今週も間延びしているドラゴンボールZ #198

パイクーハン曰く、悟空は初めて会った時より強くなった、短期間で成長したという。あっそ。だからセルを一撃で倒すパイクーハンと互角になれたんだー。ふーん。1年も修行してセルに追いつかなかったのに、数回雑魚と戦うだけでセルを一撃で倒す相手と互角に?ふーん。ふーんふーんふーんふーん。
そして超サイヤ人にならない悟空。アニメのこういうところが嫌いなんだよ。憎いといってもいい。わざと本気を出さず、黒髪でピンチになったところで超サイヤ人になるっていう一連の流れは、全くもって完全に無駄だ。雑魚相手に超サイヤ人にならず、少し苦戦するのは別にいい。ウサギに全力を出すライオンはそんなにかっこいぐない。だがパイクーハン相手に黒髪からはおかしい。界王拳が優れているのは、体に負担がかかるから本気を出さない言い訳ができる点だ。超サイヤ人にそういったリスクはない。ちょっぴり興奮するだけだ。強いとわかっている相手なら最初から変身するしかない。それはしょうがない。
もっとも今回はピンチにはならなかった。何故か黒髪の悟空相手に苦戦するパイクーハンは、先に重い装備を外して本気を出した。なんでセルを一撃で倒すような使い手が黒髪悟空に苦戦するの?
つまりこういう事になります。

↑強い
 薄着パイクーハン=超サイヤ人悟空
 黒髪悟空=厚着パイクーハン
 (一撃で倒せる差)
 完全体セル>生前の超サイヤ人悟空
↓弱い

ふーんふーんふーんふーん。87ふーん。(タモリ7ふーん)

インパクト狙いでセルを犠牲にしておいてこの展開だ。説明責任を果たしていない。「数日で成長した」では説明になっていない。いつ悟空がそんな能力を身に付けた。そんな事で強くなるなら、地道で長い修行などしない。ドラゴンボールは基本的にひたすら修行して強くなっている。一戦ごとに強くなるという設定の作品も確かにあるが、ドラゴンボールはその度合いは小さい。
セルなど出さなければ良かった。パイクーハンとの腕試しで、慢心した悟空が黒髪状態で気絶させられ、再戦時に超サイヤ人になって「そんな力を隠していたとはな、ではこちらも本気を出さねばなるまい」と言ってパイクーハンが服を脱ぐ。これであかんの?ああはいはい、すいやせんねど素人が口を出してホンマ。