今週も間延びしているドラゴンボールZ #239

引き延ばしの嵐だった。飛行船の乱暴な着地によるどさくさにまぎれ、亀仙人が18号に抱きつく。そこまではまだ良い。その後の乳揉みは完全に性犯罪やがな。スケベな老人の域を超えている。弟子の妻にセクハラを働くのもさることながら、娘の前でというのも鬼畜だ。
本来はそこまで鬼畜ではなかろう。せいぜい体を小さくして女子高生のトイレに潜入したり、女子高生にぱふぱふを要求したりする程度で。改の時でもカットされていなかったが、わしづかみ事件もそのままだっただろうか。あまり見た記憶がない。犯罪だし。そんな事ができるなら、ドラゴンボールと引き換えにぱふぱふを要求したり、こそこそとトイレに侵入しようとしたりはしないだろう。あくまで合法的に嫌らしい行為をしたいのである。トイレへの侵入が合法かどうかは知らない。
スチュワーデスに対してもシンプルにセクハラをしていたような気がする。看護婦にもやってたか。なるほどただの鬼畜だった。

デンデ曰く「死人の悟空さんは二度死ぬ心配はない」のだという。「二回死んだら完全に死ぬ」という設定はベジータの限定復活の時に初めて言及されたのか?死人が死ぬようなシチュエーションは確かになかった。それにしたって、原作で41巻や42巻に説明された事が、この段階でまだアニメに取り入れられていないのか。どれほど時差が小さいのか。調べればわかる事を調べない。下書き原稿をアニメの制作現場にFAXで送っていたという逸話は大全集か何かで読んだ。
竜に襲われたブルマをビーデルが助ける。ヤムチャが助ければいいだろと思っていたところ、ヤムチャビーデルには使えないエネルギー波で竜を攻撃。仕留められなかったのは手加減していたと好意的に解釈するが、その後崖を怖がって水中に入らなかったのは意味不明だった。
「このスーツ高いから」と言った時は「ああそういう事か!」と合点したのだが、どうやらその場しのぎのウソだったらしい。ヤムチャがエネルギー波を撃つというところまでは良かったのに、高いところから飛び降りるのを怖がるだろうと脚本家が思った事が不可解だ。ヤムチャが泳いだシーンが今までなかった事を利用して、「飛び降りるのはわけないが泳ぐのがちょっと」と言うならまだわかる。本当に泳いだ事がないのかどうかは知らない。
繋ぎの回の割に作画がやけに良かったように感じた。