今週も間延びしているドラゴンボールZ #274

ブウの体内の寄生虫が兄弟親子で登場し、口げんかするという想像を絶する内容だった。過去何人もの視聴者が言ってきたのだろうが、私も言う。「オラより顔がちょっと落ちるけど」なんて、悟空が言うわけないだろうクソ脚本家。
全てがアニメオリジナルのドラゴンボールGTという作品では、悪役が「どうした悟空、死んじゃったのか?」という世紀の糞セリフを吐いた。そういうセリフを吐くイメージのキャラクターでもないのに、突然そんなセリフを吐く。てめえで作り出したキャラクターにすら統一性を持たせられないんだから、他人の作ったキャラクターなんか操れるわけがない。
体内で悟飯とゴテンクス他の偽物が現れる。噂に聞いていたクソオリジナル展開だ。まあ偽物だから強さが本物という事はなかろう。ここは寛大に見てやろうじゃないかと思っていたが、悟空が「パワーは本物だ」と言った。お前それは禁句やぞ……。言うなよそれ。それ言ったらもう、擁護できない。
パワーは本物なのに、何故か割と簡単に偽物を倒せる悟空とベジータ。しかし偽物はダメージを受けない。絶体絶命の悟空とベジータはどうやって切り抜けたか?腹が減って食べ物を探していたブウは、ケーキを見た途端頭の中がケーキで一杯になり、偽物たちがケーキなどに変わってしまった!!!
筆舌に尽くしがたいゴミ話だった。こんなんアニメオリジナルとかどうとか関係ない。純然たるクソ話。ベジットを吸収した後は即地球を消そうとしていたブウが、腹が減ったからってフラフラしてケーキ屋でケーキ食うというのも、流れをぶった切っている。ただ偽物の強さは本物に及ばないというのは間違いない。「パワーは本物」なんてセリフを信用する必要がない。この時の悟空は生き返ったばかりで頭が錯乱状態にあったのだろう。