お絵描きセットを使い切る536

不明(不明)
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82週目。1位(±0)。全国比145%、東京130%。増加7週目。最も陽性者数が多かったのは全国が土曜、東京が木曜で、全国、東京共に過去1番目(±0)の多さとなった。拡大前から951%(+297%)、過去最多の220%(+69%)。過去の拡大期と比較すると、去年秋の15週目(±0)より多く、春の11週目(±0)より多い。6週目でピークを上回っている。

これまでの傾向を考えると、最低でもあと2週は増加が継続する。今年は去年と比べ拡大期が長期化し、反面減少期は短期化している。去年の同時期と同じく、9週で増加が止まるとは限らない。先週から増加率は大幅に下がっているが、140%ではピークアウトの前兆とは言えない。120%未満になれば期待しても良さそうだ。蔓延防止措置の対象地域が増えたが、この措置に効果がある気がしない。

83週目の月曜は、全国144%、東京131%となった。多い日は月曜の2倍論を適用すると、全国24000人、東京5700人以上となる。一方増加比で考えると、全国は22000人、東京は6500人程度になる。水曜以降に失速しない限り、全国2万人以上、東京は6000人を超える可能性が高いという事だ。なお火曜は月曜と同程度かそれ以下になると思われ、マスコミは「火曜日としては最多」という見出しを書けない。根拠はないが、東京は6000人を超えないような気がしている。全国2万は知らん。

重症者数の激増は続き、平均967人(+358)となった。3週前はまだ陽性者が2万人で、今後3万人、6.5万人、10万近くと跳ね上がっていく。毎日増加している以上、来週か再来週には最多の1355人を超えるだろう。ワクチンで抑制できている論も、重症者に関しては通じなくなってきた。

一方死亡者数は83人(+16)と微増に留まっている。今後更に増えるにしても、過去最多の800人に迫る事があるとは、今のところは感じられない。

緊急事態宣言を発出しながら、大規模なスポーツイベントを開催するという矛盾に満ちた状態を作り出した政府は、感染拡大の原因を若者に押し付けている。実に醜悪だ。「どうせこうなるのだろう」と思ってはいたが、実際に内閣のトップが「若者が若者が」と連呼していると不快極まりない。まず接種を後回しにしている事を詫びろ。

接種25週目。1回目の接種数は5800万人で、全体の46%ほどになった。職域接種のデータが突然まとめて追加されたため激増したように見えるが、ペースそのものは伸びていない。今後供給が持ち直し職域接種が再開されたとしても、大幅な加速は望めない。どこの国も5,60%を超えた辺りから伸びが緩やかになっている。