風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 4日目

+1時間20分

大天狗の城

オヤジ戦車が出てきて少しずつ難しくなってはきているが、シレン1ならテーブルマウンテン15階くらいには味わえた緊張感である。ボスは最後の四天王だけあって強い。というより卑怯。目つぶしや吹きとばし+装備弾き落としなんてされたら苦戦するに決まっている。アイテムも減り続ける一方で補充できていない。弓矢と回復草があればもっと楽になっていただろう。

四つ目岩

門番のボスが現れた。もうダンジョン+ボスですらない。ただの、ボス。あんねぇ、普通のRPGが作りたいんだったらそう言ってよ。ダンジョンランダム生成というだけじゃシレンにはならないんだで。普通のRPGの要素がめんどっちいからこその、シレンじゃないのか。「お使いや一本道のRPGに疲れたアナタ!いきなりラストダンジョンに放り込まれるシレンはいかがですか?」だったのに。少なくとも1は。2で長い城造りが増え、挙げ句3では普通のRPGになったか。

アイテムがないからボスには手こずった。レベル上げをしなくても勝てる辺り、ギリギリ普通のRPGとは違うと言えるか。ただもう、こういうことは金輪際やめて欲しい。ダンジョンが欲しいです先生。

からくり屋敷出現!

そしてまさかの過去編に突入。悉く期待を裏切ってくれるなァ……。一般RPGよりも更に自由度のない一本道ムービーゲーになりつつある。「シレンはこういうんじゃないっ!」と企画書を目の前で破り捨てる気骨ある社員はいねがったのかぁ……全員正座しろよもう。

ヲチミヅ峠

レベルが1に戻りアイテムもなくなった。そしてヌルダンジョン。何この振り出しに戻る。たっるい情報収集をやらされた。発想がすごいな。シレンを普通のRPGにしようという発想がよ。

サヌキノ竹林

過去ではレベルが継続しないらしい。だがヌルヌルだった。

外郭

あっさり現代に戻り、からくり屋敷に入った。ワイリーステージのように複数のエリアがあるらしい。なんかどうも、求めているものと方向性が違う。シレンは1と2でほとんど完成している。同じようなものを作るかテコ入れするかしか道はなく、今回は後者を選んだということだろう。

かんにんぶくろのように自爆する敵が現れた。かんにんぶくろと違うのは、爆発に巻き込まれるとHPが1になってしまうことだ。このゲームで初めて容赦のなさを感じた。爆発する条件とシレンの攻撃力が絶妙なせいで、2回攻撃すると必ず爆発される。弓矢もなく、ダメージを調整する術がない。さすがにHPが1になった状態で敵に襲われては一溜まりもなく、初めてダンジョンでゲームオーバーになった。

ストーリーパートで何度もゲームオーバーになるのは御免だ。レベル上げをするしかない。シレンでレベル上げというのも変な話だ。もうこれはシレンだとは思わない。「シレン3」ではなく「シレンろ」という別のゲームだと考える。だったらレベル上げもするさ。格上の敵にも勝てるアイテムを集め、鬼面夜叉がいる場所でレベルを上げるのが良いだろう。鬼面夜叉は忍者龍剣伝だったか。