新ジャングルの王者ターちゃん戦闘力考察 021〜040

[021]紫陽拳中堅 対 ペドロ

初見の指弾をかわせず惨敗する。西派拳法の知識が全くないペドロに回避しろというのも無理な話で、純粋な格闘能力が負けていたとは断言できない。

[022]趙 対 紫陽拳中堅

指弾を全て受け止め圧勝する。

[024]趙 対 紫陽拳大将

3戦とも、殺さないように手加減したため、かえって気疲れしたという。

[025]黒龍拳化勁使い 対 黄しょう拳

一回戦。余裕の5人抜き。

[026]ターちゃん 対 赤羅漢拳先鋒(猿拳)

二回戦。相手の金玉を掴み余裕の勝利。

[027]ターちゃん 対 赤羅漢拳4人

全く本気を出すことなく、余裕で全勝した。

[028]ペドロ 対 青掛拳先鋒〜副将。

三回戦。青掛拳先鋒は、白華拳の補欠を無傷で倒している。ペドロと先鋒との試合では途中までペドロの劣勢だったようだが、回し蹴りで逆転。その後も傷つきながら4人に勝利した。勁使いとの戦いに慣れた事は無視できない。怪我が完治すれば、指弾使いにも負けることはないはずだ。指弾は技の性質上、知っているかどうかで勝負の行方が大幅に変わるとはいえ、省略された試合の中にも様々な技の使い手がいたはずで、それらにペドロは初見で勝っている。指弾使いが突出した強さというわけでもない限り、初見であろうと勝てる実力になっていても不思議ではない。

[029]胡文老師 対 ペドロ

一撃で倒される。それまでの試合のダメージを差し引いても、勝てなかったのではなかろうか。

[030]ターちゃん 対 胡文老師

李功の目にも止まらぬスピードで頭を殴り、気絶させた。こういった勝負からは、負けた方の強さが全く推測できない。梁の「天才拳士」という評価くらいしか材料がない。

[031]アナベベ 対 準決勝チーム

アナベベは準決勝、つまり西派拳のベスト4のチームをたった一人で倒した。胡文老師のような強敵がいなかったのだろうが、それでも3回戦で4人抜きしたペドロ以上の結果を出したと言える。この時点ではまだアナベベが上位ではなかろうか。

[032]梁 対 黒龍拳化勁使い

梁が一撃で勝利する。化勁使いはこれまでの対戦チームを一人で全て倒した。それなりに負傷しているとはいえ、体調への大きな影響は見られない。これまでの試合でほぼ力を使い果たしたペドロやアナベベよりは、高い能力を持っていると思われる。ただ化勁使いは試合中、敵の気を吸い取って体力を回復できる事を考慮すると、実のところさほど差はないかも知れない。特に準決勝を5人抜きしたアナベベより、絶対に強いと言えるほどの要素はない。

[033]梁 対 黒龍拳次鋒

次鋒は逃げに徹し、先鋒ほど一瞬で勝負は付かなかった。中堅以降に比べ実力は劣るとしても、後に梁も多用する龍炎拳を会得しているのだから、決して弱くはないだろう。

[034]李功 対 梁

梁は二試合で激しく消耗していたが、それでも優勢に戦い、王キのテレパシーによる妨害がなければ勝っていた。

[035]李功 対 趙

梁の治療で気の大部分を消耗していた趙は、起死回生の百歩神拳を避けられ敗北する。「気の強さでは李功が上」という限定的な評価から判断すると、万全の状態ならば趙が有利のように思える。

[036]ターちゃん 対 李功

一切反撃の隙を与えない連続攻撃でターちゃんが圧勝する。アナベベのふるえとは何だったのか。

[037]ターちゃん 対 劉宝

劉宝はターちゃんとほぼ互角の戦いをしていたが、執拗に勁を使おうとして集中力を欠いたために敗れる。「新」史上、ターちゃんとここまで激しい戦いをしたのは劉宝のみで、これまでの敵では間違いなく最強である。ただターちゃんは前貼りをして動きが鈍っていたという要素もあり、前貼りを取っていたらどのような戦いになっていたかはわからない。ヂェーンがわかるくらい動きが顕著に鈍っていたようだから、本来のコンディションなら劉宝に圧勝していても不思議ではない。

[038]ターちゃん 対 王キ

ターちゃんは前貼りを外し本来の動きを取り戻している。ただ銃弾も受けているため、万全の状態とは言い難い。王キはすぐ気を消耗した梁に比べて、打てる勁の回数は段違いに多く、気の量は膨大であると言える。格闘技ではターちゃんには歯が立たず、終始翻弄されていた。奥義であろう繰気弾はアニマルパワーで防がれる。アニマルパワーを使わざるを得ないほどの威力であったとも言える。

[039]ターちゃん 対 梁

組み手。数秒間で梁が勝負を放棄。お互い無傷で終わった勝負だが、ターちゃんは梁の攻撃を受け流したに過ぎず、攻撃を続けた梁に疲労の色が見えた。実力差を感じたということだろう。

[040]マイケル・コーガン 対 ペドロ

ペドロはマイケルのひじ一発で気絶。ペドロが感情的だった事を差し引いても、実力差は明らかだろう。3回戦4人抜きのペドロをあっけなく倒した時点で、マイケルは黒龍拳中堅以上の実力はあるはずだ。