今週も叩かずにはいられないドラゴンボール超 #104

ビルスのそっくりさんはディスポだという。不可解なキャラデザだったが、双子の破壊神が似ていると明言して安堵する。触れられなかったらもやもや病になるところだった……とか言うと、配慮を欠いた不謹慎発言として有名人なら叩かれる。配慮と言うか知識が欠けている。
そっくりさんがセルのそっくりさんを追い詰める。元々セルのそっくりさんことヒットは、時飛ばしとかいう能力がなくても強い設定だったはずだ。そうでもなかったのか?悟空と再戦した時に使ったのは別の能力だったか。忘れた。脳を素通りしている。
そっくりさんは瞬時にスピードを数千倍に高めるから時飛ばしが効かないのだそうで、んでヒットはそのスピードにだんだん慣れて来たのだそうで。スピードが数千倍だの、それにすぐ慣れただの、そこまで行くとすごい!ではなくフーン!になってしまう。数千倍の意味わかってんのかよ。

悟空がヒットの危機を救うという不可解な展開。もうそれは甘いとかどうとかって次元じゃない。支離滅裂。糸人間だけが脱落し、そっくりさんは居残った。
それにしてもバトルロイヤルとは名ばかりで、大半の選手は観戦に回っていて戦っている様子がない。チームのほとんどが高見の見物を決め込んでいる。だぁらそれだったら試合時間やフィールドをもっと広く設定してって。大して広くない舞台と長くない時間で、なんでこんなに悠長に戦っているのか?
タイムシートっつうのか、この時刻には誰がどこにいて誰と戦っているかを設定するものじゃないのか、こういう話の場合。いやこういう話じゃなくても。カメラを撮っていない場所でキャラクターが動いているように感じられない。楽屋で出番を待っているように感じる。だったらトーナメントの方が良かったんでないか。異なるチーム同士の共闘、第三者の乱入による勝負の中断、あるいは決着、勝敗の保留といった乱戦の弊害が目に付く。
脱落する選手の数が露骨に少なくなってきている。選手が減ってきているから当然といえば当然だが、その割に試合時間はまだ35分もある。こりゃマジで30話先でも大会が続いているかもわからんね。おーこわ。