覇邪の封印 8日目

+1時間40分

雇用

ガリアの呪い師を1万Gで雇う。戦闘に参加するわけではなく、戦闘後にHPを回復してくれるようだ。呪い師が魔法で回復してくれるわけではなく、薬を使うだけである。しかもその薬は自分で買わなければならない。
つまりオート回復機能が1万Gということだ。高くないか。HPが1しか減ってなくても呪い師は薬を使おうとする。キャンセルはできない。便利は便利だが、燃費が悪すぎる。金欠の今雇うべきではなかったかも知れない。

解雇

呪い師が病気の娘を治してくれるかも知れないと思い村に行ってみると、村の男が単刀直入に「呪い師をくれ」と言ってきた。なんでこう、この世界の人達は不躾なのか。感情だけで生きているのか。「3万Gくれ」と言ってみたり。
呪い師を引き渡すと「魔界の冠」をもらう。これはどう考えても、モンスターと会話できるアイテムではなかろうか。早速「うんむたく」と会話を試みる。何を言っているのかわからなかった。そんな馬鹿な。

「かんよう」に話しかけると、「長老は物知りで有名です」という答えが返ってきた。もうそれは既に他の人間から聞いていることだ。しかもすごくどうでもいい情報である。平仮名のモンスターが無害らしいことはよくわかったが、別にモンスター特有の情報はないらしい。

突然会話できるようになったのは、もしかしてテゲアの長老に効果を聞いたからか?効果を聞いておかないと使えないとすると、今まで手に入れた他のアイテムも現段階では使いようがないということか。

アイテム一つ使うにもこの手間である。ただ、種類が多くないなら、悪くはない仕様だ。RPGではアイテムにカーソルを合わせると細かい説明が出てくるものがあるが、それは一体誰に教わったのか、という疑問が付きまとう。街で買ったものならともかく、ダンジョンで拾ったものに説明書が付いていたのだとしたら、それはそれで不自然だ。

知らんがな

久々に城に行ってみると、いきなり真の勇者認定を受け、良さそうな剣をもらった。他の城に行っても変化がないので、知名度ではなく牙の本数か?恐らく300本か。それ未満だと勝手に換金され、また牙が0に戻ってしまう。つまりまとめて300本持っていかなければならないということだ。なんて酷いシステムだ。

ひとまずの目標は牙を集めて素敵な商品と交換することか。城はまだ2つある。牙を集めて金を貯めて、呪い師か鍛冶屋を迷っているが雇って、船も買ってレベルを上げてまじゅうを倒すことが、俺の夢である。*1

タスケテクレー!

今まで会話できなかったハージャに話しかけると、「タスケテクレー!」と言ってきた。それでイベントは終了である。まだ戻す手段がないということか。一週間経っても、未だに最初の王から言われた「コサーマと会え」という使命を果たせていない。一体いつ終わるのか。

片仮名のハージャと会話できたので、ゲルフィーズにも話しかけてみたが、会話は成立しなかった。やはり片仮名モンスターは無理か。ハージャは本当は人間だろうから、会話できただけか。

何そのシステム

300本集まったので別の城に行ってみたが、案の定というべきか、貰えるのは武器だった。しかもこのゲームは武器を2つ以上持てない。武器をもらえば今持っているテュロスの剣がなくなり、テュロスの剣を持っておきたければ、貰える武器を諦めるしかない。しかし剣を受け取ろうが受け取るまいが、牙は問答無用で300本全部取られる。何だこのシステム。あまりに酷すぎる。

仲間を増やしてからでないと牙集めは意味がないらしい。300本を無駄にするわけにもいかないので、牙は換金できなくなった。

結局金は商人から奪い取るしかないらしい。鍛冶屋と船の購入のために10万G。どんな名刀でも使い続けると折れて消えてしまうのが、このゲームの素晴らしさである。ゆえに鍛冶屋はどうしても必要だ。

鍛冶屋を雇うには5万Gも必要。武器防具の修繕に以後金がかからなくなることを考えれば、決して高くはないものの、5万はなかなか貯まらない。ざっと25人もの商人を殺す必要がある。

なんでや

悪徳商人はさほどエンカウント率が高くない。出やすい場所がないかと探していると、突然「コサーマ」が出現。「ふしぎなかぶと」を受け取る。

待てや。湖に囲まれた場所にいる「ハージャ」がコサーマじゃないのか。誰もそんなことは言っていないが、「コサーマは森と川に挟まれた平地にいる」という情報通りの場所ではないか。まさに森と川に挟まれている。じゃあ一体ハージャとは誰だ。何だ。

だいたい何故コサーマは野外に突っ立っているのか。コサーマがいる場所は何度も通り過ぎたが、モンスターだと思ってスルーしていた。わかるわけがない。

なかなかに酷い展開だ。しかしこれでやっと最初の目的を達成した。「まかいのかんむり」がモンスターと会話できるようになるアイテムなら、「ふしぎなかぶと」は古代呪文を読めるようになる兜と考えるのが自然だ。だがそれも、どこぞの長老に使い方を聞かなければならない。まったく面倒なシステムだ。

読めた

近くの街で使い方を聞き、早速ゲルフィーズのいた場所に向かう。北東の石像で「ヒトシレヌミチ」という呪文を唱えると何かが起こるらしい。試してみると突然洞窟に飛ばされた。
8日目にして初めての洞窟。恐るべき事に、何も見えない。真っ暗である。

何だこれ。たいまつなんかどこにも売っていなかった。これは何だ。どうしろというのか。出現する敵はゲルフィーズに加え、HP2000の敵も混じっている。どう考えても今の段階では攻略できない。鍛冶屋は当然として、大量の薬も必要だろう。
ようやくストーリーが進んできたかと思ったら、レベルも金も圧倒的に足りないことがわかった。船に5万。鍛冶屋に5万。薬は200個くらいは欲しいところだ。10個1500Gくらいじゃなかったか?つまり3万G。ここに来て金金金金金である。
探索は楽しいが、単純作業はつまらない。しかしどうやら、途方もない時間を単純作業に費やさなければ、次には進めないらしい。鍛冶屋を雇って安定した稼ぎ体制を確立するか、船を手に入れて大海原に金策の道を求めるか。ひたすら作業するのは辛いから、ひとまず船を手に入れたい。

*1:原型はないが「生涯現役だもんで」のパロディであることを一応補足しておく