ときめきメモリアル2、3 3年目9月〜11月(535)

3年かけてときメモをプレイしようという遠大な企画も残り四ヶ月程度と、いよいよ大詰めになってきた。一つはっきりしているのは、この企画が完全に失敗だったということだ。毎週プレイしているならまだしも、こうして数ヶ月に一度、思い出したかのようにプレイする程度では何の感情移入もできない。本当にその学園生活を送っているような感覚を味わうつもりだったが、週に一度10分程度プレイする、という事があまりにも面倒臭かった。
ただ失敗するだけなら良いが、この企画を始めたことにより、3年間普通にときメモをプレイできないという弊害も発生した。ちょっと遊ぼうと思っても、企画と並行する気にはなれなかったからだ。
週に一度ちゃんとプレイして絵日記感覚で絵でも描いていれば、少なくとも自分にとってはそれなりに楽しめる企画ではあっただろう。勿体ないことをした。しかしカレンダーをめくるのさえ面倒臭くて数ヶ月放置するような人間である。そもそも無理があったのかも知れない。ちなみに10月は昨日めくった。

2 2001年8月20日〜2001年11月25日

+20分

  • 8月25日…光に誘われ、花火大会。
  • 9月17日…水無月に電話して爆弾処理。もはや光はちょっとやそっとではときめき度が落ちるとは思えないから、いっそ爆発させた方が良いかも知れない。
  • 9月23日…ボーリング。ターキーと言われても、ターキーが何のことかわからん。七面鳥か。
  • 9月27日…白雪に下校を断られる。しかしまるでときめき状態のような表情だった。好感度は普通のはずだし、白雪に好まれるようなパラメータではない。となると真帆だった可能性もあるが、真帆にしても容姿が低い相手には見向きもしないはずだ。真帆はやや乳がでかいとはいえ、制服ではよくわからない。

  • 10月8日…寿の爆弾処理でデート。前にも書いたと思うが、映画とコンサートのデートは、相手と同じ感想を持たないと高い評価を得られない。パンク系は好みだろうと思って「最高だった」を選んだら最低の評価を受けた。てめーの好みなんて知らねーよくそがー。
  • 11月3日…文化祭。文化祭で売るための小物を光の家で調達することになり、かつて主人公が光に買った指輪を匠が売り物にしようとしても、主人公は止めようとしなかった。主人公が覚えていなかったことにショックを受けた光は、それが大切な物だから売り物にはしないでとは言い出せず、文化祭当日になると「私は今とても悩んでいます」と言わんばかりの不自然な態度で売り場を離れてフラフラしていた。そこでやっと主人公は昔自分が買ってあげたものであることに気付き、売り場から指輪を取り返して光に手渡したのだった――。……めんどくせー奴だなという感想しか沸いてこない。そんなに大切なものを、売ってもいい程度の小物と一緒に保管しておくのはいかがなものだろう。そんなことより、クラスメートとはいえ男を部屋に入れるなよ。父さん許しませんよ。
  • 11月4日…紅葉デート。またしてもろくな選択肢がない難題が出てきて、結果×だった。「私の手より大きい葉っぱがある」という問いに対しどう答えれば正解なのか?「光の手が小さいんじゃ」「木の葉の種類はあるよ」「記念に持ち帰る?」全部糞だろ。「そういう葉もあるでしょうよ」みたいなのは、一番言っちゃいけない。「持ち帰る?」が多分一番マシなのだろうが、それにしたって、葉っぱなんぞを持ち帰る意味がわからない。結局手が小さいんじゃないかなと言ったわけだが、体のことを云々するのはよくなかったようだ。葉っぱ持ち帰るとか、そういう発想キライだわー。持ち帰ってどうすんの。何か特別な出来事があったならともかく、でかいだけじゃないか。