オウガバトル64 29日目

+1時間30分
37話。魔女の館もショップもない攻城戦。ここでは17ユニットと、史上最多の敵ユニットが登場する。解放すべき拠点などはないので無視しようと思えば無視できるが、敵とのレベル差が大きくなってきているから、全部倒して経験値を稼ぐべきだろう。レベルの低い順から9ユニットを攻め込ませ、残り1ユニットは本拠地を守らせた。レベルの低い連中でも結構戦えた。1,2人倒すだけで獲得経験値が100になる。このゲームは101以上の経験値を手に入れることはできないので、一気に経験値100を獲得するのはあまり良いことではない。とはいえ倒せるところをわざと撤退するのも馬鹿らしい。ドラゴン2匹とドラゴンマスターのユニットはかなり使えるが、エンチャンターとゴーレム2体はあまり使えない。全員通常攻撃だし、ゴーレムは防御力が高いとはいえ、魔法使いや弓使いなどがいれば後衛のエンチャンターが狙い打ちにされる。
左側の城壁を守っているパラディンのユニットが非常識な攻撃力だった。ボスでもないのに一撃で80くらい与えてくるので、こちらは1回くらいしか攻撃できない。このユニットは他のユニットと違って全く回復アイテムを持っていないので、指揮官のHPをちまちま削っていた。しかしギルバルドがクリティカルで130ダメージを食らって死亡。攻撃力が高すぎだろう。
他に嫌だったのは後衛にヒドラがいるユニット。眠りの追加効果があるブレスはかなり凶悪だった。それ以外はそれほど厄介なユニットはいなかった。ボスのユミルもリーダーの前ががら空きな上、本来4体いるダニカの騎士が2体に減っているのであまり苦戦しなかった。ユミルの使うブルースパイラルは全体に80前後のダメージ。確かに強力だが、兄のアムリウスの方が連続でダメージを受ける分死ぬ危険は大きい。
ダニカ神の復活を阻止するため再び戦いに行くというマグナスに対し、フレデリックは「必ず生きて戻ってこい」と発言。前のプレイでは「君は戦いで全てを解決しようとしていないか?」と詰られたのだが。やってることはほとんど変わらないのに不思議な話だ。

+1時間
38話。ここの敵は18ユニット。ここに来てえらく敵が増えてきているが、難易度自体は下がっている。レベルの低いユニットから戦わせているにも関わらず、さほど苦戦しない。使えないと思っていたエンチャンターとゴーレム2体のユニットも、敵との相性が良いらしく、一組で3ユニットのレギオンを壊滅させた。敵が直接攻撃系ばかりだと弱点のエンチャンターに攻撃が当たらない。
ボスのタムズは攻略本では「攻撃力がメチャクチャある」と書かれているが、城にいたパラディンと大して変わらない。あのパラディンは何だったんだ。

+25分
39話。あと3話。今更ちんたらとやってられない。ここからは最大の戦力を惜しみなく使うことにする。マップが小さかった事もあるだろうが、これまでの半分以下の時間で攻略。ほとんど1回の戦闘で敵を全滅させている。無限増殖をしなくてもこんなに楽に勝ち進めるとは思わなかった。
次はまたも攻城戦。その前に今まで使わなかったパワーアップアイテムを全てウルトラマグナスのユニットに投入。攻撃力が121というわけのわからん領域に到達した。もうウルトラマグナスのユニットだけで事足りるな。

+20分
40話。ウルトラマグナスのユニットのみで、本拠地に来る以外の敵を全て倒した。爽快だが面白くはない。今まで苦労して17ものユニットを育成してきたのは何だったのだろう。本拠地防衛や拠点解放などで他のユニットも必要とはいえ、17ユニットは多すぎたか。それでもどのユニットもレベルは低すぎる、ということはなかった。トレーニングもあまりしていない。ミッションでの敵との戦いで十分レベルは上がっていく。
このゲームは面倒なだけで、難易度自体は高くはないようだ。攻略本を見て敵の出現位置を全部把握しているから簡単で当然か。


+2時間
最終話。今更敵に苦戦するわけでもないので、固有キャラだけで構成されたユニットを3組作る。マグナス、アンキセス、ディオ、ヴァド、カトレーダのユニット。ゼノビア5人衆。レイア、メレディア、リーデルアスナベル、エウロペアのユニット。トロアだけが余ってしまった。
もう拠点の解放にも気にしない。ここで全部制圧だからってグッドエンディングにならないのなら、どう頑張ってももうグッドエンディングにはならないだろう。
最初にいる敵には全く苦戦しなかったが、やはり最終ボスのダニカだけはとてつもない強さ。ゼノビア5人衆で挑んでみると、1回の戦闘でデボネアサラディンが死亡。途中で逃げなければデスティンも死んでいたかも知れない。反則的な強さだ。仕方ないので一旦撤退して体勢を立て直す。
魔界の森からはどんどんと魔界の住人が出現している。ひょっとして無限なのだろうか。
マグナスやデスティン達では勝てそうにないので、やはり最後はウルトラマグナスに頼った。一人死んだものの、1回の戦闘で撃破。

これでようやくエンディング。攻略時間は65時間ほど。思った以上に早かった。今までバッドエンディングしか見たことがないので、普通に物語が進んでいくエンディングは新鮮だった。
仲間にした固有キャラはゼノビアのデスティン以外を除く全員が登場。これは仲間にしていなかったり、途中で死んだ場合は当然出てこないわけだよな。メレディアとリーデルが一緒に出てきているシーンは、リーデルが仲間になっていなかったらどうなっていたのだろう。アスナベル、トロア、カトレーダが出てくるシーンなども、カトレーダが死んでいたらどうなっていたのか?必要なメンバーが揃っていないとイベントが発生しないのかも知れない。

ゼノビア人を一人も仲間にせず、ビスク、シィン、カース、パウルといった連中を仲間にした場合のエンディングはどういうものなのだろう。かなりジメジメした感じのエンディングになりそうだ。かなり気になるが、その確認のために65時間もやろうとは思えない。そこは便利なインターネッティングに多分情報があるだろう。動画があればなお良し。ざっと検索してみたが、全然見当たらない。そういうものか。オウガバトルシリーズはマイナーなのか、ひょっとして。

カオスフレームは99。最後のマップで何箇所か制圧したからだが、グッドエンディングなのは間違いないだろう。バッドエンディングに比べると内容がよくわからない。

大いなる戦いでフレデリックが死に、マグナスが後を継いで王になる。王になったマグナスが仲間を引き連れて大いなる戦いに参戦。その後、東方騎馬民族を退ける、という流れなのだろうか?

ともかくやっと終わった。自軍が弱い上アラインメント調整がままならない序盤が一番苦しかった。戦闘が一番辛かったのは11話。3,4回はやり直しただろうか。マスタークラスへのクラスチェンジに向けてアラインメント調整をしなければならない中盤もなかなかに面倒だった。ほぼ全員がマスタークラスにチェンジした終盤では、戦闘で困ることはほとんどなかったが、アラインメントが極端に偏ったユニットばかりだったので解放が面倒だった。

一言で言えば面倒なゲームだった。難易度が高いのではなく、ひたすら面倒で時間がかかるのだ。ただ今回のようにアラインメントに気を使い、役に立たなくても色んなクラスを作りながらプレイした方が、時間はかかるものの手応えもあるし面白いのは確かだ。グッドエンディングだけを見たいのなら、どんなモラルでも解放できるアラインメントのキャラクターを何人か用意しておき、あとは敵を殲滅するためだけのユニットが2,3組いれば十分だろう。