高橋名人の冒険島3

+11時間50分
ゲームは1日1時間!と言ってる本人が主人公のゲームはどれもこれも1時間でクリアできそうにない。このゲームもクリアしたことがない。
一番難しいのは一作目で、それ以降は簡単だという話を聞いた事があるような気がするので安心していたが、実際は全く違っていた。べらぼうに難しい。単純に比較はできないものの、これまでプレイしたアクションゲームの中で一番難しい。高橋は基本的に一回敵に当たったら即死である。恐竜やスケボーに乗っている時は一回当たっても大丈夫だが、ダメージを受けた際に吹っ飛ぶので、そのまま敵にぶつかったり穴に落ちたりして死ぬことが多い。

エリア1〜4

1時間30分ほどでエリア5まで進む。エリア4のボスが全く記憶になかったので、自分の最高記録はエリア4の途中までだったのだろう。とりあえずその記録は越えられた。コンテニューはエリアの最初からになる。パスワードはなし。つまり今日クリアしなければならないわけだ。今更エリア1からやり直す気力もない。何エリアあるのか知らないが、おそらく8くらいだろう。5エリアだとまだ半分しか終わっていないということだ。3,4時間はかかるのかも知れない。

エリア5

エリア5は予想に反し、1時間かかっても全く進めなかった。突然難しくなりすぎじゃないか?5−1でワープゾーンを発見。しかしマグマの上にあり、赤い恐竜に乗っていなければ入ることはできそうにない。赤い恐竜は1匹しか手に入れていない。ステージの途中で赤い恐竜を手に入れる事はできないので、ワープゾーンに辿り着くまでに恐竜がやられたら一巻の終わりだが、進めそうにないので覚悟を決めて赤い恐竜に乗った状態で5−1をプレイ。無事ワープゾーンに辿り着いた。そこでは3種類の恐竜を1匹ずつ補充できる上、隠しステージへのワープもあった。
ここでワープを通らずに元のステージに戻って死ねば、恐竜を1匹失うものの、その他の恐竜を永遠に増やし続けることができる。後々有利になると思って赤い恐竜と緑の恐竜を増やし続けたのだが、途中からワープゾーンに辿り着く前に連続で死にまくり、ついに赤い恐竜を全て失ってしまった。ソフトをぶん投げてやろうかと思った。まさか5匹まで増えた恐竜を全部失うとは思わなかった。赤い恐竜がいなければワープゾーンへは行けない。つまりもう稼ぐことはできないし、隠しステージに進むこともできない。
やむなくワープを使わずプレイ。全く進めない。しかし5−4で偶然ワープゾーンを見つけ、6−1までワープ。

1時間30分もかけたエリアを最終的にスルーするのはどうもスッキリしないが、ともかくこれであと3エリア(多分)。

エリア6

難易度が凶悪になってきた。死ぬ度イラついていると心が持たないので無心でプレイし続けた。2時間30分かけて6−6のボスを倒す。死んだ回数は以下の通り。

  • 6−1…31回(29回クリア)。このステージを29回クリアしたということは、エリア6で29回以上コンテニューしたということだ。難しいステージではないが、1回死んだ時点で残り3機もわざと死ぬことにしていたのでこんな回数になった。

  • 6−2…28回(24回クリア)…途中でワープを発見。ワープが多少面倒な箇所にあるので、ワープの失敗などで度々死んだ。卵はブーメランで壊す。

  • 6−3…6回…ワープで飛ばしたので1度もクリアしていない。
  • 6−A…32回(12回クリア)…なかなかクリアできなかった。コツを掴んでからはほとんど死ななくなった。今思うと何がそんなに難しかったのかわからない。

  • 6−B…33回(8回クリア)…6−Aに比べれば簡単なはずなのだが、わけのわからんミスを連発した。背景に同化しているカエルが嫌らしい。
  • 6−6…33回(1回クリア)…ステージは途中で手に入るプテラノドンに乗っていけば簡単だが、ボスの倒し方がわかるまでに30回ほど死んだ。ボス戦ではプテラノドンは役立たずなので、ゴール手前の敵とぶつかって殺しておく。

エリア7

7−6は30回のうちボスの所に辿り着いたのがたった2回。さすがに嫌になってきた。しかしなんだかんだ言いながらも、何十回もやるうちに死ぬ確率が減ってくる。敵の出現パターンも行動パターンも一定だから、繰り返しやると自然に上達してしまう。高橋の掌の上で踊らされているようで腹が立つ。約2時間45分でクリア。

  • 7−1…11回(28回クリア)。途中でワープゾーンを発見。この穴の中に入ると7−Aに行ける。

  • 7−2…1回(14回クリア)
  • 7−3…12回(11回クリア)
  • 7−4…24回(8回クリア)
  • 7−5…6回(5回クリア)
  • 7−A…16回(13回クリア)。雑魚の位置を覚えれば簡単なステージ。

  • 7−B…12回(10回クリア)。難しくない。7−AとBは6−A、Bよりもずっと簡単だ。

  • 7−6…43回(1回クリア)。とにかくステージがクリアできなかった。30回ほど死ぬとさすがにコツがわかってきて、ボスまで辿り着く確率が高くなったが。ボスを倒せたのはほとんど偶然。この時負けていればさらに何十回とやり直していた恐れがある。

エリア8

ここまで来たらもう後には引けない。深夜になろうが朝になろうがクリアまでプレイする覚悟を決めた。

  • 8−1…45回(31回クリア)。難しくはないが、カエルやカラスのことを忘れてうっかり進みすぎると確実に死ぬ。このステージでも1度のミスで3回自殺したので、死んだ回数は多い。

  • 8−2…30回(26回クリア)。ここも難しくはないが、このゲームは一瞬の油断が命取りになるので、死んだ回数は多い。マリオやロックマンなどは油断しまくりでもそう簡単には死なない。あんまりシビアすぎても面白くないんだぞ高橋。

  • 8−3…22回(12回クリア)。時間制限とゴール手前が辛いステージ。攻略法がわかっていても何度も死んだ。何らかの武器を装備していないとクリアは不可能。ゴールの手前にはワープゾーンがあるが、ワープしてもワープを使わない場合とステージ数は全く変わらない。どちらに進むかは好みだろう。自分の場合は8−Aを全くクリアできなかったので、ワープは使わなかった。

  • 8−4…3回(10回クリア)。かなり簡単なステージ。敵も弱く、時間の心配も無用。余程酷いミスをしなければ死ぬことはない。穴が多いので、落ちないように気をつける。
  • 8−5…19回(9回クリア)。時間制限がかなり厳しい水中ステージ。自分ではハンマーがないとまずクリアできない。こんな終盤でストレスの溜まる海中ステージを出す開発陣は本当にサドだ。そもそも高橋の時間制限のシステムが嫌いだ。ゴール手前で時間切れになるとやるせない。

  • 8−6…23回(1回クリア)。ステージが難しい。やはり何度も死んでステージの構造を頭に叩き込まないと安定してボスの所までは行けない。ボスは攻撃を避けるのは難しくないが、かなり体力があるので厳しかった。10回くらいは戦ったかも知れない。


明け方4時でいい加減やめたかったということもあり、最終ボスの第2形態はポーズを連打して本体を見極めるという卑怯な手段を使った。

クリアした時は感動よりも、やっと解放されるという安堵の方が大きかった。自分がプレイするには荷が重いゲームだった。誰だ簡単なんて言ったのは。誰も言ってないか。