SARS2発生から107週目

陽性者数は過去最多更新2週目。先週比は全国が170%、東京が186%で、増加9週目。最も陽性者数が多かったのは全国が土曜、東京が金曜。増加前から739倍で、過去最多の3.1倍、夏の拡大前の49倍、去年冬の最多の11.5倍。

一日単位の増加比は最大2.1倍で、最少は1.5倍。増加ペースの失速はもはや否定できない。増加比の減少ペースが一日平均9%なら2週間後、5%なら3週間後くらいに減少する。横ばいになれば更に先となるが、いずれにせよ減少は時間の問題だ。

悲観論者はピークアウトが近いと予測すると癇癪を起こし、無責任な事を言うな、何の根拠があるんだと喚き立てる。減ると困る事でもあるのか?悲観論ばかり述べて状況が良くなれば「我々が警鐘を鳴らしてきたおかげだ」とでも言って勝ち誇りたいか?何故か悲観的な予測に対しては、支離滅裂な試算でもだんまりだ。

そもそも無責任なのはお互い様だ。増加比が下がり続けていると指摘しても、「検査が追い付いていないだけだ」などと言うだろう。前もそう言っていたが、普通に減った。無論実際にどうなるかなどわかるわけがない。ただし今のところは、数日前の予測と似たような推移である。

重症者数は平均633人(+360)、死亡者数は258人(+73)。今後しばらくは重症者数、死者ともに激増が予想される。前回の波の死亡者数は443人が最多であり、超える可能性が出て来た。