風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! 152日目

中腹

+4時間34分
回転床と召喚床の組み合わせでも、なかなかうまくモンスターのレベルを上げられない。原因は回転床を拾ったモンスターが、隣接するモンスターを攻撃せずに移動することが多いからだ。確実に攻撃させるためには、狭い場所に閉じ込める必要がある。つるはしで9マスの空間を作り、そこで敵を召喚させた上で入口に回転床を置けば、モンスターはなかなかその部屋から出られない。移動できない場合は隣の敵を攻撃する確率が高いか100%だろう。こういう工夫は最初からするべきなのだろうが、今になってようやくするようになった。

何が召喚されるかは完全に運だ。レベルが1や2上がっても経験値が大して高くならないモンスターが出てくれば、せっかくのセッティングも台無しだ。貴重な回転床も無意味になる。序盤ではうまくいかず失敗が続いたが、8階でしびれサソリを作ることに成功した。ダメージのない罠やレンサの罠も、使い所がなかったためにそれなりに持っていた。しびれサソリがレンサを踏む度16万の経験値が入り、サソリが死ぬまでにレベル67まで上がった。毒矢や丸太があったから殺してしまったが、壊れずではなかったからどのみちレンサが尽きていただろう。長々中腹をやってきて、初めて手応えらしい手応えを感じた。

だがレベル67ですら攻撃力は非常に低い。これは意外だった。レベルアップでも攻撃力は上がるんじゃなかったか。レベルアップによるメリットは、攻撃力ではなくHPの多さ、回復の早さが主なのか。ここまでレベルが上がると、4、50のダメージすらすぐに回復できる。これは大きなメリットだ。レベルが上がれば作業も安定して行える。レベルを上げてまで作業をしなければならないというのが悲しすぎる。レベル99になれたら、ファンファーレが鳴ってカラクロイドの盾をくれても良いと思う。攻撃力も防御力も貧弱だから、結局敵とはまともに戦えない。

9階に壊れずの土偶が出現。これはチャンスだと、フロアにある罠を回収していたらピコタンに全部壊された死ね。ピコタンでつまらなくなっている。間違いなく。中腹の井戸にはピコタン系が多すぎると思わないか。出現フロアを何階かに絞ろう。

10階〜

更なるレベルアップも狙ったもののうまくいかない。敵も強くなる一方だから、もうレベルアップ狙いはやめる。このダンジョンは下手な鉄砲戦法しかない。早くも階段探しゲームとなり、苦しいながらも25階ほどまで進む。まともに戦えるモンスターは全く存在しない。罠を片っ端から拾い、片っ端から浪費していくしかない。黄金の間には罠がないらしいから、このまま黄金の間に行けたとすれば、そこで死ぬのが落ちか。地雷やデロデロの貯蓄はほぼ不可能だ。

そう思っていたが、さすがにHPが多いと罠を拾い回る余裕があり、罠を使ってもまたすぐ新しい罠を手に入れることができた。保存の壷もそれなりに拾い、41階まで進んだ。さすがにここまで来ると50階は夢物語ではなくなり、黄金の間への到達も可能性が出て来た。しかしあかずや最果てと違い、大部屋を使うリスクは極めて高く、黄金の間の探索も危険が危ない。緊張感は最後まで続くわけだ。大部屋は場所替えを併用すれば階段に辿り着ける可能性が高いとはいえ、場所替えはこのダンジョンでは使用頻度が多い。極力温存したい。そんな心配もまず50階に到達してからか。まだ死ぬ可能性は十分ある。復活の草はない。復活の草があれば、黄金の間で大洪水を踏むという大博打もできるが、さすがに一個では危険すぎる。黄金の間でもパコタンは出るようだ。チュンソフトめ。

〜47階

カミカゼが非常に鬱陶しい。イテテの土偶を利用して倒そうかと思ったが、イテテのミス連発で全く倒れず、結局地雷を使わされた。甚だ無駄だ。カミカゼ相手では役に立たないか。罠が著しく減った中、店が出現。念願の復活の草も売っていたが、金がないため落とし穴を使った。これは仕方ない。

50階

HP100以下の状態で降りるとモンスターハウスだった。やっと黄金の間かと思ったらこれだ。飛行系ばかりで、バネで逃げても罠による自滅はまずない。ここで黄金の間が出る可能性がある以上、落とし穴の回避は無理だろう。とはいえそれ以外の方法では逃れる術がない。地雷では、遠いカミカゼに攻撃されて死ぬ可能性がある。

黄金の間の出現条件がわからない。出現率100%というのは、全ての階で絶対出るということか?50〜55階の間に1回は必ず出るということなら、50階が出現階であればこの冒険は完全に無駄だったことになる。真っ当に解釈すればどの階にも出るということのはずだ。幸い初期位置の床には何もない。ここで何かあったら終わっていたかも知れない。落とし穴で降りる。

51階

トンネルの杖を使いながら慎重に進む。ここで素晴らしい事が起きた。復活の草の誤飲である。よかったね。幸せだなあ。こんなに嬉しいことはそうはない。絶望的に嬉しい。階段を見つけた後に大部屋を使う。やはり100%というのは、どの階でも出るということらしい。つまり大部屋を5つも持っておく必要は全くなく、落とし穴も50階までに使って良かったということだ。も、どうしようもない。

黄金の間1階

ガイドブックには「あまりワナがない」というようなことが書かれているが、攻略サイトには全くないと書いている。ニュアンスがぜんぜんちがます。この手の齟齬は何故起こるのだろうか。少なくともライターが実際に確かめていないのは明白だ。メーカーの資料が間違っていたのか、質問に答えたスタッフの記憶が間違っていたのか、伝言ゲームで「全く出ない」が「あまり出ない」にすり替わってしまったのか。いずれにせよやめて欲しい。

攻略サイトにあるマップを見ながら進む。幸い階段は近い。すぐに行けるかと思いきや、クソ豚の投石を連発で浴びる。逃げ切ろうにも射程範囲が殊の外広く、あと一発で死ぬところまで追い詰められた。復活の草はもうない。非常に不愉快だ。仕方なくバネで逃げると、一番遠いところに飛ばされた。素敵にうんざりだ。その後もバネをひたすら使わされ、なんとか階段に辿り着く。1階でここまで疲れるとは思わなかった。ここに落ちているギタンは通常のダンジョンよりも高額なものが多く、当たりさえすれば一発で倒せる。チュンソフトのささやかな優しさだが、ギタン投げは外れる可能性が高すぎて頼りない。

黄金の間2階

階段から一番遠い場所から始まった。裏を返せば、バネで飛べば必ず今よりは階段に近づくということだ。階段のすぐ近くに飛び、予想以上にうまくいった。

黄金の間3階

隣の部屋に階段がある場所から始まった。しかも階段のある部屋はスタート地点からしか繋がっていない。別の場所からモンスターが来る可能性がないということだ。その上最初の部屋は10ダメージの土偶があり、モンスターも2匹しかいない。ここに来て親切が過ぎる。集めた罠が泣いている。

黄金の間4階

階段から遠く、バネ作戦も失敗する。しかし残っていた罠や杖を総動員してゴールにたどり着く。

黄金の間5階

念願のカラクロイドの盾を手に入れたところで、「ワナ師の腕輪を取っていない」という事実に気付く。帰る手段がない。ここで死んだら踏んだら孕んだ。まじできれるよ。ほんとに。チュンソフトに爆弾アイス送るよ。常温で。

56階

1階くらいどうにかなるだろうと思ったら、イッテツ戦車がバカみたいに出てきた。イッテツにはデロデロも毒矢も役に立たない。苦労してフロア全てを探索しても腕輪がない。必ず落ちているのではないのか?爆発にでも巻き込まれて消えたのか?顔面がヒクヒクしてきた。本当に頭に来ると痙攣する。しかしないものはない。仕方なく下に降りる。

57階

論外の大部屋だった。階段が近く、急いで降りる。しかし降りていくと当然より強力なモンスターが出現するようになる。99階になど興味がない。オラこんなダンジョンいやだ。早く村に帰りたい。

58階

神社の裏のように、帰るためのアイテムはもう出ないのではないか?という疑心暗鬼に陥っていたが、無事見つかり帰宅に成功。ほぼ諦めていたカラクロイドの盾を、ついに手中に納めた。だが復活の草を食べるようなバカだ。まだ油断してはならない。急いで盾だけを預け、ひとまずセーブデータを複製した。これで操作ミスによる盾の損失はない。合成失敗でも何でも十分にできる。

「レベルを上げればいいのか」と気付いてから盾の入手までに、それほど時間はかからなかった。もっと早く気付けば良かったのではなかろうか。素敵なことに、カラクロイドの盾はもう一度手に入れなければならない。絶望的な長期戦の果てに手に入れたわけではないから、もう一度や二度の挑戦は別に良いのだが、しばらくは御免だ。以前考えていた通り、カラクロイドの盾自体を鍛える。余った白紙を全てぶっこめば、それなりに強力になるだろう。

中腹は一旦終わって、今度は最果ての黄金か。最果ても最果てで厄介だ。毒矢を置いて敵を無効化などという便利な手段はない。そういえば毒矢を踏んで敵に当てるいう手段を使い始めたのも、ここ最近になってからだ。そら今までクリアできねーわ。