風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 2日目

+1時間

グラフィックはさすがに綺麗だった。シレンも前作からすっかり成長し、面影が全くなくなった。頭身がリアルに近づいたため、キャラクターの表情はわかりづらくなった。全体的に可愛い感じだった前作とは雰囲気が全く違う。コッパも思っているより大きい。リアルになると本当にただの白いイタチという感じがする。

ちょっとムービーをかまして即ダンジョンかと思えば、村でRPGまがいの情報収集をさせられた。シレンに求めているのはダンジョンでの探索であり、ストーリーやRPG要素は不要だと思っているが、前作からよりさらにストーリー面が強化されているようだ。それだったら普通のRPGやりまっせ。

最初の森ではセンセーと一緒に行動することになった。操作性が変わって思ったようには動かせない。2は初めてでも特に手間取らなかったから、初めてやるからという理由だけではなさそうだ。特に何の波乱もなく森をクリアする。森の後には長い会話イベントの末、ボス戦になった。操作の仕方がいまいちわからず、センセーが殺されてゲームオーバーとなった。今回は仲間が死んでもゲームオーバーとなるらしい。

やり直すと、イベントシーンをもう一度見せられた。スキップは不可能。今後もボスに負ける度、長いイベントシーンを毎回見せられることになると思うとぞっとする。この辺が配慮できているゲームとできていないゲームの差はどこにあるのだろうか。

2度目にはボスに勝った。次でからくり屋敷に行けるのだろうか。行けると信じたい。ダンジョンに行きたいんです先生。ストーリー攻略時は、シレンのレベルは持ち越しのようだ。森でレベルを上げることも可能。どんどん普通のRPGに近づいている。しかしそれはストーリーモード時だけで、ストーリーをクリアすれば、シレン2のようにだんだんとえげつない内容になっていくのだろう。そう思いたい。

ストーリーの進行とは別に、従来の不思議のダンジョンへ行くこともできるようだ。ただストーリーを進めないと深くまで潜れないようだから、あまり意味がない。いきなり99階あるダンジョンに潜りたい。もっと言えば「はいダンジョン10個あります!お好きなところからどうぞ!」でもいいくらいだ。シレン2は最果てからが本番だったが、その本番に到達するまでに何十時間もかかった。このゲームも本番までが長そうな気配がする。

どこでもダンジョン

予想通り、5階ほどでクリア扱いとなってしまった。しかもぬんるい。こりゃこんなダンジョンに寄り道せず、さっさとストーリーを攻略した方が良さそうだ。とはいえレベルが戻らないとなると、どこかでレベル上げが必要になる箇所もありそうだ。だからそれ普通のRPGですやん。