ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 9日目

+1時間15分
ゴロンの里に入る。長老の息子の鳴き声が響いている。本当に耳障りで一秒も長居したくない。泣き赤子の声が耳障りなのは、ユニクロのCMと同じ意図なのだろうか。わざと耳障りな音を流す事で、関心を持ってもらうという狙いか。ゲームで本当に耳障りにするのはどうか。そこはマイルドにして欲しい。本当にこんな鳴き声で連日連夜泣かれたら育児ノイローゼ待ったなしだ。ゲームが進行するかと思えば、長老を見つけなければならなくなった。手掛かりはほぼ0。「遠くへは行っていない」と言われても、全然長老など見当たらない。
しばらく彷徨うも何もヒントが得られず、今まで行った場所を再び回る。鍛冶屋らしき場所で、裏山に温泉があるという情報を得る。前にも聞いていたが忘れていた。裏山に行くと今度は温泉を墓石で埋めたという情報を得、墓石を破壊することで温泉が戻った。つまりゴロンの仮面を手に入れた時点でやっておくべきだったということだ。温泉の湯で氷を溶かせるようだ。この数十分は完全に無駄だった。セリフの内容をしっかり覚えていればよかっただけの事だ。
氷を溶かすという手段を得れば、もう2つ目のダンジョンは見つけたも同然だろう。そんな舞い上がった気持ちも時間と共に冷えてきた。何も進まなかったからだ。鍛冶屋の炉を溶かしたところで特に何も起こらず、里の近くにある氷を溶かしたところで中には温泉があるだけだった。この温泉から近い場所に溶かすべきものがあるのだろう。だが里にある氷は少し高いところにあるらしく、何度やっても溶かせない。鍛冶屋の時もそうだったが、氷に近づきすぎるとダメージを受けるし、遠すぎると溶けるイベントが起きない。謎自体は解けているのに、微妙な仕様のせいで無駄に同じことを繰り返させる事にイライラが募る。溶かせない氷の奥には大バクダン屋があるらしいが、長老を探す今は関係なさそうだ。
里で転がり続ける雪だるまが長老かと思って溶かそうと試みるも、タイミングが難しすぎて不可能。普通に体当たりで壊せた上、ただの門番だった。滅亡が迫る中新たな場所を発見し、やっと進めるかと思いきや、レース場とかで何の関係もなさそうだった。結局長老は見つからず、何一つゲームが進まず終った。再開した時には穴をふさいでいる氷も元に戻っているだろう。

さすがに2時間もろくに進まず手がかりも得られないのでは、イライラしかない。最初のダンジョンの場合は行動範囲が広く、多少迷っても冒険している感覚だったが、今回はなまじエリアが限定されているだけに、同じ場所を行ったり来たりするばかりで疲労感しかなかった。もう疲れた。謎が解けない時の謎解きアドベンチャーほど疲れるものはない。程々のところで解けてこそ気持ちいい。
「次はここを見てみるか」という候補がない。全くとっかかりがない。遠くへ行っていないという情報を頼りにするなら、スノーヘッドに行くのは無駄だろう。「凍っているかも」とゲームキャラが推測しておきながら凍っていないのは、ゲームとして問題がある。だから凍っていると考えるのが妥当。つまり室内にはいない。
氷を溶かして入れるようになった穴にはもう一つ温泉がある。温泉の湯は一定時間で冷めてしまう。裏山からでは絶対に間に合わない場所に村長がいるということだ。里の入り口があるエリアか、穴があるエリアの2つしかない。そして穴があるエリアなら裏山からでも間に合うのだから、里の入り口があるエリアにいるとしか考えられない。そのエリアにある氷はやや高い場所にあり、2度試しても解けるイベントが発生しなかった。他に氷は見当たらない。何とかしてあの氷を溶かすしかないのか?どんなに近づいても無駄だった。次2回試して無理だったら攻略サイトを見る。毎回こんなに行き詰っていたらいつまで経っても終わらない。