今週も不安なドラゴンボール超 #35

金髪ベジータ、略して金タの手加減した一発でフロスト撃沈こ。それは良いことだが、そんなもん悟空が最初からやっとけという話だ。フロストがとても卑怯で嫌な奴だったから、悟空は反則で負けてしまったってか。

わかるよ。悟空は極力相手に全力を出させた上で勝ちたいと思うタイプだよ。だから最初から全力を出さず卑怯な手で負けちゃったってのは理屈ではわかるよ。でも眠らされて負けるって何やのって話やの。伝説の超サイヤ人が睡眠針刺されて負けなんてそんな、しょうもない。超サイヤ人ゴッドの神話には続きがある。どうしてゴッドが現れたのに、結局は邪悪なサイヤ人の天下になってしまったのか?超サイヤ人ゴッドが敗れてしまったからだ。そう、邪悪なサイヤ人の睡眠針によって……!!!

悟空は相手の反則が発覚したため敗北を取り消され、ベジータの次に戦うことになった。悟空の負けという衝撃的な展開と、ベジータが負けた相手に悟空が勝つという2つの展開をやりたかったからこんな流れにしたんすか。ベジータの前に戦うのがスジじゃないかな。別に後でも良いけれども、結局一回負けた選手が理屈付けてまた出てくるっていうところに、スッキリしない感じがある。

悟空達がやられて大ピンチのところに現れて全員に勝つと思われたモナカが、実際は役立たずの可能性が高そうだった。ビルスがわざわざ自分で呼んでおいて、役立たずであることを隠す意味がわからない。悟空より強い者がいると言ってみたものの、実際にはいないから適当に探してきた者、というくらいしか理由が思い浮かばない。

次の相手にもベジータはなかなか超サイヤ人にならず、なったかと思ったら案の定金髪。ひたすら続く、地球の存亡を賭けた手加減バトル。自分の意志で手加減してるからね。敵側の策略で、青いのになれない結界でも貼られてるとかならまだ良かった。で、敵側の大将が「結界などいらん」と言って壊すなら納得できた。同人誌にでも描いてろ?やだ。