精神と時の部屋の出入口が復活していた。いや、それだけじゃあまだ何とも言えない。出入りする時は叫んでるんだよ。きっと。
修行後の悟空とベジータがヒゲを生やしていた。サイヤ人ってヒゲが生えるんだあ。じゃあ悟空はこまめに剃ってたんだあ。ベジータはＧＴ初期でヒゲが生えていたし、ナッパも生えている。矛盾とは言えないまでも、ひっかかる描写ではある。細かい描写を辿っていくと矛盾になるかも知れない。この程度のことで目くじらは立てないよ。もっと言えば、鳥山氏の描いたコラム中のイラストで、老人姿の悟空が描かれたことがあるが、そこでもヒゲが生えていた。違和感があるとするなら、今まで劇中で生えてた事がないからだ。
宇宙一強いモナカは乳首の化身か何かだった。大胆な設定だな。鳥山大先生の差し金か。鳥山大先生の乳首好きは有名だ。あらゆる分野の達人という設定の暗殺者が、書道で「乳首」と書いていたくらいだ。もっとも書道は二級だった。他が段位なのに書道だけ級ってところがユニークなところでね。
界王神とキビトが分離していた。ナメック星のドラゴンボールで分離したという。ポタラの方がナメック星人の力より弱いんだー。老界王神が、よく「分離したい」というだけの願いを許可したな。不本意に合体したという意味では老界王神も同じなのだが、魔女と分離して元の若くてカッチョイイ姿には戻らんのか。しかしなんで今分離したのかさっぱり意味がわかんねえ。
知性のない怪物を連れて来られても困るという理由から、ベジータが提案したペーパーテストでブウが落ちていた。斬新だな……。最低限の知性というなら名前を書ける程度で良く、ブウが寝るような計算問題など本来必要ではない。しかしこれで本当にブウが失格になってこのシリーズで戦わないとすれば、本当に斬新だな。良いとも悪いとも言えない。
多彩な技を持つブウを戦わせないデメリットを考えると、一発ネタのためによくやったなとは思う。もっともブウは不死身、技の模倣、吸収、菓子化、回復といった理不尽な能力を持っている。殺しが禁止だとすれば、場外負けか、能力の一部または大半を正当な理由なく封印するしかない。ブウがダメージを受けるようになったり、回復が使えなくなったり、技を模倣できなくなったりということだ。そんなブウはブウじゃないとも言える。
まだ試合が始まっていないから、どう転ぶのかわからないという点で楽しみではある。全体的に漂うギャグ路線の雰囲気を考えると、あまり引き締まった雰囲気にはなりそうにない。ますますラッキーマンに近くなる。もっともラッキーマンは別にギャグ一辺倒ではないし、越谷太郎あたりの絶望感は、そこらのバトル漫画とは引けを取らない。
次回予告で悟空が金髪になっていた。青ヤ人出し惜しみっすかー。少なくともゴリーザよりは体力があるんだろ？何故惜しむのか。手の内を見せたくない？手の内を見せたくないから、手加減して苦戦して、金髪になってどんでん返しだやったぜ悟空最強だぜって、思いまっか。ゴッド化は、増え続ける超サイヤ人の形態を一旦リセットして、黒と青だけにするという事だと思っていたが、ここに来てまだ金髪が出てくるとは思わなかった。
