今週もひどいドラゴンボールGT #48(2周目)

ライターで葉巻を吸いだすシェンロン。悪い奴は喫煙者という図式は喫煙行為が槍玉に挙げられる前から存在するわけだ。だが喫煙と人格を結びつける必要はない。単に喫煙という行為により周囲が悪影響を受けるという事実があるに過ぎない。いずれにせよ不良のシェンロンにはインパクトがあったものの、思わせぶりに登場した割には出番はこれで終わりだ。一星龍が他のボールを吸収した時はこの龍に戻っても良かったのではないか。足がないのが不自由か。

ドラゴンボールは使うとマイナスエネルギーが貯まる。本来は100年に一度程度使うのが理想だが、地球では多用したため邪悪龍が生まれてしまったという。かつて邪悪龍が生まれた星では周りの銀河も滅びたそうである。何故かつてドラゴンボールがあって、それが多用されたのか。ちゃんと設定してんの?それにしても100年に1度とは随分甘い設定だ。人を大量に生き返らせたり破壊された惑星を復活させたりといった、自然の法則を捻じ曲げるような事も100年に1度はやって良いのか。どっちにしてもさ、使った後は1年間石になって集められなくなるんだよ。集めても意味がないんだよ。その設定を最初から100年にしておけよって話だよ。

ドラゴンボールナメック星人の専売特許ではないのか?何らかの形で人間の欲望を達成するような事をするとマイナスエネルギーが蓄積し、マイナスエネルギーが蓄積すれば邪悪龍が誕生するという事でもあるまい。ドラゴンボールでなければ龍である必要がない。銀河が滅んだというかつてのケースについてどこまで設定しているのか問い詰めたい。