- ターちゃん(うんこ)
- ダン国王(変)
- ダン国王
- 梁(夜)
- ターちゃん
- ペドロ(夜)
- 梁(老)
- サムランサック(夜)
- セルジオ(夜)
- マニ(夜)
- レーア(夜)
- カラマゾフ(夜)
- ランジェラ(夜)
- ダマラ(夜)
- 梁
- ペドロ
- シーマ(夜)
- ランジェラ(昼)
- ダマラ
- シーマ(昼)
ターちゃん(うんこ)〜ダン国王
一番強いのは、変態ダン国王を圧倒したターちゃんで間違いない。次は当然変態が来る。その次はヴァンパイア化した梁やペドロか?ダン国王か?ヴァンパイア化した二人は、当初圧倒的な強さを見せつけた。明らかにターちゃんよりも攻撃力が高い。ところがペドロは次シリーズで、ターちゃんとの力関係が完全に戻ってしまっている。この時の強さを保っているとは思えない。ウイルスの力が弱まるというような説明もない以上、強さが過剰に演出されたと考えるのが適当ではないかと思う。ダン国王への最初の数発こそ凄まじい威力だったが、戦いが長引くに連れダメージは減り、最後はひじ撃ちを食らいそうになっていた。一対一では到底勝てないだろう。
梁にも同じ事が言える。変態前のダン国王に勝てたのは、3人が協力したからだ。ターちゃんは昼から日が暮れるまでの間、一対一で*1戦い続けていた。梁とペドロは途中から参戦し、交替しながら戦っている。ダン国王の上とは言えない。
変態を圧倒した時のターちゃんは、うんこひりパワーアップをした状態から、怒りでさらにパワーアップした状態だった。怒っていない時でも、変態後のダン国王に3人の中で唯一反撃している。梁とペドロより強いのは間違いなく、ダン国王とも互角かそれに近い実力はあったはずだ。
ヴァンパイア化梁、ペドロとターちゃんの差
このシリーズで困るのは、ターちゃんが中盤まで相手に対して強い戦意を持っていなかったこと、その上でうんこひりパワーアップしてしまったことだ。ターちゃんの強さは精神状態で大きく左右される。マニとの戦いでは自分を奮い立たせてやっと戦ったが、それでも試合内容そのものはターちゃんが優勢だった。ただマニが傷を回復し続けるから負けただけのことだ。マニが憎むべき敵なら一撃KOも可能だったかも知れない。それは4階以降の格闘家にも言える。他の漫画のように、敵に完敗した後でパワーアップしたわけではないのだ。その状況でパワーアップしてしまったから、どの程度パワーアップしたのかよくわからない。
パワーアップ後のターちゃんなら、たとえ戦意がなくてもマニを一撃KOできたのだろうか。少なくともそれくらいはパワーアップしていないと、後のクローンのパワーアップも大したことがなくなってしまう。
ヴァンパイア化したペドロは、ターちゃんに勝ったマニを一撃で塔の外に吹き飛ばし、セルジオにも圧勝した。戦意の喪失したターちゃんより強いのは間違いない。では万全な状態のターちゃんとならどうだろうか?パワーアップ後のターちゃんと比べても攻撃力が高そうに見えるから、うんこ前のターちゃんより攻撃面で勝っているのは確かだろう。
総合力はどうなのか。ヴァンパイアの力を借りたとはいえ、ペドロがターちゃんを凌いでしまうのは強烈な違和感がある。しかしペドロがヴァンパイア化によって、雑魚から一流の格闘家になったのは事実。梁ですら、コーガン編まではターちゃんと絶望的な実力の差があった。それでもヴァンパイア化すると、1回のうんこひりパワーアップをしたターちゃんのクローン相手にも、下痢であろうと優勢に戦うほどの実力になったのだ。ヴァンパイア化による効果は想像を絶するほど大きい。ここはバトル漫画らしくインフレを受け入れ、ヴァンパイア化した梁はターちゃんの上にしても良いだろう。ただしあまり差はないと考える。
ペドロはどうか?攻撃力が高いのは認めざるを得ないが、数時間戦ってダン国王から決定打を浴びなかったターちゃんと比べると、ひじを食らいそうになった点はマイナスである。ここは下にしておきたい。梁とペドロは元々の実力に大きな開きがある。お互いに10倍なら、その力の差は変わっていないはずだ。梁がターちゃんより少し上程度なら、ペドロは当然下になる。
梁(老)
外気功の梁はヴァンパイア3人に対して優勢だった。一対一で敗れたターちゃんをその上に置くのは、勁連射という同様の戦法を取った王キとの戦いを見る限り、ヴァンパイア達のように勁を食らうとは思えないからだ。ターちゃんが3人のヴァンパイアと戦っていたらすぐに負けていたかも知れないが、梁との一対一なら負けないのではなかろうか。勁を知らなかったヴァンパイア達と、勁を知り、さらに日々マシンガンを持ったハンターと戦っているターちゃんとでは、飛び道具に対する対応の上手さが違う。
5人の戦士
王国を代表する5人の戦士が、薔薇の塔を守っている。高い階ほど強いとはっきり説明されたわけではないが、少なくとも4階5階を守るヴァンパイアは「王国最強のヴァンパイア」とレーアに言われている。梁との戦いを見ても、マニよりセルジオ、サムランサックの方が活躍している。高い階ほど強い傾向があるから、ここは単純に順番通りとする。
ランジェラとダマラ
ランジェラは格闘技に関しては素人で、ダマラは多少心得がある。挌闘技術のみならダマラが上かも知れないが、体格や梁を翻弄したスピードを考えれば、さすがにランジェラの方が上のように思う。梁はアルゴに邪魔をされなければ夜のランジェラにも勝っていた。ただ仕切り直した後は攻撃を全てかわされている。ランジェラは本来夜であれば銃弾も避けられるのだから、百歩神拳を食らいそうになったのは精神的な弱さというほかない。10回戦った場合、ランジェラの方が勝ち数が多そうだという意味でランジェラを上にする。
詳しくは後に述べるが、ヴァンパイアと改造人間を比較した場合、ヴァンパイアの方がパワーアップ率が高いのではないかと考えた。総合ランキングでは梁は改造人間リックの下に位置しているから、当然梁はヴァンパイアダマラよりも弱いことになる。違和感がないではない。
シーマ
ランジェラ以上に非力なシーマも、夜になればダマラを楽に倒す力となる。昼のランジェラとの比較は難しいが、体重100kgはありそうなダマラを片手で持ち上げるくらいだから、動きの鈍いランジェラに致命的なダメージを与えられても不思議ではない。ただペドロがいくら弱いとはいえ、夜のシーマ以下とは思えない。シーマが雑兵ヴァンパイアの集団を一瞬で倒すのは無理だろう。10倍の身体能力という言葉を鵜呑みにしても、何の訓練も積んでいない普通の女が、10倍強くなったところでたかが知れている。リサ・コーガンより強いかどうかもわからない。「10倍強くなる」という言葉の意味はよくわからんが。
アルゴ
描写が少なすぎるから無視する。ランジェラ以上の強さなのは間違いなく、梁を救おうとしたターちゃんを止めるほどだから、最低でも5人の戦士に匹敵する実力はあるかも知れない。銃を持った人間数人に襲われ殺されているが、泥酔したランジェラを守るという役割があったから、昼間の力が並以下とは限らない。ターちゃんですら、ヂェーンが人質に取られては手も足も出ないのだから、アルゴが強くともどうにもならない。
合成
ターちゃんの上に位置する者をコーガン編の上部に挿入する。
ターちゃんと直接戦おうとするのは、プロとして活躍するのも難しいレベルだと考える。そこで優勝したダマラや負けた昼のシーマは、その他大勢の格闘家の下にする。
梁はコーガン編の時より強くなっている。その度合いはわからないが、一勝一敗だったマットに安定して勝てる程度には強くなったと考えておく。したがってヴァンパイア編の梁はマイケルの下となる。
昼のランジェラ
昼のランジェラは動きが大幅に鈍るとはいえ、マシンガンで撃たれても即座に回復できる。普通の格闘家レベルではまず勝てない。格闘技の心得があり、且つ人体切断が可能な黒龍拳の刺客なら勝てるだろうか。だがそれより上にしているカノーブスやプロキオンが、ランジェラの回復力を上回る攻撃ができるとは思えない。アナベベやペドロも同様だ。だが刺客とアナベベ達を比べると、アナベベ達が上回っているのではないかと思う。回復力だけが突出した昼間のランジェラをランキングに入れると、全体的なバランスがおかしくなってしまう。劣勢でも噛めば逆転できるというバランスの悪い強さでもあり、昼間のランジェラは除外する。
改造人間とヴァンパイア
改造人間はいつでも火事場のクソ力を出している。ヴァンパイアは夜に10倍の強さになる。改造人間は元はただのレスラーでも梁の攻撃を一切受け付けなくなり*2、ヴァンパイアはマニら「並の格闘家*3」達の足元にも及ばないという「ただのおぼっちゃま」であるランジェラも、梁に勝つほどの実力になっていた。
改造人間もヴァンパイアも、身体的に、あるいは精神的に不調だったターちゃんを負かしているという点で共通している。改造人間のアポロニア仮面は、都会生活が長引き調子が悪いというターちゃんを倒し、ヴァンパイアのマニは、戦う意志が弱かったターちゃんを倒している。アポロニア仮面との戦いではターちゃんはすぐに意識を回復しているが、マニに倒された後は数時間眠ったままだった。マニの方がより強烈なダメージを与えていたことになる。*4
ところが二人は元々の実力が大きく違う。アポロニア仮面は元々コーガン家の超人であり、マニは並の格闘家である。人間時代のアポロニア仮面と昼のマニが戦えば、アポロニア仮面の圧勝になるのではないだろうか。それでもマニの方がターちゃんをより強く負かしているのだから、ヴァンパイア化のパワーアップ率の方が高いと考えて良さそうだ。ロドよりずっと弱かったはずの梁でも、ヴァンパイア化するとターちゃんに匹敵する活躍を見せたのだから、ロドがヴァンパイア化すればターちゃんを超えていても不思議はない。
夜のシーマ
ダマラを片手で持ち上げていた。だがその程度のことは、リサができても不思議ではない。ランジェラと同じく純血のヴァンパイア(間違っても純潔ではない)でありながら、ダマラ相手に殺されそうになっていた。実際に試合を続けて殺されたかどうかはともかく、シーマにはランジェラのように、マシンガンをまともに食らいながらも平然と敵に噛みつくほどのバイタリティは感じられない。同じ格闘技の素人且つ王族でも、そこはやはり男女の違いというべきか。したがって夜のシーマは、一方的に痛めつけられる実力があれば勝てると考える。
格闘技の素人ということを考えると、少々腕力とスピードがあろうとリサには勝てないのではないだろうか。奇襲とはいえプロのチャンピオン級の相手を一撃で倒したリサと、アマのチャンピオン級を多少時間をかけて倒したペドロでは、リサの方が上回っているように見える。夜のシーマはリサとペドロの間に入れる。何か途轍もなく違和感を覚えるが気にしない。
ペドロ
ヴァンパイア編のペドロは、コーガン編と大差はないだろう。修行はしているだろうが、相変わらず扱いは低い。ただ実戦を積んで着実に強くなっているはずだから、コーガン編含めて少し上げた。コーガン編はゼブラちゃんちゃこりんマンの上に、ヴァンパイア編は黒龍拳次鋒の上にした。根拠もへったくれもないが、元々黒龍拳の先鋒次鋒とは、西派トーナメントの時点でそれほど差はないと思っていた。シリーズが2つも変わっているのだから、それくらい超えていても不思議はない。
夜のダマラ
ペドロを一撃で倒した夜のダマラはどこに来るだろう。「ペドロを一撃で倒しターちゃんに一方的にやられる」というだけでは材料に乏しい。既に改造人間とヴァンパイアでは、ヴァンパイアの方がパワーアップ率が高いという結論を出している。そうすると、ダマラは改造人間リックの上にせざるを得ない。MAXのレスラーとターちゃんへの挑戦権獲得者のどちらが強いかはわからないが、そう大きな差はないはずで、パワーアップ率の高いヴァンパイアになったダマラが上になる。元がコーガン家のアポロニア仮面よりは劣るだろう。夜のランジェラもその間で良さそうだ。アポロニア仮面とリックは、ロド・ソドムと並のレスラーほどの差がある。
5戦士と老人梁
アポロニア仮面より強いのかが問題となる。3対1でヴァンパイア達に優勢だった梁は、5戦士より強いだろう。既にターちゃんには下回ると考察したから、その下に入れる。
あとの5人は、昼間は並の格闘家である。コーガン家のアポロニア仮面とは、本来の実力では大差が開いている。だがヴァンパイア化によるパワーアップ率が大きいために、アポロニア仮面より必ずしも弱いとは言えない。改造人間は痛みを感じないだけで、ダメージは受ける。ヴァンパイアはダメージを受けるし痛みも感じるが、傷が直ちに回復する。長期戦で有利になるのはヴァンパイアだろう。
アポロニア仮面とマニは、序盤にターちゃんのサブミッションを食らっているという点は同じ。マニは圧倒的な回復力で形勢を逆転し、アポロニアは芝居と麻酔で逆転した。どちらもターちゃんに身体能力や格闘技では負けているわけだ。ターちゃんのコンディションを比較すると、アポロニア仮面との戦いでは、怒りによってパワーを取り戻し、闘志も十分ある。一方マニはカラマゾフ、レーア戦で傷を負い、闘志も弱い。ターちゃんの強さはアポロニア仮面戦の方が上だろう。
マニが3時間もかけて、万全ではないターちゃんをやっと倒したのに対し、アポロニア仮面は芝居で隙を作ったとはいえ、怒濤の攻撃で万全のターちゃんに重傷を負わせている。両者ではアポロニア仮面に軍配が上がりそうだ。カラマゾフ〜マニはアポロニア仮面の下、ランジェラの上にする。
セルジオとサムランサックはマニより強い描写は所々あるものの、サムランサックはダン国王戦では全く活躍せず、セルジオも「マニと違ってペドロに一撃ではやられていない」という些細なものに過ぎない。アポロニア仮面の上にするだけの根拠もなく、やはりアポロニア仮面の下にしておく。
- ターちゃん(うんこ)
- ダン国王(変)
- ダン国王
- 梁(ヴァンパイア化)
- ターちゃん
- ペドロ(ヴァンパイア化)
- 梁(老)
- アポロニア仮面
- サムランサック(夜)
- セルジオ(夜)
- マニ(夜)
- レーア(夜)
- カラマゾフ(夜)
- ランジェラ(夜)
- ダマラ(夜)
- リック(改造人間)
========改造人間以上========
- 劉宝
- ロド・ソドム
- マイケル・コーガン
- 梁(ヴァンパイア編)
- 梁(コーガン編)、マット・コーガン
- 王キ
- 趙(西派トーナメント編)
- 李功(西派トーナメント編)
- カシオ
- アークツルス
- 胡文老師
- ペドロ(ヴァンパイア編)
- 黒龍拳次鋒、黒龍拳化勁使い
- ペドロ(コーガン編)
- ゼブラちゃんちゃこりんマン
- アナベベ(西派)、ペドロ(西派)
- カノーブス、プロキオン
- 黒龍拳の刺客
- 準決勝出場:アナベベの対戦相手
- 3回戦:青掛拳先鋒〜副将
- 略奪者(巨漢)
- 2回戦:赤羅漢拳
- 1回戦敗退:紫陽拳、黄しょう拳
- まっててコイサンマン
- ペドロ(西派初期)、アナベベ(西派初期)
- リサ・コーガン
- シーマ(夜)
- ペドロ・カズマイヤー(ユ)
- 補欠レベル:白華拳補欠
========一般のプロ格闘家以上========