お絵描きセットを使い切る555

不明(不明)
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85週目。2位(+1)。全国比98%、東京80%。増加は9週で終わり、減少1週目となった。最も陽性者数が多かったのは木曜で、全国が過去4番目(+3)、東京は過去9番目(+7)の多さとなった。今回の拡大期は拡大前の1565%、過去最多の362%でピークを迎えた。拡大前の6月の水準に戻るには、93%ほど減らさなければならない。冬に10倍増えるとすれば、90%減らさなければ今回のピークを上回る事になる。そこまで激減させるのも、冬に拡大を抑えるのも極めて難しいだろう。過去の拡大期と比較すると、夏の8週目より多い。去年冬の最多の354%(-8)。

東京が減少傾向である事は疑いようがなく、全国も週の後半から先週比で減少し始めた。ところが政府、マスコミ、自治体、専門家、その他馬の骨などが頑なに減少を認めようとしない。数値そのものには触れても検査が少ないだ何だと必ずケチをつける。協会は先週比減となった9日間について、見出しで減少に触れたのはたった1度だけである。「○曜日最多」だ「5000人超○日連続」だとあれほど言っていたのが、突然陽性者数については知らんぷりを決め込んでいる。重症者数や死者が落ち着いてくると、今度は下げ止まりを煽り始める。いよいよ煽るネタがなくなると、専門家のうさんくさい試算や都の関係者のコメントを出して、現実では何も起きていない事を見出しにし始める。最悪なまでの下劣さ、醜悪さである。なお86週目の月曜は減った事を強調する見出しだった。ただ月曜は検査数が少なく、「○日以来の少なさ」と言っても意味がない。

重症者数は平均2011人(+209)となり、増加の勢いは更に落ちた。陽性者数が減少した以上、今後重症者数も遅れて減少するだろう。一日に増える量もかなり減ってきている。

死亡者数は315人(+92)と40%増加した。重症者数同様、数週以内にピークになると思われる。重症者数と違って、最多を更新する事はなさそうだ。タイムラグを考慮する必要はあるが、過去300人台の死亡者数を出した週の陽性者数は1万人や3万人で、現在の15万人とは文字通り桁が違う。

接種28週目。1回目の接種数は7000万人で、全体の56%ほどになった。ここ3週の接種人数は400万人以上をキープしている。接種率がここまで高くなっても陽性者数は極めて多い。冬までに4,50代の接種率が高まれば、今度こそ重症者も死者数も抑えられるのか。抑えられなければワクチンが切り札とは言えない。集団免疫という話は何だったのか。接種の年齢層に偏りがあり過ぎて機能しないという事か?巣鴨に免疫の壁ができているとしても、渋谷にはそんなものなさそうだ。