ロックマンX6セリフ集

オープニング


ROCKMAN X EPISODE 6

それは3週間前…

スペースコロニー「ユーラシア」はシグマの策略によりあっけなく占領された。
シグマの雇った謎のレプリロイド「ダイナモ
彼の操作により、ユーラシアの取った軌道は地球…
地球消滅の惨劇が始まった。
イレギュラーハンター「ゼロ」
地球の存亡を背負い、1人のレプリロイドが荒れ狂うスペースコロニーへ真っ向からぶつかった…
結果、スペースコロニーの破壊に成功。
地球消滅は免れたものの、爆発の被害は大きく
地上はあらぬ姿へと一変する
そしてシグマとの死闘
エックスとゼロは命からがらシグマを倒すが…
戦いから帰還したのは青い光…エックスだけであった。
手には見覚えのあるセイバーが握られていた。

3週間後の現在…
荒れ果てた地上はレプリロイドがかろうじて活動できる程度に
汚染が静まりつつあった…

そして…ある男の…

ゲイト …一体何が起こったんだ?コロニー落下は阻止できたと聞いたが。
これでは失敗したのと同じ…
滅亡を免れただけ良かったとでも言うのか?
…それだけじゃない。何かが起ころうとしている。この胸騒ぎは一体?
…ん?これは…?
何かの…破片だな。ここで激しい戦いでもあったのか?…
一体どれだけの人間やレプリロイドが犠牲になったんだろう?
ん?待てよ…こっこれは!…

1週間後

ゲイト ハーハハハッ ついに完成したぞ!!
この冷静な僕が あまりのことにおかしくなってしまいそうだ!
…いけない。これからなんだ…
今までこの僕の研究を理解すらできなかった奴らを…
そう、この世の下等なレプリロイド達全てを!
僕の元に服従させるために!!
出来る。出来るぞ!レプリロイドだけの理想の世界…
僕が全てを支配する素晴らしい世界が!

??? …ス……エッ…ス……エックス
目を覚ませエックス。今は…お前しかいないんだ。
お前が戦わなければ誰が戦う?早く目を覚ますんだ!エックス!
エイリア …クス…エックス!起きて!巨大なメカニロイドが暴れているの!
詳しいことは後よ。現場に急行して!


?? やはりゼロの仕業だったか。
エックス 誰だっ お前は!?
?? ハイマックス…そう呼ばれている。
ゼロナイトメアを調べに来た。
エックス なんだって!ゼロナイトメアだと!?
ハイマックス お前らの目的は何だ?ゼロナイトメアを使って何をたくらんでいる?
エックス こっちが聞きたいくらいだ。あのゼロは一体?
ハイマックス お前らは危険だ…処分する。

ハイマックス イレギュラーハンター…そんなものか。
ゼロナイトメアは俺たちが処分する。
お前らは邪魔だ。手出しするな。
エックス くっ ダメージを全く与えられなかった…。
ハイマックスにゼロ…ナイト…メア…
そういえばさっきおれはゼロの夢を?一体何が起こっているんだ?

アイゾック 地球上に残ったレプリロイド諸君。既に知っておるかと思うが、今各地で不可解な現象が起きている。
我々はその現象を「ナイトメア」と呼ぶ事にした。
それは人間で言うところの「夢」…いや「悪夢」に似た幻を
レプリロイドに見せる事によって混乱させ、
ひどい時には暴走を始めたり自らをデリートしてしまう事もある。
先のスペースコロニー落下事故により、地上に残されたレプリロイドも人類も後わずか…
もうこれ以上犠牲を出すことは出来ない!今度こそ地球存亡の危機に関わるであろう。
そこで事態を重く見た我々はナイトメア現象の謎を解明すべく、
疑いのある8つのエリアに調査員を送り込んだ。
なにせナイトメア現象は…あの名をはせたイレギュラーハンターゼロ…
彼の亡霊が原因であると言う情報もある。
エックス なんだって!?勝手なことを!
エイリア 待ってエックス。最後まで聞きましょう。
エックス ぐっ…
アイゾック さて…ここで雄志を募るとしよう!我々と志を共にする者達よ。
力を貸してもらいたい!この8人の調査員の元に集え!!
我々の目的はナイトメアの撲滅。そしてゼロの亡霊を消す事である。
未来のため来たれここに!!
なお、このハイマックスが調査員のリーダーとして参加しておる。
我らの所に来れば身の安全は保証しよう。
イレギュラーハンターもレプリフォースも今や壊滅状態。
未来は我らと共に自らの力で守ろうではないか!待っているぞ諸君!
エックス …ふ、ふざけてる!ゼロの事をそんな風に…みんなを救うためにゼロは命を賭けて戦ったのに!
エイリア 今は何を言われても仕方ないわ。
事実、ゼロの姿をしたナイトメアが目の前に現れたのよ。
私たちも調査する必要があるわね。ナイトメアの正体を。
今はアイゾックやハイマックスの事は放っておきましょう。
エックス 疑いのあるエリアって言ってたけど、一体どんな所なんだ?調べられないか?エイリア。
エイリア ……ダメだわ。激しい電波障害が起こっていてここからでは調べる事が出来ないわ。
エックス なら乗り込むしかないな。直接ナイトメアに触れることができるかも知れないし。
さっきの調査員って言うのも気になるしな。
シグナス ナイトメアか…危険が伴う任務になりそうだが、正体をつきとめ被害を最小限に抑えなければならない!
奴が言っていたように、これ以上レプリロイドを失う事は許されないからな…。
エックス、とりあえず一度戻って来るんだ。
エックス 了解。ただちに戻る。

一人目の調査員を倒す

エックス


アイゾック 報告します。早くも調査員が一人…
ゲイト わかってる。例のイレギュラーハンターに倒されたのだろう?
未だにいつ作られたかもわからないオールドロボットに勝てないのか…
アイゾックよ。しばらくあのハンターを監視してくれ。
アイゾック はっ。おおせのままに。
ゲイト それよりあの実験はどうだ?成果は出ているか?
アイゾック 全ては順調に絶大な効果が出ております。
99.98%の確率でレプリロイドを陥れています。素晴らしい発明ですな。
しかしハイマックスをもってすれば、今すぐにでも地球上に存在する
全てのレプリロイドを抑える事が可能です。
現にあのイレギュラーハンターですら敵わなかったのですから。
ゲイト ダメだ。もうしばらく実験を行いたい。
引き続きデータの収集にあたってくれ。
アイゾック かしこまりました。
ゲイト ところでお前の捜し物は見つかったのか?
恐らくこの世には存在しないと思うが…
アイゾック いやそんな筈はありません。私は見たのです…
それにヤツはあのぐらいの事で死んでしまうようなランクの低いレプリロイドではありません…。
ゲイト エックスといい、確かにしぶといやつらだからな。
生きているかも知れないが…可能性は低いだろう。
アイゾック 必ずや見つけ出してまいります。
ゲイト フン。僕にとってはどうでもいい事だ。
お前の好きにするがいい。僕には「ゼロの本体」など…必要ないからな。
とにかく例の実験とエックスの監視だけはしっかり頼むぞ。
アイゾック はっ。

ゼロ


アイゾック 報告します。調査員が一人倒されました。しかも…
ゲイト 死に損ないが…オールドロボットは随分としぶといものだな。
アイゾック はっ。まことにその通りで。特にあの赤いレプリロイド…ゼロはずば抜けた性能を持っております。
今のうちに手を打っておかなければ。この先必ず我々の障害になるかと思われます…
ゲイト もうゼロに用はない。いずれハイマックスが処分してくれるだろう。
アイゾック 確かにハイマックスの能力を持ってすればゼロの処分も簡単な事ですが…
やはり早めに手を打っておいた方が何かと…。
ゲイト アイゾック。前から気になっていたのだが、お前のゼロに対するこだわりは少し異常ではないか?
アイゾック いっいえ そんな事は…
ゲイト なら放っておけ。今はオールドロボットより例の実験の方が先だ。
アイゾック それは分かっております。全ては順調。絶大な効果が出ています。
99.98%の確率でレプリロイドを陥れています。もう実験の必要はないかと。
ゲイト そうか。ではそろそろ次の段階に移ってもいいな…。
フフフこれからが楽しみだな。…アイゾックよ。
アイゾック はっ。
ゲイト あの2人のイレギュラーハンター、念のため監視しておけ。目を離すな。
アイゾック 仰せのままに。

ライト博士

エックス


ライト博士 エックスよ…平和はいつの日に訪れるのか?
せめてお前にだけは戦いのない平和な世界で過ごして欲しかった…。
しかしこの悪夢は終わらせなければならない…。
アーマーを与えることしかできない無力な私を許しておくれ…。
地球のため未来のため…頑張って欲しい。

ゼロ


ライト博士 ゼロよ…無事だったのか?
ゼロ …オレは死なない。と言いたい所だが誰かに拾われたか…回復機能で復活したか…
記憶が曖昧で気がついたら動けるようになっていた…
ライト博士 …エックスも君もまだ世界が必要としている…
…だから復活を遂げたのだろう?
そしてこの悪夢は終わらせなければならない…。
悪いがエックスにこのアーマープログラムを渡して欲しい…。

ライト博士 エックス、ゼロ。お前らの安全を祈っておるぞ。

ゼロ 待ってくれ!エックスを助けたのはあなたですか?
ライト博士 …………
ゼロ オレを助けてくれた奴は…何か知ってますか?
ライト博士 本当に何も知らないのじゃ。許しておくれ。
エックスが呼んだのじゃろうか?まさに奇跡の生還じゃな。
ゼロ オレのことで何か知っていることがあったら…(ゲームでは「してっいることが」)
ライト博士 すまないゼロよ…君の解析すら出来ないのじゃよ…
ゼロ わかりました…プログラムはエックスに渡しておきます…

ナイトメアゼロ

ヤンマークステージ


エックス 何者だっ!絶対に許さないぞ!
?? オレだエックス。オレのことがわからないのか?
エックス …わかるさ。くだらないニセモノだってね。見苦しいぞ!
お前の狙いはなんだ?何を考えている?
?? エックス。あれから探してたんだ。ハンターの仲間達を…ずっと。
ゼロナイトメア 皆殺しにするためになっ!死ね!エックス!

ゼロ ちょっといない間にオレも落ちたもんだな。こんなオモチャと一緒にされるとは…。
エックス …ゼロ?ゼロ生きていたんだね?
ゼロ フッ。エックスだって生きてるじゃないか。
大体シグマごときにやられてたまるか…そうだろ?
エックス 探したんだ…データ反応も…パーツも…何も見つからなかったから…だから…
ゼロ 心配かけたようだな。ダメージが完全に回復するまで身を隠していたんだ。
その間にこの「オモチャ」が世間を騒がせてしまったようだがな。
さあ…感動の再会はここまでだ。ナイトメアを何とかしないと本当に取り返しのつかない事になる。
エックス 今レプリロイドが全滅すれば復興作業が出来なくなる。…そうなれば人類…いや地球そのものが危うくなる。
ゼロ 行くぜエックス!ナイトメアをぶっつぶしてやろう!!
エックス ああ。今はみんなが力を合わせないといけない時なのに…おれは絶対に許さない!行こうゼロ!

ハイマックス

シェルダンステージ・エックス


エックス 下らない計画を今すぐやめるんだ!アイゾックにもそう伝えろ!
ハイマックス お前の指図は受けない。…消えろ。

ハイマックス ど、どういう事だ?スピード、パワー、ボディー…どれをとっても負けてはいない。
お前のようなオールドロボットに負けるなど…あり得ない!!
アイゾック うぬぬぬ。ハイマックスまでもが…くっ!ここはひとまず退くとするか!
エックス 待て!逃がさんぞ!
アイゾック この死に損ないのオールドロボットめ!このままでは決して終わらん!
ワシの手で必ず息の根を止めてくれるわ!ひとまずさらばじゃ!
シグナス エックス!!落ち着くんだ!我々はお前を失うわけにはいかない。
今の戦いでダメージを受けているはず。一旦ハンターべースに戻るんだ!
エックス くそっ!後少しのところで…深追いは禁物…か。了解。戻るよ。

ヴォルファング・ステージ


ハイマックス 何度もしつこいヤツだ。お前は私に勝てない。
エックス 関係のないレプリロイドを巻き込むのはやめろ!
ハイマックス …うるさいヤツだ。消えてもらう。

ミジニオンステージ・ゼロ


ハイマックス 現れたな用なしめ。邪魔だ。
ゼロ お前こそ何の役に立つ?邪魔だ。
ハイマックス それはこっちのセリフだ。消えろイレギュラー。

ハイマックス やっと来たなナイトメアめ。
ゼロ 何を企んでいる!答えろ!
ハイマックス …答える必要はない。ここで消えるのだからな。

アイゾック クククッ。
ゼロ 何がおかしい?
アイゾック アーッハハハッ!笑わずにはおられんわい!
あのエックスでさえ歯が立たなかったハイマックスを倒してしまうとはな。
ハハッ笑いが止まらん!
ゼロ …気でも狂ったか?お前の仲間がやられたんだぞ?何がそんなにおかしい?
まあいい。残るはお前だけだ…今すぐ倒してやる!!
アイゾック ヌハハハハッ!…何か言ったか?小僧!!
ゼロ ぐぅうわぁーっ!!なっなんだ!?か、身体が…う、動かんっ。くっ
アイゾック ゼロ…貴様の事はこのワシが一番…フン、まあいい。
生きている事さえわかれば、貴様などいつでもとらえる事ができる。
今はハイマックスを連れて帰るのが先じゃ。
ゼロ まっ待てッ!に、逃げるの…か?くっくそっ!か、体が…
アイゾック ふん。今の貴様に何ができる?逃げはせん。また会おう。約束する。
シグナス 大丈夫か?ゼロッ!すぐレスキューチームをそちらに送る!
あの状態ではハイマックスもしばらく何も出来ないだろう。
だからお前も大人しくハンターベースに戻るんだ!
エイリア それはとても強力なプロテクトのようなものね。はずすには時間がかかりそうね。
さすがのあなたでもそれが外れなければ動けないでしょ?
ゼロ ああ…情けない事に何も出来そうにない…
エイリア あら?そのプロテクト…どうやら時限式になっているわ。放っておいても外れるかも?
しかも…おかしいわね?動きを封じる他に強力なバリア機能まで…一体何のために?

調査員を全員倒す

エックス


ゲイト さすがだね。イレギュラーハンター…エックス。
僕の最高傑作まで倒してしまうとは…
エックス 誰だ?お前は?
ゲイト 僕はゲイト…レプリロイドの新たな統率者。レプリロイドだけの理想国家を目指す者。
そのために今、下等なレプリロイドを消しているところだよ。クククッ。
エックス お前!!自分のしている事がどういう事かわかっているのか?
今の地球はレプリロイドなしでは復興出来ないんだぞ!
ゲイト わかっているさ。今が絶好のチャンスなんだよ。
僕の理想レプリロイドによる新たな時代を作る事が出来る。
やっと時代が僕に追いつこうとしているんだ…誰にも邪魔はさせないよ。
エックス。君の実力を特別に認めてあげよう。
自慢の調査員達を倒してしまったのだからね。
僕の研究所へ招待するよ。フフフ、もう隠れたりしないさ。
例え死ぬ事がわかっていても君は絶対来てくれるだろう?
待ってるよ僕の研究所でね。フフフ ファーッハハハ!

ゼロ


ゲイト さすがだなゼロ!僕の自信作を倒してしまうとはね…
エイリア まだ昔の事を恨んでいるの?今がどんな状況なのか分かっているの?
下手をしたらあなたも自滅しかねないのよ?
ゲイト わかっているさ…またとないチャンスだと思ってるよ。
スペースコロニーの事故のおかげで地上から下等なレプリロイドがたくさん消えた。
今なら残ったレプリロイド達を支配するのは容易い…。僕の理想の世界を作る絶好のチャンスだ!
…もう誰にも何も言わせない。やっと「夢」を実現できるんだ!
誰にも負けない最強のものをね!
ゼロ 貴様の狂った妄想につきあっている時間はない。そんなウイルスで作った理想の世界なんて幻だ!
すぐに消えてなくなるぞ!
ゲイト 今までイレギュラーハンターやレプリフォースがありながら…
平和な時が一時でもあったのかい?戦う事で全てを片づけてきた君にそんな事を言われたくないね。
エイリア 地球の存亡がかかった大事な時なの。妄想はやめて!
あなたはそんなに愚かな人じゃないはずよ。
ゲイト …忘れられないんだよ。僕の研究が理解されるどころか処分された事がね。優れていたのに…何故?
そこにいるイレギュラーハンターなんて未だに謎に包まれていて
危険な部分がたくさんあるかも知れないのに…どうして処分されない?待ってるよ、エイリア!
そこの謎に包まれたヒーローが僕の研究所に来てくれるのを…

ナイトメアソウル3000超

エックス


エイリア わかったの…ナイトメアの正体が…。ナイトメアは人工的に作り出されたウイルスよ。
レプリロイドに取り憑きDNAデータや思考プログラムなどのメモリーデータを
書き換えて狂わせてしまう。場合によってはその強力な力で外見自体変えてしまう事もあるようね。
まだ完全に解析出来たわけじゃないからその辺りは全くわかっていないの。
でもここまではイレギュラー化とほぼ変わらないわね。
エックス ああ…ほとんど同じだ。
エイリア ナイトメアウイルスの本当の恐ろしさはこれからよ。
取り憑かれた事によって暴れ出したように見えるナイトメア現象…
実はあるコードを入力すれば、自由に操る事が出来るようになるの。
ナイトメアの本当の狙いは…レプリロイド滅亡ではなく、支配する事だったのよ…。
それともう一つ、取り憑かれたレプリロイドがシステムを書き換えられる時、
耐えきれず死んでしまう場合があるの。通常のウィルスなら一緒に消滅するはずが(ウイかウィか統一しろい)
とても強力なエネルギーを持つナイトメアはレプリロイドが死んでしまった後でも単体で生きのびる事が可能なの。
ただあまりにもエネルギーが強力すぎて、特別なワクチンプログラムなしで直接ダメージを与える事が出来る。
シグマウイルスより駆除するのは簡単かも知れないわね…。
エックス 一体誰がこんな事を…。
エイリア こんなものを作り出せるのは…彼しかいない…。昔私の同僚だった…ゲイト…
あの調査員達…8体のレプリロイドは姿形が全く変わってしまったものもいたけど…昔彼が作ったもの…
とても強力なレプリロイドだったので誰かが利用しているんだって思っていたんだけど…
ナイトメアのプログラムの事を考えると彼以外あり得ないわ。
エックス …そのゲイトは何故こんな事を?
エイリア それは私がゲイトと同じレプリロイド研究チームにいたころの事…
彼の作ったレプリロイドは全て優秀だったわ。彼以外では解析出来ないほどの高度なプログラムが使われて
その働きは想像を超える成果をおさめたの…でもその性能の高さは危険だと考えられ始めたの。
そんな中課題を無視して危険な行動をとるようなレプリロイドも出てきて
彼の評価は下がっていってしまった。それでもゲイトは自分の実力を認めてもらうため
さらに高性能なレプリロイドを作り続けたわ。もちろん上司の命令を無視してね。
そしてある日、事故と見せかけて彼の作ったレプリロイド達は処分されてしまったの。
上司の命令だったわ。その時私も何体か…
エックス そんなに危険だったのかい?
エイリア いいえ…そんな事はなかったの。ただ彼の作り出すプログラムが高等過ぎたのよ。
解析できない部分が多くて使用するのが難しかったの。
エックス それだけの事で?…おれだって未だに解析出来ない部分が多いのに…
エイリア 言いにくいんだけど…彼は最強と呼ばれるエックスとゼロ…あなた達を目指していたの。
究極のレプリロイドが簡単に解析出来るようなものではまだニセモノだって…
だから彼の作ったプログラムは誰にも解析出来ないほど高度なものになっていったの。
私なんかよりはるかに優秀だったのに…課題をそつなくこなした私の方が昇進。
ゲイトの実力は誰にも認められる事はなかった。
それからゲイトは孤立していき、こう言い残して去っていったの。
必ず見返してやる。自分の実力を理解出来ない下等なレプリロイドを全て支配してやる!って。
彼の認める高性能のレプリロイドだけで理想国家をつくる。それが彼の野望なのよ…。
ナイトメアはまさに彼の実力を理解出来なかった者達への復讐!
彼の「憎しみの心」そのものなのよ!
エックス 止めるよそんな野望は。もうこれ以上レプリロイドの犠牲を出すわけにはいかない!そんな時じゃないんだ。
人とレプリロイドと地球の未来のかかった本当に大事な時なんだ。
エイリア ええ。一刻も早くゲイトの計画を阻止しましょう!彼を止めなければナイトメアもなくならないわ!
エックス 分かった。ゲイトを探そう!

ゼロ


エイリア わかったの…ナイトメアの正体が…。ナイトメアは人工的に作り出されたウイルスよ。
レプリロイドに取り憑きDNAデータや思考プログラムなどのメモリーデータを
書き換えて狂わせてしまう。場合によってはその強力な力で外見自体変えてしまう事もあるようね。
まだ完全に解析出来たわけじゃないからその辺りは全くわかっていないの。
でもここまではイレギュラー化とほぼ変わらないわね。
ゼロ そうだな…
エイリア ナイトメアウイルスの本当の恐ろしさはこれからよ。
取り憑かれた事によって暴れ出したように見えるナイトメア現象…
実はあるコードを入力すれば、自由に操る事が出来るようになるの。
ナイトメアの本当の狙いは…レプリロイド滅亡ではなく、支配する事だったのよ…。
それともう一つ、取り憑かれたレプリロイドがシステムを書き換えられる時、
耐えきれず死んでしまう場合があるの。通常のウィルスなら一緒に消滅するはずが
とても強力なエネルギーを持つナイトメアはレプリロイドが死んでしまった後でも単体で生きのびる事が可能なの。
ただあまりにもエネルギーが強力すぎて、特別なワクチンプログラムなしで直接ダメージを与える事が出来る。
シグマウイルスより駆除するのは簡単かも知れないわね…。
ゼロ 一体誰の仕業なんだ…
エイリア こんなものを作り出せるのは…彼しかいない…。昔私の同僚だった…ゲイト…
あの調査員達…8体のレプリロイドは姿形が全く変わってしまったものもいたけど…昔彼が作ったもの…
とても強力なレプリロイドだったので誰かが利用しているんだって思っていたんだけど…
ナイトメアのプログラムの事を考えると彼以外あり得ないわ。
ゼロ …そのゲイトが何故こんな事を?
エイリア それは私がゲイトと同じレプリロイド研究チームにいたころの事…
彼の作ったレプリロイドは全て優秀だったわ。彼以外では解析出来ないほどの高度なプログラムが使われて
その働きは想像を超える成果をおさめたの…でもその性能の高さは危険だと考えられ始めたの。
そんな中課題を無視して危険な行動をとるようなレプリロイドも出てきて
彼の評価は下がっていってしまった。それでもゲイトは自分の実力を認めてもらうため
さらに高性能なレプリロイドを作り続けたわ。もちろん上司の命令を無視してね。
そしてある日、事故と見せかけて彼の作ったレプリロイド達は処分されてしまったの。
上司の命令だったわ。その時私も何体か…
ゼロ 危険性がある以上、然るべき処置だと思うが…。
エイリア プログラムを調整するというやり方もあったと思うの。
ただ彼の作り出すプログラムが高等過ぎたのよ。
解析できない部分が多くて使用するのが難しかったの。
ゼロ 解析できない、か…。オレと一緒だな。
エイリア 言いにくいんだけど…彼は最強と呼ばれるエックスとゼロ…あなた達を目指していたの。
究極のレプリロイドが簡単に解析出来るようなものではまだニセモノだって…
だから彼の作ったプログラムは誰にも解析出来ないほど高度なものになっていったの。
私なんかよりはるかに優秀だったのに…課題をそつなくこなした私の方が昇進。
ゲイトの実力は誰にも認められる事はなかった。
それからゲイトは孤立していき、こう言い残して去っていったの。
必ず見返してやる。自分の実力を理解出来ない下等なレプリロイドを全て支配してやる!って。
彼の認める高性能のレプリロイドだけで理想国家をつくる。それが彼の野望なのよ…。
ナイトメアはまさに彼の実力を理解出来なかった者達への復讐!
彼の「憎しみの心」そのものなのよ!
エックス オレ達には歪んだ理想につきあっている暇はない。潰してやるぞゲイト!
エイリア 一刻も早くゲイトの計画を阻止しましょう!彼を止めなければナイトメアもなくならないわ!
ゼロ 行くぜ!待ってろゲイト!

ナイトメアマザーを倒す

エックス


ゲイト とうとうここまで来たねエイリア。…君には昔から勝てなかった。
君が常にトップだった。
エイリア いいえ。あなたの方が何もかも上だったわ。私はただ課題をこなしていただけ。
あなたは課題を守らなかった。たったそれだけの事なのよ。
エックス どんなに高い能力があっても正しく使われなかったら意味がない。
お前とエイリアの差はそこにあるはずだ。
シグナス 大体レプリロイドだけの国家なんて出来やしない。
人間もレプリロイドも共に不完全な存在。
お互い助け合っていかないとダメなんだ。
そんな事はお前が一番よくわかっているはずだ。
ゲイト このボロボロの地球を救えるのは誰だ?人間達は地下に避難し何にも出来ない…。
地上で活動出来るのはレプリロイドだけだ…。
フッ。こんな状態にしてしまったのもレプリロイド…ですよね?エックス君。クックックッ。
シグナス エックス。気にするな。
エックス 大丈夫だよ。シグナス。
ゲイト レプリロイドが不完全な事は認める。イレギュラーも発生する。
だから僕の実力も正しく評価されなかった。しかし…それだけの自信が持てるものを作り出せたんだ…。
そう…ひとついい事を教えてあげるよ。さすがに僕の実力だけではここまで来れなかった…。
クックッ…でもこれを拾ったんだ。まさに神の導きだね。何だと思う?
ただのガラクタだと思ったよ…はじめは。
「ゼロのかけら」だよ!「ゼロ」のDNAを手に入れる事が出来たんだ!
聖地に踏み込んだような気分だった。素晴らしかったよ、ゼロのDNAは。
ハイマックスもナイトメアウイルスもいとも簡単に作り出す事が出来た。
正気ではいられなかった…。こんなに完璧で最強のものが出来上がってしまうのだから。
しかし…上には上がいるもんだね。ここまでたどり着くのだからね。
エックス お前にはわからないのか?
確かにゼロのDNAデータは強大な力を持っているかも知れない…
でも使い道を間違えた時からその力は弱まってるんだ!身をもって教えてやるぞ、ゲイト!
我が友ゼロのDNAを利用して、残り少ないレプリロイド達を苦しめた。お前の罪を!!
絶対に許さない!!
ゲイト 望むところ!君を倒さない限り僕の理想国家はあり得ない!来い…エックス!

ゼロ


ゲイト とうとうここまで来たね。さすがだよゼロ。
ゼロ 悪は倒す…単純な事だ。
ゲイト これは黙っておきたかったんだがけど最後だから教えてあげるよ。
はっきり言って僕だけの実力ではここまで来れなかった…
でもこれを拾ったんだ。まさに神の恵みとでも言うのかな?
何だと思う?ただのガラクタだと思ったよ…はじめは。
…キミの身体のかけらだよ。ゼロ、キミのDNAを手に入れる事が出来たんだ。
今までどんな最新の技術をもってしても解析できなかった聖地に踏み込む事が出来たんだよ。
ゼロ なんだと!?オレのDNA?
ゲイト 素晴らしかったよ。キミのDNAは。
ハイマックスもナイトメアウイルスもいとも簡単に作り出す事が出来た。
正気じゃいられなかったよ。こんなに完璧で最強のものが出来てしまうんだから…。
でもさすがに…本物には敵わなかったのかな?完全に解析できたわけじゃないからね。
ゼロ なんて事をするんだ!!ナイトメアウイルスをすぐにデリートするんだ!危険すぎる!
自分のクビをしめる事になるぞ!
ゲイト クククッ珍しいね。いつもは冷静なキミが取り乱すなんて…大丈夫だよ。
下等なレプリロイドを使って十分な実験を行ったからね。キミのDNAに恥じない最強のウイルスを完成させたよ。
あとは…目障りなオリジナルに消えてもらうだけかな?
ゼロ お前のその薄汚い野望全てをデリートしてやる!!


ハイマックス(秘密研究所)

エックス


ハイマックス データは完全に勝っている…負ける筈がない。
エックス …まだそんな事を言っているのか?負けられないんだ…
…下らない野望になんか負けられないんだよっ!

ゼロ


ハイマックス 消えろ…消えろ…オリジナル…
ゼロ …なんだ?狂ったか?
…これで最後だ。ナイトメアごっこはもう終わりだ!

ゲイト

エックス


ゲイト さすがだね…全て壊されたよ。もう何も残ってないよ…。
エックス ゲイト!観念するんだ!そして…今からでも…お前の犯した罪の償いをするんだ!
ゲイト まだだ…最後の実験が残ってるよ。僕が戦うよ…
エックス やめろ!自分がどれだけ愚かな事をしているかわかっているはずだ!
ゲイト …こうなったらどうでもいいよ…前から憧れてたんだよ…。
君を解析する事を!来いエックス!

ゲイト くっ ゼロのDNAをもってしても ゲホッ 勝てなかったか?ハーハー
いや グッ 解析が不完全だったからな…。
い、いつの時代につ、作られたか分からないプログラムに負けたのか…。
でも ごほっ まだ終わりじゃない。
僕はこのまま無様に消えていく愚かな奴らとは ゲホッ …違う。
こんな最悪の事態も ちゃんと考えておいたんだ。ハーハー
これだけは…使いたくなかった。
僕自身も消されてしまうかも知れないが…
アッアクマを復活させたよ。シグ…マをね。
シグマ 調子に乗るな小僧!あの程度では死なぬわっ!!
お前の助けなど必要なかったわ!邪魔だ!消えろ!
ゲイト ぐぁぁぁぁぁぁあああああああー!!
シグマ くっ こっこれで 邪魔者は…おっお前達だけだ!
今度こそ け、決着をつける。この先で待っているぞ。
エックス くっ!またアイツか!
でもまだ完全に復活してないみたいだ。急ごう!
エイリア …エックス。聞こえる?気になったんだけど。
そこで倒れているアイゾック、機能停止しているわ。
死んでいるの?…過去の異例図事件と似ているわね。
エックス 何の反応もない…一体これは?
…ダメだ今はそれどころじゃない!シグマを追うぞ!

ゼロ


ゲイト さすがだね…全て壊されたよ。もう何も残ってないよ…。
解析が足りなかったよ。いや、完全な解析は不可能だった…。
ゼロ オレのDNAを利用するのは危険だ!…わかっていたはずだ。
残っているプログラムを全てデリートするんだ!
ゲイト まだだ…最後の実験が残ってるよ。試させてよ。僕が戦うんだ…。
オリジナルと戦えるとは思ってもいなかったよ…。
またとない機会じゃないか?戦ってよ…ゼロ。
ゼロ これ以上戦っても意味がない!諦めろ!
ゲイト …諦めきれないよう!ここまで来たのに?
せめて悔いのない戦いをするさ!行くよゼロ!

ゲイト くっ ゼロのDNAをもってしても ゲホッ 勝てなかったか?ハーハー
いや グッ 解析が不完全だったからな…。
い、いつの時代につ、作られたか分からないプログラムに負けたのか…。
でも ごほっ まだ終わりじゃない。
僕はこのまま無様に消えていく愚かな奴らとは ゲホッ …違う。
こんな最悪の事態も ちゃんと考えておいたんだ。ハーハー
これだけは…使いたくなかった。
僕自身も消されてしまうかも知れないが…
アッアクマを復活させたよ。シグ…マをね。
シグマ 調子に乗るな小僧!あの程度では死なぬわっ!!
お前の助けなど必要なかったわ!邪魔だ!消えろ!
ゲイト ぐぁぁぁぁぁぁあああああああー!!
シグマ くっ こっこれで 邪魔者は…おっお前達だけだ!
今度こそ け、決着をつける。この先で待っているぞ。
ゼロ お前が死んだとは思えなかったからな。宿命だな…ここで再会したのも。決着をつけてやるっ!
?? …行けっ!…行くのじゃゼロ!お前こそが最強のロボットじゃ!
ゼロ ん?…誰か呼んだか?
エイリア どうしたの?ゼロ。
ゼロ いや。何でもない。シグマの所に向かうぞ!

シグマ

エックス


エックス まだ完全に復活してないようだなシグマ!
シグマ ゲホッ…エッエックスか?ジャマだ…うせろっ!
エックス またとないチャンスだ。今度こそ完全にデリートする!
シグマ …ほ、ほざくな…お前などこの体で…十分だ。ゴホッ。
エックス 行くぞ!覚悟しろシグマ!

エックス …倒したか?そんなわけないか?
シグマ フハハハ まだだ!ごれがるが ホンバナだっ。
ジネ!デッグス!ジヌンダッ!ベッグズ…
エックス …こ、こいつ…何を言ってるかもわからない。
…意識すらハッキリしてない筈なのに、それでもおれへの執着は…
楽にしてやるぞ!シグマ…完全に眠ってくれ!

シグマ ぐぅぅぅわあああああっ!がぁぁぁぁぁわあああっ!
無駄だぞ!無駄だ!わかるだろ?エックス。
死なんっ!このぐらいで…わかるだろ?エックス。
エックス 今はなによりも地球復興が大事だ…
お前の相手をしている暇はない…。
…またおれの目の前に現れたら倒してやる…それだけだ。
シグマ …フハハハハッ忘れるなよ!必ずまた復活してやるっ!
必ずだ!か な ら…ぅぅぅおおおおわわわっっっ!

ゼロ


ゼロ さすがのお前も…完全に復活してないようだな、シグマ!
シグマ ゲホッ…エッエックスか?ゼロか?邪魔だ…失せろっ!
ゼロ そうはいかない。これはチャンスだ。今度こそ完全にデリートする!
シグマ …ほ、ほざくな…お前などこの体で…十分だ。ゴホッ。
ゼロ 楽にしてやるぞ!シグマ!

ゼロ …どこにいるんだ?とっとと出てこい!
シグマ フハハハごぞう!いげがるのぼ ごがまでだっ!
ジネ!ゼロ!ジヌンダッ!デロ!…
ゼロ 相当イッてしまってるな…まともに喋れないじゃないか?
…せっかく消えたシグマウイルスが復活されたらシャレにならんからな…。
完全にデリートしてやる!とどめだ!シグマ!

シグマ ぐぅぅぅわあああああっ!がぁぁぁぁぁわあああっ!
無駄だぞ!無駄だ!わかるだろ?ゼロ。
死なんっ!このぐらいで…わかるだろ?ゼロ。
ゼロ 今はとりあえず消えろシグマ…他にやるべきことがたくさんある…
…もう復活するな。永久に眠れ!
シグマ …フハハハハッお前がいる限り必ず復活してやるっ!
必ずだ!か な ら…ぅぅぅおおおおわわわっっっ!

エンディング

エックス1


エックス エイリア。助かるかどうかわからないけど…
エイリア エックス…あなた何故ゲイトを?
エックス 同僚だろ?昔の話かも知れないけど…。
それにもうこれ以上レプリロイドを失いたくない…。
エイリア そうよね。ゲイトはもう…ダメかも知れないけど。
あなたのその気持ちは伝わると思うわ。
私からお礼を言うわ。ありがとうエックス。
ゼロ …どうやら全て解決したようだな。強くなったな、エックス。
もう一人で十分かもな…。
エイリア そういえばエックス、あなた見たんでしょ?ゼロの夢。
それもナイトメアのせいだったのかしら?
エックス わからない。でも信じてるんだ。ゼロはきっとどこかで…。
イレギュラーハンターだからシグマなんかに負けられない。だから生きてるさ!
エイリア エックス…そうね。そのとおりよ。
ゼロ フッ。そうだな。シグマなんかに負けてたまるか。しばらく平和な日が続くだろう。
オレは今やるべき事を片づけるとするか…。
しばらくイレギュラーハンターの仕事は任せたぞ、エックス。
これが片づいたらすぐ戻る。じゃあな…エックス。
エックス ゼロッ!?
エイリア え?わ、私も今…ゼロの気配を感じたわ。
エックス 近くで呼ばれたような気がして…
サーチしてみたけど何の反応もないね…。
エイリア 確かに…何の反応もないわ。大丈夫?少し休んだら?
エックス ゴメン。大丈夫だよ。それに…またシグマが復活したんだから油断は出来ないよ。
さあ、みんなで力を合わせて地球を元の姿に戻そう…。
エイリア そうね。みんなで今度こそ本当の理想国家を目指しましょう…。

エックス2


ゼロ とりあえず終わったな。
エックス そうだな。
ゼロ エックス…ゲイトを連れて帰ってどうする?
こんなダメージじゃ修理しても無駄なだけだ。
エックス わかってるよ。ただエイリアの同僚だったと思うと…放っておけなくて。
仲間がいなくなる寂しさは知っているから余計にね。
ゼロ …心配かけたな。ん?丁度迎えが来たようだ。
エイリア 大丈夫?2人とも。あ…ゲイトなの?
ゼロ 連れて帰ってきたんだ。エックスの優しさってヤツだ。
ダグラス ひっどいなこりゃ!どうするよ?
エックス エイリアに任せるよ。余計な事したかな?
エイリア ううんありがとうエックス。出来るだけの事はしてみるわ。
シグナス 任務完了だなこれで…いや、これから長い任務が待っているぞ。みんなで地球を再建しなければ!
ダグラス 何でも直してやるぜ!メカニックとしての腕の見せ所だ!
エイリア 私は…イレギュラー発生率0のプログラムや、
ウイルスを完全にシャットアウトする完璧なプロテクトプログラムを…
ゲイトに負けないようなプログラムを目指すわ。
エックス みんなで力を合わせてゆっくり確実に歩んでいこう!
ゼロ そうだな。長い旅は始まったばかりだ。
シグナス 今度こそ本当の理想国家を目指すぞ。人間とレプリロイドが平和に暮らせる世界を!

ゼロ


謎の科学者 …なるほど。これを取り除くにはかなりの時間がかかりそうですね。
確かに…最新のテクノロジーを使ったとしても怪しいものです。
私でも完全に直せるかどうか…。
ゼロ 構わん。この辺りで手を打っておかないと…
謎の科学者 しかし今は特に異常は見つかっていないはず?
あなたならそのままでも問題はないはずでは?
余計な事かも知れませんがこれから先また大きな事件が起きた時、
あなた抜きで対処出来るのでしょうか?
ゼロ フッ。心配してもらってすまないな。でも大丈夫だ…。
ハンターにはもっと優秀なヤツがいる。
…それよりオレ自身が平和を乱す存在になる事の方が怖いんだ。
謎の科学者 ……承知しました。覚悟は出来ているようですね。
ゼロ ああ…で、目が覚めるのはいつ頃になる?
謎の科学者 何事もなければ…の話になりますが…約102年後の8月15日前後になるはずです。
ゼロ …わかった。成功を祈るとしよう。よろしく頼む。
謎の科学者 わかりました。ゆっくりお休み下さい…。