３ヶ月無料で試用した。
人気順検索
使わなかった。元々あまり関心がない。気になるのは自分の作品が特定のタグで最下位かどうかだが、それは時折行われる１時間試用キャンペーンで十分確認できる。
再投稿機能
一度投稿して完成とみなした作品を、修正することはまずない。全く使わなかった。それ以前に二ヶ月程度ではほとんど投稿しない。
sensei見放題
解説動画の高画質版が見られるという。目が腐っているせいか、低画質と高画質の差がよくわからず。プレミアム会員はテキスト版も見られる。動画をテキストにしたもので、詳細に確認はしていないが、テキストに使われている文章も画像も、多分動画の中に出てきている。「無料では絶対見られないもの」というほどのものではない。
常に全ページが見られるのはプレミアム会員だけだという。この特権は大きいが、講座を受ける必要、もしくは気のない投稿者にとっては全く関係ない。また将来全講座が公開され、更新が終了してから一ヶ月だけ加入して全部見るという手もある。貧乏くさい？くさいんじゃなくて貧乏なんだよ。
もう一つ「別の教本を買う」という手もある。ネット限定、会員時限定という制約を受けることなく、思う存分見られる。「他の無料の講座を見る」とか「見ない」とかいう手もある。手じゃねえな。
予約投稿
使わず。どの時間帯が狙い目とか考えて投稿したことがない。そもそも常に部屋にいるから予約する必要がない。１週間以内という期限も短い。
ランキングレポート
500位以内に入らないと順位は明らかにならない。500位以内に入るのは各部門で当然ながら500人ずつであり、大多数の投稿者はランキングには入らない。「みんなの新着作品」を見ると、1000ページ目の最後尾の作品が約15時間前の投稿だった。1ページ20作品だから、15時間で2万作品投稿されていることになる。様々な部門があり、投稿数が少なく相対的に500位以内に入りやすい部門もあるかも知れないが、それでもごく一部であることに変わりはない。大多数の投稿者にとっては関係ない機能だ。もっとも自分の場合は入れないのではなく、入らないだけだ。あえてね。自分がランキングに入ることで、一人漏れてしまうからね。
アクセス解析
１日ごとの閲覧数、評価、ブックマーク数は入会後からの記録となる。１ヶ月だけ加入して、これまでのデータを調べる事はできない。全作品の閲覧数、総合点、評価回数、コメント数、ブックマーク数の合計値は無料会員時のものも含まれるが、手間を掛ければ自分で計算することもできる。閲覧数は性別の比率もわかるが、６割が性別不明だった。そもそも性別にはあまり興味がない。フォロワー数は匿名によるフォロワーも含まれ、これは無料会員では見られない。
アクセス解析のデータを一括ダウンロードする機能はない。
リンク元表示はあまり役に立たない。「検索」は具体的なキーワードと件数がわかるから参考にはなる。それ以外の「Pixiv公式アプリ」「その他のページ」などの詳細がわからない。「このサイトから来ました」にしても詳細がわからず、どこかのサイトから大量のアクセスがあったとしても、具体的なページは結局自力で探すしかない。個人サイトをやっていた人ならわかる「ime.nu」の恐怖に近い。まあ、どこにもリンクされてないけど……。
作品への評価は通常10点ごとに通知されるが、100点を超えると100点ごとの通知になる。運が良くて100点という投稿者の場合、100点以降の貴重な10点がわかりづらくなるという点が不便だった。アクセス解析を使えば100点を超えた作品への評価も詳細に知ることができるから、便利といえば便利ではある。しかしそれは別に、管理画面で投稿作品の点数をチェックしておけば済む話だ。
結論
人によって求めているものは違うのは当然だから、自分の感想だけを述べる。どれも「少し便利」という程度のもので、劇的に何かが向上するわけではない。年間6000円は出せない。
余談
解約しようとすると「人気順検索が使えなくなります！」というページが表示される。「次へ」をクリックすると「アクセス解析が使えなくなります！」というページが表示される。「次へ」をクリックすると「広告が出るぞ！」。「次へ」→「閲覧履歴が使えなくなっぞ！」→「次へ」→「再投稿できなくなっぞ！」→「次へ」→以下ループ。
想像を越えるしつこさだった。しかも決意を鈍らせるほど魅力的な機能が特にないというのが、また悲しい。
