風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! 95日目

+1時間

90階

しびれサソリと隣接スタート。安定の悪意。衝動的犯行ではなく確信的犯行。周りにモンスターも見当たらないので真っ当に戦う。バトルカウンターがあるから麻痺でも致命的にはならない。カウンターのダメージとシレンの攻撃のダメージに大差もない。

ここでもめぐすり草を使用。階段の上で回復しようとしたところ、立て続けに3匹もモンスターが現れた。一番危ないのが開幕であることを考えると、アイテムを消費してでもモンスターを倒し、なるべくHPが高い状態で降りるべきだろう。3匹目のミノタウロスが近づいてきたところで降りる。

91階

開幕階段部屋だった。だがモンスターが2匹。1匹はシレンを凍らせる龍だった。場合によっては復活の草が全部なくなる危険がある。1歩歩くと部屋の外からギガヘッド。素晴らしい。クソだ。場所替えを駆使して階段まで逃走。最終的に4匹もモンスターが部屋に入っていた。パーフェクトクソ。ここまでいっぱいアイテム拾っているだろうから、嫌がらせでもしとかないと簡単にクリアされるもんねーという発想に思える。間違いなく、モンスター巡回率の数値を上げている。そんな数値はないと思うが。

92階

開幕メガタウロス。やる気MANMAN。最後のからぶりを投げる。ミスしないとは殊勝な心がけだ。広い部屋でモンスターが2匹。幸い寝ていたため、遠距離からの炎連発で一匹を難なく倒す。もう一匹は確認の上倒そうとしたが、操作ミスで近いところから炎を撃ってしまった。当然そのモンスターは象である。もう、そういう風にできてる。

やっとの思いで倒すとさらに象が現れ、それを倒すとメガタウロス。な?馬鹿だろ?ふきとばしや毒草投げの杖がものすごい勢いでなくなっていく。全然階段が見つからない。また8割方ご開帳した。迷路の中だったため、回復する余裕はあった。

93階

開幕4匹に囲まれていたよ、ありがとう。まったくもってクソゲーだ。だってこんなん、序盤の階では起こらないからね。識別の中に入っていた聖域をいよいよ使うことにした。4匹の内2匹眠っていることが救いだった。ダメージを受けず聖域の上に行き、全員を蹴散らす。草受けには高飛びを入れる。自分が使っても良し、モンスターに当たっても良し。8方向にモンスターがいるという特殊な状況でない限り、非常に使える。

聖域を中心にして探索範囲を少しずつ広げていたところ、誤って罠チェックせずに床を踏み、ワープさせられる。素晴らしい。ここでこういうミスをするところが茶目っ気たっぷりでチャーミング。ワープ先にモンスターはおらず、すぐに階段が見つかった。災い転じてふくし君か。90階台で自分から災いを起こしている場合ではない。

94階

開幕モンスターハウスではなかったが、6匹いた。何度言ってもいいが、クソゲーである。アホだもの。こんなの。通路に逃げ込んで一対一に持ち込めばどうなるか?10回くらい死ぬだけだ。

幸い階段がある。場所替えを使い階段に近づく。敵に殺されるか罠を踏む危険もあったが、もちろん罠チェックなどしている余裕はなく、無理矢理階段まで逃走。ダメージを受けるだけで助かった。運がよいと言わねばならないだろう。クォーターや麻痺を食らって終わっていた可能性も十分にあるのだ。

95階

開幕メガタウロス隣接且つ近くにギガヘッド。寝ている牛を無視し、ギガヘッドには最後の不幸の杖を投げる。当たった。最近妙に的中率が高い。ようやく反省の兆しが見られる。通路でギガヘッドと接触。毒草投げの杖を投げる。これで回避手段の杖が在庫切れとなった。さらにギガヘッド。いい加減にして欲しい。大砲やら何やら使いどうにか倒す。階段で回復中にまたギガヘッド。無視して降りる。

96階

開幕迷路。敵に認識された状態よりはよっぽどいいが、迷路に敵がいると困ったことになる。迷路内には罠があるのも鬱陶しい。少し進むと階段があった。何かを期待しても良いのだろうか?

97階

最後のめぐすり草を食べる。ウンコ象を倒した直後に2匹モンスターが現れる。愉快だ。高飛びで回避すると、飛んだ先に落とし穴があった。見えない力が働いているかのようだ。回復中にギガヘッドが現れ、落とし穴に逃れる。

98階

開幕象隣接、牛接近。貴重なバクスイを使って象を倒すが、牛は攻撃途中に目が覚めてしまう。高飛びで逃走。だったらバクスイを使わなければ良かった。こうなることは最初からわかっていたはずだ。メガタウロスは馬鹿みたいな体力なのだから、寝ている間に倒せるわけがない。

ワープ先に階段があった。すぐに階段へ行こうとしたが、途中で眠りガスのスイッチを踏む。しかし起動せず。近くにはしびれサソリがいた。さっきからどうも本来なら死んでいる場面でも助かっている。守護霊と背後霊と守護天使のおかげか。回復してから下へ降りようとするものの、どうやっても敵がワラワラと沸いてくる。敵が寸分の狂いもなくこちらに向かってくるのは何故だ?やむなく半分程度のHPで下に降りる。

99階

いよいよ最後の階となる。ここまで来られるとは思わなかった。30階くらいで死ぬだろうと思っていたのが懐かしい。隣接象をバクハで倒す。99階はこの方法で突破しよう、と温めていた方法がある。必要なアイテムも揃っている。

まず大部屋を使用。モンスターハウスの危険もあったが、もはやアイテムの残りも少なく、通路で一匹のモンスターと出会う方が危険と判断した。幸いモンスターハウスも何もなかった。続いてワナ消しを使用。これでどこをどう歩いてもワナにはかからない。モンスター同士が隣接したり一列になったりしないように誘導し、場所替えである程度階段まで近づく。今度は徒歩である程度階段まで近づき、モンスターが接近してきたところでバクスイを発動。悠々と階段まで歩いて、無事ゴールした。

やっと終わった。完全に運だった。テクニックや知識など何の役に立っただろうか。草受けや草投げに何を入れるか?どんなアイテムを温存しておくかといった選択肢はテクニックや知識の内に入るかも知れないが、最終的にクリアを後押ししたのは100%運だ。罠が起動しない、ワープ先に階段がある、投げた杖が当たる。プレイヤーにはどうすることもできない要素で何度も助かっている。今回は特に運が良かった。少しでも何かが違っていたら、もっと早く死んでいたとしてもおかしくはない。上級者様は「最果てなんて余裕じゃん」とおほざきになられるかも知れませんが、「自分の能力では100%運だった」と感じているのであり、その点誤解のないように申し上げたい。

これで心おきなく終われる。神社や中腹の99階など知らぬ。開始から110日経っている。4ヶ月だ。季節も変わった。このまま気持ち良く終わりたい。