＋３時間８分（合計２９５時間１２分）
適当な自己診断で自分をアスペルガー症候群だと決めつけ、言い訳の材料にする自称アスペルガーが増えているらしい。ところで、自分はアスペルガーではないだろうか。職場に適応できないとか、空気が読めないとかいうのが典型的な症状らしいが、自分が職場に適応できるかどうかなんて知らない。職場になど行ったことがないのだから。空気が読めるかどうかも知らない。空気を読まなければならない場所にすら行かないからだ。ただ社交性は全くないし、他人に興味が持てない。気遣いもできない。
アスペルガーかどうかはともかく、自分が異常者ではないかと*1思った経験は小学生の頃からある。当時はまだ自分が異常者であることに気付かず、舌足らずで発音がうまくできない同級生を嘲笑っていたし、自分のことを棚に上げて、喋るのが苦手そうな同級生も自分より劣った人間だと思っていた。しかし実際は彼等とは比較にならないくらい言動のおかしな子供であったと思う。
人生のエピソードが極めて少ないから、同じ事を８回くらい書いているかも知れないが、小学６年生の時の事を書こう。普段教室の机は隣とぴったりとくっつけているが、テストの時は隣の解答用紙が見えないように少し移動させることになる。チャイムが鳴った時か授業が始まってからかはわからないが、とにかくテストが始まるということで、皆一斉に机と椅子の移動を始めた。その時自分の机には、隣の女子の筆箱が置かれていた。休み時間中、友達と話すのに邪魔になるから一時的に移しておいたのだろう。相手は自分の机に筆箱がないことに気付いている様子はない。
筆箱がなくてはテストの時困るだろうから言ってやらなければ、と思うものの、既に女子は移動を始めている。まず「人に話しかける」ということができない自分は、ここでどうすべきか迷った。何も言わず相手の机の上に筆箱を置けば良さそうなものだが、当時の自分は許可なく他人の物に触れるのには抵抗があった。女子の物なら尚更である。
そこでどういう行動を取ったか？
１）何もせず、相手が気付くのを待った
２）机を斜めにして、筆箱を床に落とした
３）机をガタガタ揺らし、相手がこちらを向くのを待った
何もしないよりは何かした方がいい、とはよく言われる言葉だが、実際は余計なことをするぐらいなら何もしない方がいい、ということも多い。この場合、どれかを選べと言われたら（１）が最善の選択であることは言うまでもあるまい。ところが
ん？
フジテレビにあるBreaking Badのあらすじがおかしい。
妻スカイラ−は夫の治療費のためか宝石の万引きの疑いをもたれる。ウォルターはスカイラーを問い詰めながら、自分が行うドラッグ製造と妻がした行為はお互い家族を愛する心情から発したと思うのだった。
一体どういう見方をするとこういう文章になるのだろう。まずスカイラーが万引きの疑いを持たれたのは、贈り物の宝石（ティアラ）が盗品だったからだ。そのティアラを送ったのは妹（だっけ？）である。
そしてウォルターはスカイラーを問いつめてなどいない。スカイラー「が」妹「を」問いつめたのであり、ウォルターの前では妹が万引きをしていたことを嘆いたのである。そこでウォルターは「自分が行うドラッグ製造と妻（ではなく義理の妹）がした行為はお互い家族を愛する心情から発したと」思ったのだろう。万引きよりも罪の重い麻薬製造をしているウォルターが、万引きした義妹を責めることなどできないのは当然だ。
劇中で濡れ衣を着せられたスカイラーが、あらすじでも犯人扱いとは何て可哀想なのだろう。それとも自分の見方が悪いだけで、実際はスカイラーが盗んでいたのか？いや、どう考えてもそれはない。
ミスを見つけるとすごく嬉しい気分になる。当然劣等感の裏返しである。
ネットのゴミ
なんだこれ？頭おかしいだろ。Wikipediaといい質問といい、同じ内容のページを共有する意味が全くわからない。
