ドラゴンクエストV 天空の花嫁 8日目

+2時間
ボブルの塔。とりあえずゴンズをさっくり倒しておこうと思ったのだが、敵がかなり強い。普通に戦っていても味方がポンポン死ぬ。思えばここはもうかなり終盤。ろくにレベルも上げていないから苦戦するのは当然か。しかし経験値も4ケタが当たり前になっているから、レベルはすぐに上がっていく。度々宿屋に戻って回復した。
街に入ると勝手に人間キャラを入れるクソ仕様がSFCから変わっていない。宿屋に泊まった後ボブルの塔に戻ると、使うつもりもないサンチョが紛れ込んでいることに気付いて引き返す羽目になった。ストーリー上の都合かとも思ったが、そもそも人間キャラは主人公以外は外すこともできる。無理に入れ替える必要がない。この後、大神殿に入った時も勝手にパーティを入れ替えることに絶望した。モンスターを使うためには人間をルイーダの酒場に預けておかなければならないということだ。馬鹿すぎる。何のためのリメイクだ。モンスターをモンスと略すな気持ち悪い。「仲間モンス」で検索したら普通に使われているようで鳥肌が立った。もはやモンスターと書く方が異端なのかも知れない。今でも「データ」を「データー」と言うおっさんがいるが、モンスターもそんな感じで見られるのかも知れない。
ゴンズに勝った後一旦引き返し、ブオーンと戦ってみる。だいたい勇者がフバーハを覚える頃には勝てると踏んでいたが、二回行動の確率が非常に高く、攻撃力もSFC版とは比べものにならないくらい高い。しかもどうもスクルトの効きが弱い。20〜30しか上がらない。この程度ではほとんど意味がない。こんなに弱かったか?激しい炎を二連発をされるのも痛い。ほとんど灼熱の息じゃねえか。
これではゲマの方が弱そうだ、ということでゲマ討伐を目指すことに。バカ息子はライデインを覚えてさらにバカになった。敵が一人でもライデインを連発するのである。そんなバカに育てた覚えはない。ゲマは予想通りブオーンよりも弱かった。SFC版では頻繁に使ってきたやけつく息も使ってこない。味方が何度も死んで楽勝ではなかったが、なんとか勝てた。
SFC版ではここでゲマは死亡するが、リメイク版では「こんなところで死ぬまで全力で戦うわけがない」というよくわからない捨て台詞を吐いて逃亡。イブールの名前を口にすることもない。ゲマの改悪によって、DQ3でいうバラモスのような存在であったイブールの存在が極端に小さくなっている。本当に何故こんな改悪をしたのだろうか。何一つ良くなっていない。
なんて事はないイブールの一部下に父親を殺され、旅の途中で偶然鉢合わせ仇を討つ。その筋書きで何の問題があるのだろう。ボブルの塔で死なないにしても、父親殺しだけで十分憎いのだから、デモンズタワーの時にまでしゃしゃり出てくる必要はなかったろうし、イブールが殺された時も「まさかイブール様が倒されてしまうとは!」と狼狽して魔界に逃げるなら何の問題もなかった。ボブルの塔で死ななかったことが問題なのではなく、ゲマに関する改変のほとんどが改悪としか思えないことに問題がある。いちいちオリジナルとの違いをあげつらうと原作原理主義者と言われそうだが、それはその通り。最初にPS2版をプレイしていたら全く違和感を覚えなかったかも知れない。ただDQ5は他のリメイクと比べてもシナリオの変更が多い。気になるのは仕方がない。
ドラゴンオーブを手に入れて終了。大神殿で天空の鎧を手に入れるつもりだったが、最後の鍵が必要だった。