ときめきメモリアル2Substories 〜Dancing Summer Vacation〜 1日目

+100分
これは大昔に買ったゲームだが、このゲームのセーブデータがあると次にプレイする予定のゲームで若干展開が変わるらしいので、先にこちらをプレイしておく。PSのセーブデータは全部保存してある筈なのだが、このゲームのセーブデータだけはどうしても見つからなかった。
ときメモ2は最初に買ったギャルゲーであるせいか、特に好きなキャラもいないのに関連グッズを買い漁っている。具体的にはサブストーリーズ3作、PCのタイピングソフト、画集、攻略本、ひびきのウォッチャーという雑誌4冊。他にもグッズは山ほどあるが、別に全部集める気はない。金銭的にむり。
サブストーリーズが3作揃ったのは今年になってから。1作目は5年以上前に買ったが、2本目を買ったのは去年。数年前から近くの店に新品で売っていたのだが、2800円という高額だったため手が出せなかった。ところが去年の年末に店に行ってみると、何年も売れなかったためか600円に値下がりしていたので即購入。数年間我慢した甲斐があった。残る3作目は近くの店にはなく、遠出する機会があればゲームショップに行って探していたが、全く見つからなかった。あと1本だし手段は選んでいられないということで、3月頃から毎日楽天の在庫をしつこくチェックして何とか手に入れた。これが4月のこと。だが3作目は未だにプレイしていない。やりたくないわけではないし、むしろやりたいからこそ買ったのだが、この8ヶ月は色々と忙しかった。
まず、特に意味もなく、家中に散らばっている自分の写真を集めて整理した。家族写真と学校の集合写真しかないが、それでも今より遙かに幸せな自分がそこにいて悲しくなった。中学時代の写真がほとんどなくてさらに悲しくなった。当時の自分は写真の購入を拒否していた。友達もいない暗い学生時代の写真なんか買ってもしょうがないと。そう思っても無理はないし、昔の自分は責められない。ただ今となっては後悔しか残っていない。買っておけば良かった。別に自分の中学時代の顔を記録しておきたかったわけではないが。むしろ欲しいのは別の人の写真だ。自分の写真なぞにはあまり興味がない。自分の写真を整理したのも、そこに写っているであろう別の人を見るためだ。
写真を整理しただけではない。他にも色々な事をしていた。この家には長年手つかずのまま放置されている箇所がある。10年や20年どころではない。それが気に入らなかったので、この際掃除することにした。掃除してたら40年前の新聞が出てきたので、番組欄を見てみたらその時から森進一やら森光子、ザ・ドリフターズなんかが出てて、こいつらいつからテレビ出てんだよと思ったり、その後出てきた曾祖父のアルバムを見てみたら、曾祖父や祖父の家族写真があって、その曾祖父よりもさらに20歳ほど年上の謎のババァが写真に写ってて、こいつは誰なんだと思いつつも、この家には100年くらい前から色んな人が住んでたんだなあと感慨深くなったりしてたら日が暮れていた。
と、こういう毎日を過ごしていたらいつの間にか年末になっていた。何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をしてんのかわからなかった。まあとにかく、ゲーム以外の現実逃避に忙しかったわけだ。話がときメモと関係ない?大丈夫。ここまで読む人なんかいないから。ある企業の調査では、ブログの文章は余程魅力的でない限り、200文字以内に50%の人が、400文字程度で全体の90%の人が読むのをやめるそうだ。というのは今作った嘘だが、ここまで読む人がほとんどいないのは確かだ。もしここまで読んでいる人がいるならある意味凄いと思う。お暇ですか?それとも極度のマゾの方ですか?
ではようやく本題に入ろうか。サブストーリーズにはそれぞれ3人ずつのメインキャラクターがいる。2作目は伊集院、赤井、一文字。金持ちの褐色チビと男勝りのチビ女とボク女という、人によっては苦手な三人衆だろう。3作目は陽ノ下、水無月、麻生のときメモ2全体のメインヒロインといっていい三人。この1作目では寿、白雪、八重というあまり統一感のない組み合わせで、2,3作目のメンバーが先に決まった後で残ったメンバーを集めた感じだ。あくまで印象なので実際はそうではない。
特に好きなキャラはいないとは言ったものの、この作品に出てくる八重と白雪真帆の方は割と好きだ。見た目が。八重は見た目だけではなく、人を寄せ付けない性格が自分と似ているし、その上最初から1年留年している。退学することもあって非常に親近感を抱いている。境遇が自分とまるで同じだからだ。見た目と成績の良さが全く違うが。どうも暗いキャラは成績が良くないと駄目らしい。ときメモ3にも暗い過去を持つキャラクターがいたが、ご多分に漏れずスポーツ万能、成績優秀だった。
ゲームを始める前にEVSデータを作成しておこう。EVSデータとはキャラクターに自分の名前を呼んでもらうために必要なデータである。所詮音声を合成しているだけなので、よくある名前でないとかなりぎこちない声になってしまう。こういう時は田中君や佐藤君は幸せだろう。あとたろう君やひろし君なんかも全く違和感がない声で呼んでくれる。自分も名前はともかく名字は普通なので、全く違和感がない。最近のギャルゲーならどんな名前でもある程度自然な発音になっているのだろうか。
ちなみにデータの作成には別のCDが必要。陽ノ下、麻生の二人は「ときメモ2」本編のソフトで作成できるが、他のキャラクターは「ひびきのウォッチャー」という2000円の雑誌に付属するCDが必要だった。しかもCD付属の雑誌は3号ある*1。全て揃えていたら6000円である。ただの音声の合成ソフトに6000円も払わせようとするコナミが恐ろしい。全部買う自分も自分だが。因みにコナミの恐ろしい商法は今でも続いていて、テレフォンカード50度数13枚セットを2万円で販売している。それを買うファンがいると思うと恐ろしい。自分もときメモ2関連商品にかなり金を使ってきたとはいえ、全て合わせても2万いくかいかないかだ。熱狂的なファンはテレフォンカードどころか、等身大フィギュア(47万2500円)なんかにも手を出していそうだ。財力のある人達が羨ましい。
ではようやく本題に入ろうか。まずはゴキブリ女こと寿美幸ルートクリアを目指す。このゲームで厄介なのはミニゲームDDRの点数で展開が変わることだ。DDRは一時期ハマッていた。毎日のように専用コントローラーで必死に足を動かしていたが、さすがに今回は専用コントローラーを出してくる気にはなれない。ただコントローラーではまともにやったことがないので高得点が出せるか不安だったが、意外と簡単にSSが出た。
やー、しっかしめんどくせー。アドベンチャーだりーわ。攻略サイトには頼りたくないからフローチャートを作りながらプレイしているが、多分途中で投げ出すと思う。それがニートクオリティ。ちなみにこれが現在のフローチャート

一向にDDRの腕が上達しない寿に主人公が指示していくことになるのだが、その際に表示される「寿さんをコントロールしてください」というメッセージが妙に笑える。さん付けなのにコントロールと道具扱いしてるところが。

*1:4号にはCDはついていない