零 〜月蝕の仮面〜 30(3)日目

+1時間40分
やはり祭囃子には苦戦した。ダメージは思ったほど大きくはない。ただ攻撃を受ける度回復しなければならない。万葉丸は2回戦って20個くらい消耗。フィルム有限の場合はフィルムに気を使いながらだから、もっと減っていたかも知れない。やはり無制限は有り難い。それにしてもこのゲームは移動距離が長い。クリアだけを目指すと途中で疲れてくる。

厄介なのは祭囃子だけで、それ以外は何事もなくクリアする。ピアノは1回失敗。あまり早くやりすぎてもダメらしい。初回あれほど苦戦したのも馬鹿馬鹿しくなるくらい、今やただの通過点になっている。メロディを暗記するとどうということもなかった。鍵盤の光を頼りにしていては難しくて当然だ。

クリア時間は4時間も切れず、4時間7分だった。しかしランクはS。誰だ3時間未満なんて情報を下さったのは。Sランクを取れば、もうタイムアタックを改めてプレイする必要もない。ナイトメアの特典である「月」は、フェイタルフレーム時のダメージとポイントが倍になるというよくわからないものだった。装備機能ならともかく強化レンズだ。ミッションで試しにプレイするとスコアを次々更新。霊子も消費。つまり延のように装備で効果があるのではなく、零や滅と同じ系統で、フェイタルフレーム時に限って除霊能力が他より高いということだろうか。

これでやることはなくなった。咲かなかった怨念も多いが、どうせ完成は無理なのだからやっても仕方ない。やはり咲かせるには霊をある程度弱らせる必要がありそうだ。咲いたところでちょっと早くなる程度だろうし、頑張って見るほどのこともない。何回プレイしただろう。もういいか……。また気が向いたらイージーでのんびりプレイするだろう。気が向くことはそうはない。クリアして以降全くプレイしていない刺青は今少しやりたいと思っている。この作品ではバグで手に入らない「祭」で霊を虐殺してみたい。死んでるけど。

総括

一言で言うと、物足りない。初見のプレイ時間、マップのボリュームは十分だが、霊は種類が多い割にそれぞれの個性が薄く、印象も薄い。また強さの反面、ストーリー上の立ち位置が全くわからない人物がいる。あの弟子っ子は何だったのだろう。手記もないし、これといった主義主張もない。ただ強いだけだ。
なんであいつあんな必死なの。カンカンカンカン人の頭打ち付けてくるけど。師匠が面を飛ばしたり被せてきたりという攻撃方法なのに、なんで弟子っ子は暴力的なのだろう。そして誰なんだろう。手記を読み直すと触れられているのだろうか。誰も触れてなかったら、いよいよ誰だかわからなくなる。実は勝手に屋敷に住んでたんじゃないか。弟子とかじゃなくて。流歌が全く触れないのも怪しい。
ゲームの総括というか弟子の総括になった。良いんだよ総括とかできない人だから。