零 −刺青の聲− 46日目

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木工頭の浮遊霊を何となく撮ったら新たな写真が手に入ったので焦った。これを逃していたらもう一周する羽目になっていただろう。
今まで全力でスルーしていた、最初の四つん這いの女は今回はきっちり倒して写真を入手した。浮遊霊や戦わなくてもいい怨霊を倒しても写真が手に入る、というのはえぐい。何周もプレイしていると戦う必要のない霊とは戦わなくなるから、ますます写真を手に入れる確率が減る。
七ノ刻終了まで進めた。新たなファイルは一つも入手できなかったが、次の章になれば深紅から2つは貰えるだろう。怜が深紅に四枚もの写真を一度に渡して、「調べてきておいて」と言い放つ光景はパワハラに見えた。
怜は家事全般をほぼ全て深紅に丸投げしている。さらに夢を見てからは多分仕事を控えている。実質何もしていないと言っていい。やることといえば風呂に入ることと寝ることくらいだ。
一方深紅はカメラのアシスタントをしながら写真の調査、さらに自分の勉強と家事全般を、悪夢を見ながらもこなしているわけである。怜より先に倒れるのも無理はない。