今週も叩かずにはいられないドラゴンボール超 #120

一体何回「真の強者の戦いが始まる」と言えば気が済むねや?宇宙が残り3つでありながら悟空チームはまだ6人も残っている。かと思えば、どう見てもクソ雑魚のチームがそれ以上に残っているという。雑魚ゆえに存在を消して生き残りを図るのも一つの手だろう。ところがジレンチームを無視し、悟空達に襲い掛かる。人数が多い方が少ない方に挑む理由があるのか。じっとしていれば良かろうに。まるで自分達の出番が来るのを待っていたかのようだ。大した強さとは思えず、真の強者でもなんでもなかった。
残り3宇宙のうち戦うのは2つの宇宙。もう1つの宇宙は、棒立ちであった。バトルロイヤル。それにしても不思議な構成だ。3チーム入り乱れての戦いをしないのはこの際構わないが、何故あと2チームというところで、こんなカスみたいなチームと戦うのだろう。第6宇宙が残るもんじゃねえんか?たとえば最初の天下一武道会の組み合わせを思い出してみたい。「バクテリアンvsクリリン」「男オオカミvsジャッキー・チュン」「ナムvsランファン」「悟空vsギラン」だった。ジャッキーと悟空の決勝戦を前提にマッチメイクされ、ベスト4の実力を持っているクリリン、ジャッキー、ナム、悟空がすぐに当たらないようになっている*1。まるで主催者が彼等の実力を正確に把握しているかのような組み合わせだ。
何故こんな事をするのかといえば、実力で劣る選手が2回戦以降に残らないようにするためだ。どうだろうか、これが「バクテリアンvsランファン」「男オオカミvsギラン」「ジャッキー・チュンvs悟空」「ナムvsクリリン」だったら、準決勝でランファンvsギランという低レベルな戦いが起こりかねない。創作物におけるマッチメイクは、不文律でありながらも避けられない事である。そこにリアリティなどという考え方の入る余地はない。ましてこれはバトルロイヤルだ。誰の作為がなくても弱者は勝手に淘汰されるべきものなのに、あからさまな雑魚キャラが淘汰されずに残っているのがおかしい。

*1:ギランとクリリンが微妙ではある