G-cluster 月額500円プラン 1日目

+1時間

本体と二ヶ月500円プランが無料というから、脊髄反射で申し込んだ。当初1万円以上の価格だったゲーム機がどんどん値下がりし、今では公式ですらキャンペーン中で1500円という凄まじい値下げをしている。

付属のゲームパッドだけで1500円らしく、どちらかというとゲームパッドにゲーム機本体が付属していると言える。今回は無料モニタということで、コントローラーすら無料になった。2500台も配布してまで顧客をゲットしようとする熱意が凄まじい。

だがそれほどの熱意があっても成功する気配がまるで感じられないのは、プレイ可能なタイトルがあまりにも貧弱だからだ。月額プランのラインナップを見ると、わけのわからん洋ゲーと日本の古いゲームがほとんど。そしてそのわけのわからん洋ゲーの詳細を見ると、わけのわからんパズルばかりだった。洋ゲー=パズルというわけでもあるまいに、なんでそんなパズルばっかなのか。

月額プランに含まれないタイトルも、なかなかグッと来ない。このよりどりみどりじゃない感じは何だろう。バーチャルコンソールのような、PSアーカイブスのようなワクワク感がない。恐らくキラータイトルであろうFFやイースといった国産タイトルは、他のソフトと違ってプレイ期限がないとはいえ、値段がべらぼうに高い。お高いんでしょう?はい、何とたったの3000円!それだったら、もっと別の手段でのプレイを考える。普及させるためには思い切りが必要だと思う。もっとメジャータイトルを増やす、値段を下げる、月額プランにメジャータイトルを入れる。知らんよ、そんな儲けがどうとかは。素人だもーん。

設定

四苦八苦した。接続は簡単だが、Wi-Fi接続なんか普段やらんけぇ全然わからんかった。30分くらい奮闘して、ようやく接続に成功する。以前DSやWiiをネットに接続するために使ったWLI-UC-GNを流用した。

プレイ

通信環境が悪いため、最初からまともな動作は期待していない。安定して3Mbpsが出ていればとりあえずは動くという。プロバイダの公称が10Mbpsなんだから出るべきだが、安定はしない。

高橋名人の冒険島R-TYPEなどを試した。高橋はコントローラの遅延が激しく、ボタンを押して指を離したくらいのタイミングで高橋が飛んだりブーメランを投げたりする。ただでさえ難度の高いアクションで、この遅延は致命的だ。高橋のプレイは不可能。R-TYPEは高橋よりはマシな遅延だったが、快適なプレイには程遠い。どちらも時折ゲームがコマ送りになる。

ダメ元で洋ゲーのアクションを選んでみると、見るからに容量が大きそうな割に、遅延は一番小さかった。これなら何とかプレイできるだろう。Wiiよりも良さそうなグラフィックだ。システムも単純で、それなりに楽しめそうだ。つまみ食いするほど多種多様なゲームがあるわけでもないから、このゲームを集中してプレイする。無料期間が終わったら、二度と使うことはなさそうだ。ラインナップ以前に、遅延というのが耐えられない。