零 1日目

+2時間30分
去年1月に買ったものだが、未だに2時間しかプレイしていない。面倒くさいというのもあったし、何となくPSソフトの再プレイを始めてしまってプレイする機会がなくなったという理由もある。だが実際の所は怖かっただけかも知れない。オカルト否定派でありながら、1年以上プレイしていない零〜紅い蝶〜の鮮明な夢を見てしまうほどトラウマになっているらしい。宮司と戦う夢だった。フェイタルフレームの時の「カンカンカン」という音まで忠実に再現されていたのでびっくりして起きた。
背景のグラフィックは『紅い蝶』とそんなに違わないと思うが、悪霊のグラフィックの質は低いようだ。『紅い蝶』の首が折れた女などは、初めて見た時の衝撃は凄いものだった。首が折れ曲り、苦しそうな表情を浮かべる女の霊は実に不気味だった。しかしこの零の悪霊は表情もわからないし、どんな姿勢なのかもよくわからない。これでは怖がりようがないだろう。発売が2001年で、PS2としても初期の方なので質が低いのは仕方ないか。
ただ難易度がかなり高い。悪霊が強いのだ。『紅い蝶』はもうちょっと悪霊の行動パターンがわかりやすかったと思うのだが、こちらは動きが読めない。床を這う女(?)や助手の霊、小説家の霊などは苦戦して回復アイテムを使いまくった。このままでは回復アイテムが尽きて先に進めなく恐れがある。与えるダメージが大きくなるシャッターチャンスは本当に一瞬なので、無理にシャッターチャンスを狙わず、遠くから体力を削った方が得策かも知れない。
『紅い蝶』と違ってフェイタルフレームはないらしい。強化レンズもまだ手に入っていないし、カメラを強化するための点数も溜まりにくい。戦闘関連のシステムは紅い蝶でかなり改善されたようだ。パズルや謎解きそのものは現時点では紅い蝶よりも簡単で、小学生向けのパズルすら解けない自分にとっては有り難い。まだ第一夜が終わったばかりなので、今後難しくなるのかも知れない。パズルは勘弁して欲しい。マジで全然わからんから。
ストーリーは小説家と助手、カメラマン全員の死亡が確認されたところだが、まだ第二夜。紅い蝶と同じように十夜くらいまであるなら、クリアするのに20時間近くかかりそうだ。相関図に宗方家が追加された。宗方家といえば、紅い蝶に登場した民俗学者の真壁の助手も宗方だったと記憶している。その宗方は村でオオツグナイが起こる前に黒澤八重と共に逃げて無事だったが、この作品で無惨な死を遂げて悪霊となっているのだろうか。