った。

それにしても姫という生き物はよく脱走する。ガーネット、アリーナのようなお転婆で脱走するパターンの他には、傲慢だったり臆病といったパターンが多いか。あとは姫が偽物で、従者の方が本物というパターンもありがちか。姫を誘拐するとかしてもらうとか、そういう話も腐るほど見た気がする。具体例は出てこない。

脱走してきた姫とおっぱい*1が入浴中に風呂のドアの前まで行くと、「意外とあるね」「持ってるもん持ってる」というおっぱいの声が聞こえてくる。わしづかみにするとまで言い出したが、当然ながらこれはミスリードだ。しかし脱衣所ならまだしも、風呂場で全裸になって「わしづかみ」というと、もうおっぱいではないにしても肉体の一部にならざるを得ないと思うのだが、正解は「札束」だった。

これは無理がある。効果音でぷにぷにいわせといて札束はあり得ない。つまり札束というセリフは規制逃れで、実際にはおっぱいがアルのおっぱいを鷲掴んでいると考えられる。見えないからどうでもいいことだ。

通行人とぶつかった時の演出が面倒臭い。最近のゲームは大抵そうらしい。構わず移動するにしてもいちいち「うわっ」とか「何だよ!」とか言われるのも鬱陶しいし、全て避けるのも難しい。現実と違って距離感はなく、機敏に動けるわけでもないのだから、この辺は簡略化して欲しい。オプションで切りたい。

ぶつかったら嫌がられるのが自然だと言うかも知れない。しかし自分からは避ける気がない通行人というのは自然だろうか。危機意識が足りない。親切心の逆効果でお互い避けようとしてぶつかる事もある。ゲームでそんな事されたらコントローラー投げるけど。

*1:セイレンというキャラクターのこと