お絵描きセットを使い切る574

とらドラ
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SARS2発生から90週目。過去41番目(+15)に多い。全国、東京共に先週比57%で、減少6週目。最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が過去225番目(+91)、東京が過去322番目(+137)の多さとなった。ピークから6%(-5)、夏の拡大前の100.2%(-76)、去年冬の最多の23%(-18)。過去の拡大期と比較すると、夏の1週目(-3)、春の3週目(-2)、冬の7週目(-3)より多い。

増加比は当然ながら、祝日の多かった先週に比べると高くなっている。ただそれでも60%を下回っている。減少6週目でもこれだけの減少ペースを維持していたのは、第1波の減少期以来である。今と陽性者数が違い過ぎて比較の意味が薄い。来週も減少する可能性が高い。今週より25人以上少なくなると、夏の拡大前の陽性者数を下回る事になる。「拡大期が来る度最小値が大幅に増加する」という繰り返されてきたパターンが初めて崩れる事になる。

今回の減少は全くの予想外だった。せいぜい週2万人くらいまで減って増加に転じ、冬に週20~30万人程度まで膨れ上がると思っていた。今までの傾向からの予測は不可能だった。今後もどうなるのかわからない。いずれ増加に転じるのは間違いないとして、最多を更新するほど増加はしないのかも知れない。今まで期待しては裏切られてばかりだったから、何も期待はしない。そして増加を気の緩みのせいにもしない。根性論にはうんざりだ。なお来週の増加比が70%以下の場合、夏どころか春の拡大前の最小値すら下回る事になる。

重症者数は平均839人(-409)で33%、死亡者数は248人(-30)で10%ほど減少した。陽性者数に比べると減少ペースが遅い。陽性者数より3,4週ほど遅れて変化が現れるとすれば、陽性者数が今の5倍以上の頃の数値と考える事もできる。

接種33週目。1回目の接種人数は9000万人で、全体の71%ほどになった。今週の接種人数は328万人。祝日がない割には少ないが、70%も超えればある程度減って来るのは当然だろう。高齢者が90%で頭打ちなら、それ以外ならもっと早い段階で止まるはずである。接種対象ではない子供を除外すれば、接種率はもっと高くなる。これは順調と言って良いだろう。夏の感染爆発を引き起こした時点で失敗だという者もいるかも知れないが、スタートが遅かった割には接種率ランキングの上位になっている。