今週もひどいドラゴンボールGT #54(2周目)

自分と相手の実力差もわからず常に足を引っ張り続けるパン。帰れと言われると駄々をこねるか神妙な顔つきで役に立ちたいとか言い出す。そういう子供を無理矢理ねじ伏せるのも大人の厳しさである。

格が違う強敵相手に変身しないクズ。永遠に続くのだろうなあ、この悪癖。それで変身して逆転されたって全然爽快感がない。ピンチが茶番だから。全ての物語のピンチからの逆転は茶番である。だが変身可能生物がそれをやると、もっと茶番感がある。理由を見出そうと思えば見いだせる。たとえば子供になってスタミナが極端になくなり、超サイヤ人状態ですら長続きしない。だから敵の性質を見極めてからでないと変身できないと。だがインフレバトル作品にあって、通常状態では敵の攻撃に耐えられるはずがない。それは悟空が天才だから何とかなるんだ?いや知らんわ。

本気を出せとお互いに言い合い、終わる寸前に本気を出す二人。この話まるごといらなかったのではないか。いっぱいお金をかけて無駄な話を作るのか。公共事業みた~い。

「それが噂に聞いた超サイヤ人4か」。噂とか聞くんだ、邪悪龍って。邪悪なのになあ。